-
車輪及びタイヤアセンブリの疲労試験の検証
車輪及びタイヤアセンブリの疲労試験は,ISO 4210-7:2023(Cycles — Safety requirements for bicycles — Part 7: Wheel and rim test methods)のAnnex A及びJIS D 9313-5:2019(自転車―第5部:…
-
ISO 4210-3:2023で変更されたステー付き前泥よけ試験の検証
自転車用のステー付き前泥よけに関する試験は,ISO 4210-3:2023(Cycles — Safety requirements for bicycles — Part 3: Common test methods)の4.2 Front mudguard test methodsに試験方法が規定…
-
ISO 4210-9:2023 で新たに規定された繊維強化樹脂製サドルレールの静的強度試験の検証
繊維強化樹脂製サドルレールの静的強度試験は,ISO 4210‑9:2023(Cycles — Safety requirements for bicycles — Part 9: Saddles and seat-post test methods)の4.3.2に新たに規定された試験である。本研究で…
-
2022年度自転車重大製品事故情報<消費者庁公表>の収集について
消費者庁が2022年度に公表した重大製品事故情報から自転車関連のものを抜粋の上、取りまとめ、分析を行った。 2022年度に自転車に関連した重大製品事故情報として公表された事例は104件あった。事故件数は前年度の106件と比べ2件減少した。製品名別では自転車の事故件数は47件で前年度より9件の増加、…
-
ハンドルバー及びステムの疲労試験についての検証試験-第1報-
ハンドルバー及びステムの疲労試験で、JIS/ISO規格では明確に規定されていない荷重負荷の①波形、②周波数、③治具の試験結果に対する影響について検証を行った。荷重負荷の波形については、発生するひずみ、被害度に差がでる波形が確認されたため、試験装置の特性や試験結果への影響度等を考慮すると、正弦波に近い…
-
ISO 11243の検証(自転車用バスケット・フロントキャリヤの動的強度試験検証)
自転車用バスケットやフロントキャリヤが適用範囲であるISO11243の動的強度試験について、日本国内で販売されている自転車のバスケット及びフロントキャリヤを用いて検証を行った。その結果、垂直方向動的強度試験については実走行での衝撃的な負荷を再現しきれていないが、強度的に弱い箇所の確認をすることは可能…
-
一次、二次電池を用いた自転車用前照灯における最大使用時間の調査
LEDを用いた汎用配光の自転車用前照灯(自転車ライト)に関して、4社8銘柄の前照灯及び3社5銘柄の電池を使用し、最大使用時間、光度の推移、低残量表示について比較した。その結果、前照灯の最大使用時間は電池の容量に大きく依存すること、また同一種類の電池であっても最大使用時間に大きな差が生まれることがわか…
-
3輪自転車にも対応した制動性能試験機の開発に関する報告書
第2次自転車活用推進計画の中で、自転車事故のない安全で安心な社会の実現のために“高齢者が安全かつ快適に利用できる自転車の開発普及を促進する”との記載があるが、高齢化社会の進展等により今後需要拡大が見込まれる三輪自転車に対応した制動性能試験機は存在しない。そこで、三輪自転車にも対応した制動性能試験機を…
-
ハブブレーキ(バンドブレーキ、サーボブレーキ及びローラーブレーキ)の耐熱性調査
自転車用ブレーキの耐熱性試験は、下り坂等でブレーキをかけ続けた状態を試験機上で模擬した試験で、2023年1月のISO規格の改正で試験条件が大きく変更となった。そこで、今回の改正が国内製品に与える影響を調査するために、国内で流通している4種のハブブレーキの耐熱性調査を実施した。試験を実施したブレーキ部…
-
一充電当たりの走行距離の観点から比較した電動アシスト自転車と電動キックボードの違い、及びシャーシダイナモメータを用いた電動キックボードの一充電当たりの走行距離測定
概要 一充電当たりの走行距離の観点から、電動アシスト自転車と電動キックボードの違いについて調査するとともに、電動アシスト自転車用シャーシダイナモメータを用いて電動キックボードの一充電当たりの走行距離の測定方法について検討した。その結果、電動キックボードは総車体質量と電池の総電力量に概ね比例的な相関が…
-
自転車用前照灯における眩惑と光学性能の取付角度による影響~対向者の眩しさ軽減について~
LEDを用いた汎用配光の自転車用前照灯(自転車ライト)に関して、乗員及び対向者への眩惑を避け、かつ安全・快適に使用できる取付条件を検討した。16銘柄16個の前照灯を使用し、最大光度、最大水平面照度、照度の等高線図等を解析、比較した。その結果、取付角度を最適化することで、すべての銘柄で、対向者が眩惑を…
-
2021年度自転車重大製品事故情報<消費者庁公表>の収集について
消費者庁が2021年度に公表した重大製品事故情報から自転車関連のものを抜粋の上、取りまとめ、分析を行った。
-
クランクの水平落下による衝撃試験のばらつき検証試験―第2報―
1個のみの供試品で強度試験を実施した場合、製品の生産時のばらつきを考慮していないため、別の供試品を再度試験した場合に、判定基準値以上の値が生じることがある。そこで、数値基準のあるJIS 規格の試験で比較的判定基準値以上の結果が出ることが多い、クランクの水平落下による衝撃試験について、昨年度の1製品に…
-
キャリパブレーキ用ブレーキブロックの摩耗調査 [第3報]
キャリパブレーキに使用されるブロックの摩耗試験を実施し、摩耗に伴うブロック、リム制動面の形状変化の測定や、接触状態がブロックの摩耗に与える影響を調査した。
-
前照灯の性能表示の提案と電動アシスト自転車用前照灯の性能調査
16個16銘柄の電動アシスト自転車用の前照灯の、最大光度、全光束、照射角、照射距離、照射水平面距離、発光効率、色度座標、前照灯の点灯持続時間、照度分布を測定した。また、光の総量、光の広がり、照射距離、照射時のイメージをもとに、消費者に分かりやすく、購入の際に製品選択が容易になる性能表示案を提案ができ…
-
電動キックボードに関する欧州規格EN 17128の検証(駆動出力、構造健全性、制動性能)
当所が所有する自転車関連の試験機器などを活用した、 電動キックボードを含むPLEV(Personal light electric vehicles)のEN規格であるEN17128:2020(Light motorized vehicles for the transportation of per…
-
2020年度自転車重大製品事故情報<消費者庁公表>の収集について
消費者庁が2020年度に公表した重大製品事故情報から自転車関連のものを抜粋の上、取りまとめ、分析を行った。
-
クランクの水平落下による衝撃試験のばらつき検証試験―第1報―
1個のみの供試品で強度試験を実施した場合、製品の生産時のばらつきを考慮していないため、別の供試品を再度試験した場合に、判定基準値以上の値が生じることがある。今回、数値基準のあるJIS 規格の試験で、比較的判定基準値以上の結果がでることが多い、クランクの水平落下による衝撃試験について、製品のばらつきに…
-
キャリパブレーキ用ブレーキブロックの摩耗調査 [第2報]
キャリパブレーキに使用されるブロックの摩耗試験を実施し、リムの材質や硬さがブロックの摩耗に与える影響を調査した。また、2020年度に新たに導入した3D形状測定装置を用いて、ブロック摩耗が制動性能に与える影響について調査した。その結果、リムの硬さや被膜の有無といったリム制動面の状態がブロックの摩耗に大…
-
自転車用前照灯の性能調査
自転車用前照灯の性能表示(カタログや商品パッケージなど)は、各メーカーとも最大光度(cd)で示されていることが多いため、消費者が購入する際には照射した明るさの最大部しか参考にできず、光の総量、光の広がり、照射距離及び対向者に対する眩惑など、実際に使用してみないとわからない項目が多い。本報告では、前照…
-
電動アシスト自転車の加速度調査及び電動キックボードの加速度測定の予備調査
電動アシスト自転車の発進時の加速度の状況について、日本の電動アシスト自転車を用い、加速度測定方法の検証やアシストオン・アシストオフの差、及びその要因について調査した。また、電動アシスト自転車の試験機器を応用し、電動キックボードの加速度測定の予備調査を行った。…
-
日本仕様ではない電動アシスト自転車のウォークアシスタンスモードの測定方法の検証及びPeTs(Personal e-Transporters)の最高速度測定への応用検証
EN 15194:2017及びISO/TS 4210-10を参考に、当所所有の設備や試験機器を用いて、ウォークアシスタンスモードの試験方法について検証した。また、類似の試験として電動キックボードのようなPeTS(Personal e-Transporters)の最高速度測定に応用が可能かを検証した。…
-
ISO/CD 11243:2019にて提案されたリヤキャリヤの動的試験の検証 (第二報:実走行との比較)
ISO/TC149(自転車)/SC1/WG16において提案されたリヤキャリヤの動的試験方法について、データ収集結果の第二報として、第一報の試験機による測定結果や市街地実走行の呼び検証結果を踏まえ、代表的なリヤキャリヤにおける様々な実走行条件下でのデータ測定及び解析結果を取りまとめた。…
-
2019年度自転車重大製品事故情報<消費者庁公表>の収集について
消費者庁が公表している自転車関連重大事故情報の概要報告 過去に公表された事故情報の事故調査・原因分析結果も取りまとめ
-
キャリパブレーキ用ブレーキブロックの摩耗調査[第1報]
国内で広く普及しているシティ車用のキャリパブレーキ用ブレーキブロックについて、使用に伴うブロックの摩耗と制動性能の変化について調査した。その結果、ブロックの種類、乾燥や水濡れといった使用環境、制動時の減速度(制動力)の違いがブロックの摩耗に与える影響について明らかにした。…
-
段差衝突がフレームの疲労強度に及ぼす影響確認試験
シティ車2本パイプ(ダブルループ形)の自転車を使用して、歩道の段差による衝撃が、その後のフレームの疲労強度に影響するのかを確認した。その他、衝突時の最大ひずみの比較による実走行と衝突試験機での衝突との相関確認、衝突試験機における衝突速度とホイールベース減少量との関係の調査、フレームの水平疲労試験での…
-
電動アシスト自転車走行時の最高表面温度とその測定方法の検討
電動アシスト自転車の発熱原因を明らかにするため、当所所有の電動アシスト自転車用シャーシダイナモメータを用いて変速段・速度・勾配を変えながら各電動アシスト自転車の特性と温度変化を測定した。その結果をもとに、電動アシスト自転車の最高表面温度を測定する方法について提案した。…
-
ISO/CD 11243:2019にて提案されたリヤキャリヤの動的試験の検証 (第一報:現行規格との比較)
ISO/TC149(自転車)/SC1/WG16において提案されたリヤキャリヤの動的試験方法について、データ収集結果の第一報として、代表的なリヤキャリヤにおけるISO 11243:2016の試験方法、JIS D9453:2013による試験方法、及び提案された試験方法による負荷の比較を行うとともに、実走…
-
日本仕様の電動アシスト自転車における R200測定法の検証
2018年にドイツ二輪産業協会(ZIV)が規定したEPACの航続距離測定方法である "Normierte Reichweite R200 f?r E-Bikes"(「E-Bike向けに標準化された航続距離試験 R200」)により日本の電動アシスト自転車では、どのような結果となるかを検証…
近年実施の研究テーマ
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
すべてを表示
29件中 29件を表示