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切削刃物の設計・製作・管理(その6)
切削刃物の設計と製作について、これまでの5回において述べてきた大項目は1.切削作用、2.切削抵抗、3.切削刃物の耐久力、4.切削刃物の評価値、5.切削刃物の設計、6.切削刃物の製作、その途中までであった。今回(第6回)は引続いて、切削刃物の製作の内の(3)切削刃物の付刃(高速度鋼を付け刃する方法、ロ…
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プレス工具にプラスチックの利用
プレス加工で少量生産を行うことは、金型費用の問題で採算が合わないとされていた。しかし近年では、亜鉛合金による型の製作が行われるようになり、さらに最近では、合成樹脂材料の進歩に伴って、プラスチックツールの利用が盛んに研究されており、やがては金型よりも強いものが出現しようとしている。ここでは、工具用とし…
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自転車のJISを中心として
工業標準とか規格といえば、なにかむずかしい肩のこるものだと思われがちであるが、けっしてそんなものではなく、空気の中に住んでいる人間が、その有難さを知らないのと同じであり、私達日常生活は、そのほとんどが、ある取決めによって乱れなく経過しているし、行動しているのである。自転車を中心として、工業標準化の歴…
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経済的な規格公差の決め方と管理のしかた
統計学の考えが工場に入り込んでから、ようやく正しい公差の決め方ができるようになり、さらに最近では最も経済的に決める方法が現れてきている。ここでは、経済的な公差を実際に決める方法とさらに管理の方法について、参考文献の紹介をかねて説明する。Ⅰ.工程能力のつかみ方(製品のできばえとばらつき、ばらつきの単位…
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作業研究入門
生産性向上に資する要素として三つのSの効果が取上げられる。すなわち、単純化、標準化、専門化であり、これを達成させるためには、なんらかの形で、作用研究の過程を経なければならない。作業研究が歩んできたその初期には、時間研究および動作研究として別々に発展したが、その後両者は最終目標が同一であることを認め、…
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電気アプセッターによるハブの鍛造
昭和28年度自転車産業振興費によって、委託研究のため輸入された英国OMES社製SI号型電気アプセッターを用いて、自転車ハブの鍛造を行うに当り、電気アプセッターの基本的な解説と、左クランクおよびハブの鍛造については、すでに本誌に記述されているので、ここではその工業化について考察してみる。記述項目は次の…
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300トンプレスによる特殊クランクの鍛造
300トンフォージングプレスによるクランクの量産研究を行うため、(株)高木鉄工所が輸出向ないしはサイクリング用として考案した特殊型クランクについて実用してみた結果の概要を報告する。もちろん本機は、鍛造のすべての工程を同時に行い得るような万能的自動機械ではなく、一部の成形工程を合理化して、肌の美しい精…
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タップネジ立の自動化設計研究
自転車ハブ用のナットは、その厚さが普通の場合よりも比較的大きいので、現在市場にある薄ナット用の自動ネジ立て機では具合のわるいものがある。今回設計してみたものは、このような厚さの大きいナット用のネジ立て機で、ベッドタップを水平に用いたものである。ホッパーの中に六角のナット素材を投入し、これを一定方向に…
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回転研磨の研究
従来使用されていたバーレル仕上の研磨材は、エメリーあるいはアランダムの#80以下の粒子、天然の川砂、海砂などで、長い経験によって使われ、検討はあまり行われていなかった。最近のバーレル仕上法の進歩は、専用の研磨材と、配合するコンパウンドが急速に発達したからである。ここでは、バーレル仕上がどのような方面…
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フレーム塗装下地処理法の研究
金属製品の塗装を行うに当たって、塗料の性能を最大限に発揮せしめ、塗装の目的である素地金属の保護と美化の効果を完璧ならしめるためには、その第1歩として、まず被塗物の素地表面の調整、すなわち、下地処理を適切かつ完全に行うことが肝要である。ここでは一般に行われる塗装下地処理方法について説明し、なお当所で行…
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モーターバイクの台上試験
この報告は、自転車生産技術開放研究室が、昭和30年度に購入した、ドイツのクラインゾルゲ・モーター試験機製作所製のテストスタンドによるモーターバイクの性能比較試験の結果である。50cc級の小さなモーターバイクの場合は、各種の損失の占める割合が大きく、補正を要し、車自体の伝達損失や走行抵抗についても、実…
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モーターバイク用ブレーキの実験
自転車のブレーキがリムブレーキから次第にバンドブレーキ、内拡式ブレーキ等へと流行の変遷があり、一方モーターバイクの急速な発達に従って、それに使用されるブレーキもさまざまで、中にはその性能については甚だあやしいものもあるように思われる。このときに当って、メーカーにも使用者にも役にたつ、そして車種に適し…
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プラスチックスの塑性力学
プラスチックスは広義の総称もあるが、今は狭義にして有機ないし無機高分子化合物を原料とし、大抵の場合加熱加圧して塑性を利用して賦形せしめるものを対象とする。高分子化合物よりなるプラスチックスはほとんどが無定形質で、結晶質の金属材料とはいろいろな意味で異った特質を有するのであって、新しい工業材料として台…
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液通研削法について
液通研削法というのは、工作液を砥石自体の内面に注入し、高速度に回転している砥石の遠心力で、液が砥石内の気孔を通過して砥石外面へ噴出するようにして行う研削法である。またドイツでは、この方法にヒントをえて、砥石内面にごく少量の油を注入し、これを砥石外面へ噴出させるとともに、砥石の外からは、従来どおり乳化…
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工作機械の自動制御方式
工作機械のオートメーションとしては二つの行き方がある。一つは倣い装置付の工作機械であり、他の一つは数値制御による工作機械である。本文はソ連の文献における各種制御方式の常識的な解説の訳述である。 内容項目は次のようである。1.ナライ制御、1・油圧制御方式の基本構造、2・軽硬化されたナライユニット…
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軽合金部品の試作経過とその実用化
アルミニウムやマグネシウムを主体とする軽金属は、現代の金属であるとともに、すでに過去に属する金属で、けっして新奇なものではない。従ってこれらの特性を充分に生かした使い方を考えていくことが大切である。本文では、数年前からこれらの軽合金を手がけてきた経緯と、実際に試作したもの、およびこの中で現在広く使用…
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ロータリースウェージによる前ホーク製造法の研究(続)
筆者等はさきに、自転車前ホークをロータリースウェージする際問題となる多くの事項を、本誌第17号に発表したが、それらは1.2mm以上の比較的肉厚のものについての研究で、加工の圧減率に対してはなんら支障を生じなかった。しかし最近は、比較的肉薄(1.0mm以下)の溶接管をスウェージすることが多くなり、この…
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下地なしフレームの生産試験
塗膜の耐久性、塗装の外観、塗装費の軽減、生産能率の向上などをはかるためには、下地付けを廃止することが最も望まれているが、素地が平滑良好であれば、これがまったく不必要となってくる。そこで昭和29年度の委託事業には、フレーム管用センターレスバフ研磨機の試作研究が取上げられ、宮田製作所がこれを担当して試験…
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二段式リングバーナーの応用と実用成績
昭和29年度委託事業自転車製造機械自動化試作研究項目の一つとして、自転車フレームロウ付用二段式リングバーナーが試作されて以来、その実験経過はすでに報告されており、その後もこの装置で各種の実験が行われ、その成果は大いにあがっている。ここでは、モーターバイク用フレーム、婦人車用フレームに応用した結果、な…
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フレーム同時ロウ付装置の研究
筆者は、フレームロウ付用二段式リングバーナーの試作実験結果を本誌第4号に報告した。このバーナーは、アセチレンガスを主燃料とするリング式バーナーであるので各ラッグごとの火焔の調整が煩雑であり、とくにヘッド部の上ラッグの下端部と下ラッグの上端部の温度上昇が速く、この部分を差しロウすると、嵌合部へ入るロウ…
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多孔式バーナーによる前ホークのロウ付
フレームのロー付法としてリングバーナーの応用が一般化されたが、前ホークは、ロウ付箇所の肉厚が不同のため、現在でもほとんど重油炉によるロウ付が行われ、一部では局部加熱方式の研究がされているが、まだ成功の域に達していない。複式リングバーナの応用を考え、実験を進めたが、結局、前ホークのようなロウ付箇所の多…
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膀胱銅メッキ法の利用について
従来、局部滲炭法については、研究も実際の応用もかなり行われており、自転車業界においても、相当な実績をあげているところもある。滲炭防止法としては多くの方法があり、それぞれ特徴を持っている。固形滲炭に対しては、銅メッキによる方法が、かなりの設備費、操業費と熟練を要することが許される場合には、最もひろく用…
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ラッグにポリエステルを応用した自転車
自転車生産技術開放研究室において、東海特殊硝子(株)の協力によって、ガラス繊維を補強材としたポリエステル樹脂製の自転車について、種々検討した結果、ガラス繊維が高価につくことや、フレームの生産工程の節減という見地から、自転車の全部についての研究は、これを一応後廻しとして、従来のものとは逆に、ヘッド、ハ…
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切削刃物の設計・製作・管理(その5)
これまでの4回において述べてきた大項目は、1.切削作用、2.切削抵抗、3.切削刃物の耐久力、4.切削刃物の評価値、5.切削刃物の設計、6.切削刃物の製作(1・概説、2・高速度鋼刃物の熱処理、(1)焼入冷却液、の途中まで)あった。今回(その五)は引続いて、6.切削刃物の製作の項目中、2・高速度鋼刃物の…
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超仕上加工法
超仕上法を一言にして述べると、研削砥石にくらべて非常に細かい粒度で、かつ硬度の低い砥石を、軽い圧力で工作物に押しつけ、短い振幅の急速な往復運動を与え、同時に工作液を多量に工作物と砥石の間に注入して仕上げる方法である。原則としては、精密旋削または研磨加工を施した面に対して適用される。本文はこの超仕上加…
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コンターマシンによる型の製作法
プレス抜型などの加工にきわめて能率的な機械として、最近盛んに用いられるようになった「コンターソーイングマシン」(バンドソー式輪郭切抜機)によるプレス抜型および鍛造抜型など、底のない型の加工方法について少しく実験したことを含めて述べる。記述項目としては、1.コンターマシン(機械の特徴、機械の構造)2.…
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手仕上作業の改善について
工作機械の進歩によって、精密作業もらくに機械化させることができるようになってきたが、それには高価な工作機械を必要とし、しかも特殊の仕上部分には、まだまだ手仕上に依存せねばならない場合が多い。この際一般に、手仕上関係の研究改良について関心を起したいと思って、日頃自分が実行している手仕上法の改善いつき、…
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鉄鋼の簡易鑑別法(その3)
鉄鋼の簡易鑑別法について、これまで2回にわたり、グラインダーによる火花試験法について述べてきた。これに引続いて、本第3回では、その他の方法による鑑別法について述べる。すなわち、その項目として、2.ペレットによる試験法(1・微小研削粉と火花流線、2・ペレットの性状)、3.粉末による火花試験法(1・電気…
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内装式変速機の速比と構造
内装式変速ハブの製造会社であるスターメー社(イギリス)は変速ハブの製造会社として歴史も古く、製品の種類も多く(現在12種)、製造数も世界一である。そこで、同社の製品を借りて、設計者としての立場からみたその速比の数値と構造との関係などについて述べる。記述の項目は次のようである。ワイドとクローズ、対数と…
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明るい職場を作るには
人間の行為は感情や思惟の産物であって、その裏にかくれている活動力を看過してしまうとろに、抵抗を形成する誤謬が存在する。従業員欲求の所在を次のように指摘している人もいる。有用な仕事をしたい、信頼に価する指導者を持ちたい、認められたい、職分を果たしたい、生計、昇進、安定、様子に通じたい、環境、以上をあげ…
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アメリカ中小企業の経営管理について
どのような経営者でも、経営能力には限界がある。その足りないところを援助するため、それぞれの専門家の意見を聞いて、それによって得た経営資料を重要視している。アメリカの経営者が、経営対策を遂行するために実行している重要因子に「人間関係」がある。企業の目的が利益の追求にあることについては異論がない。しかし…
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電力使用の合理化
電力使用合理化には種々の対策がとられるが、それらの目標とするところは、結局原単位電力量の逓減、負荷率の向上、力率の向上である。生産工場における諸設備の注意点などについて各項目ごとに述べている。受電室と配線(受電室、変圧器、受電盤・配電盤用メーター、配線と開閉器)電動機、動力伝動装置(シャフト、軸受、…
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旧式工作機の活用
長年使用し耐用年数も経過した程度の工作機械を利用して、ある特殊機械に改造し、優秀なしかも特殊性能を発揮することができれば、産業界に貢献すること大である。そこで旧旋盤を利用して、数種の機械を研究設計してみた。それらは、ナット自動盤、自転車用バルブ孔明けおよび座ぐり盤、ナット素材自動盤、自動研磨盤の四種…
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ダイシンカーとその利用
わが国では、金型をほとんど手仕上で作っており、ごく大ざっぱな粗加工を堅フライス盤等で行ない、後は作業者の熟練に頼っている現状である。金型の製作を機械化自動化することが世界各国で研究され、型彫機械が発達してきた。型彫機械には、非常に繊細な彫刻を拡大したモデルにより行う彫刻機と、モデルと同一の大きさのも…
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切削刃物の設計・製作・管理(その4)
これまでの3回において述べてきた大項目は、1.切削作用、2.切削抵抗、3.切削刃物の耐久力、4.切削刃物の評価値、である。今回は引続いて、5.切削刃物の設計(1.切削刃物設計の原則、2.前逃角、横逃角および切削稜に直角な前逃角の関係、3.切削刃物の輪郭、4.間隙、5.前逃角、6.柄の大きさ、7.切削…
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サッカリンによる光沢ニッケル・メッキ
光沢ニッケルメッキに有機添加剤としてサッカリンを使うことが有効であり、結論的に次のような長所と短所がある。長所として、液の管理が楽である。PH、ボーメ、温度、薬品補給量などに注意すればよい。光沢範囲が広い。不純物に対して比較的鈍感である。現在の浴を簡単に切換えて使用できる。添加量が少量ですむ。液中分…
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バイクエンジンの実用性
われわれはバイクエンジンの実用性について考え、その向上に努力したい。小型軽量にして取扱が容易なこと、コストおよび維持費が低廉であること、そして耐久力および馬力の増大もはからなければならない。エンジン各部についてそれぞれ検討を加えている。その項目は、1掃気方法、2.吸気方法、3.クランク室容積の縮小、…
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小型エンジンの馬力測定
エンジン性能向上の根本は出力の増大をはかることであり、出力を測定するには動力計がなくてはならない重要な計器である。エンジンの発生した動力を測定するには回転モーメントと回転数を知ればよい。回転数は回転計で簡単に測定できるし、回転モーメントは動力計によって知ることができる。そこで動力計が種々用いられてい…
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振動の話
振動の問題といっても、振動を利用するために一定の振動を起させる、いわゆる励振の問題と、逆に何らかの原因によって発生している、あるいは発生すると予想される振動に対し、その発生原因をつきとめて、振動が起らないようにしたり、あるいは振動の影響の及ぶ範囲を局部的に限定して、他に及ぼす障害を最小限にとどめる、…
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自転車部品の展望(その3)
第一回(その1)において、自転車部品の展望として、1.自転車部品の系統、2.自転車部品の性格、3.自転車部品の改良、以上の項目に従って述べた。第二回(その二)においては、4.車輪として、その小項目は、1・総括、2・発達の歴史、3・現況、として記述してきた。本第3回(その三)は、車輪の続きとして、4・…
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自転車工場を主体とした収塵装置
製造工場における収塵はただ従業員の衛生面を向上させ、作業能率を増進させるだけでなく、製品の品質向上にきわめて重要である。とくに自転車工場では、メッキ工場におけるバフ加工の際の塵埃、塗装工場における塵埃等、製造工程中の重要な工程において起るものであるから、収塵について十分考慮しなければならない。工業的…
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品質管理と標準化を実施するには
生産合理化のために、品質管理を、また標準化をという掛声がちかごろようやく、中小企業工場で真剣に考えられてきている。そこで品質管理と標準化に関して、導入の進め方、経営管理での関連性、実施上の留意事項等について基本的な考え方を述べている。細かい技法上の問題についてはふれていない。いままでのわが国の品質管…
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アメリカの機械工場を見てきて
筆者は日本生産性本部から派遣された訪米経営管理向上チームの一員として、アメリカにおける中小企業の工場および関係方面の視察調査を行ってきた。ここに述べる中小企業は、必ずしもアメリカにおける代表的な中小企業の姿ではないかも知れない。また述べるところがチーム団の代表的な意見でもないことをことわり、見てきた…
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ネジの限界ゲージ(その2)
前回(その一)において、1.ネジ用限界ゲージ、2.ネジ用限界ゲージの製作公差と摩耗代、以上の大項目に関して述べたが、今回は、3.JIS以外のネジ用限界ゲージ(1.調整式ネジハサミゲージとその特徴、2.調整式ネジハサミゲージの種類)4.ネジプラッグゲージの測定(1.有効径の測定、2.角度およびピッチの…
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自転車、リヤカーおよび同部品、附属品、検査原則について
自転車、リヤカーおよび同部品、附属品の検査原則が今回改正されたのを機械に、別添にて原文のまま記載された「検査原則、自転車、リヤカーおよび同部品、附属品適用”等級標準および条件”JISB(番号略)」とは何か、まだ御承知のない向もあろあかとも考えられるので説明を加えるものである。 …
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鋼線の話
自転車にはスポークをはじめ、ブレーキ、サドル等に鋼線がかなり使われている。本文はその鋼線の歴史から、全般にわたっての解説である。内容項目は次のようである。1・鋼線のむかし、2・鋼線の種類(鋼の種類、鋼の性質、炭素鋼線の種類、合金鋼線のいろいろ、オイル線またはオイルテンパード線)3・線材の製造、4・鋼…
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金属を熱するとどうなるか(5)
前4回においては、主として常温加工された金属が、焼鈍によってどのように変るかを述べてきた。今回は加熱されて赤熱の状態にある金属の性質と、それを加工するときにはどのような注意が必要であるかを、鍛造を例にとりながらお話する。われわれが用いる金属材料はほとんど一度は高温加工を受けており、自転車の部品もこの…
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鉄鋼の簡易鑑別法(その2)
鉄鋼の簡易鑑別法としては種々の方法がある。グラインダーによる火花試験法、粉末による火花試験法、ペレット試験法、接触熱起電力を利用する方法、以上の四方法が現在工場現場で実施されているものである。このうち簡単でよく利用されているグラインダーによる火花試験法について、前回、1.火花試験用器具、2.火花試験…
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切削刃物の設計・製作・管理(その3)
第一回(その一)においては、切削の基礎理論として、切削作用(切削刃物各部の名称、構成刃先)について述べた。第二回(その二)においては切削抵抗について(実際切削角、刃先の高さ、切削抵抗の最小なる実際切削角、円刃と直刃)述べた。今回(その三)は、切削刃物の耐久力(切削永続時間の判定法、各種実験結果、クロ…
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ロータリースエージング機とその応用
これは西独ハノーバー大学の研究会におけるGoszdziewski氏の講演を記載したWerkstattstechnik、August、1955、を訳したものである。すなわち、その作動方法の種別に従って、ロータリースエージング機の構造と送込み装置の各種のみのについて述べ、いろいろの実例を示したものである…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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