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水平走行衝撃による車輪の強度測定
昨年、試作した車輪衝撃試験機(技研ニュースNO.67)を使って、リムの寸法と材質を変えた車輪の強度を測定した。供試車輪はすべて前車輪であり、26*1・3/8、鉄リムおよびアルミリムの車輪を49本、24*1・3/8、鉄リムの車輪を10本、27*1・1/4、アルミリムの車輪を10本、径の呼び700C、パ…
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簡易フレーム寸法自動計算装置
当所では、乗車姿勢が自由に調整でき、その測点を自動的に計れる測定器を開発し、それに該当する乗員が乗車した適正な姿勢位置から測定寸法を読みとり、その姿勢が再現できるフレーム寸法を計算するコンピュータ部分とを組合せたシステム製品「簡易フレーム寸法自動計算装置」を発表した。この装置の利用は、自転車設計に携…
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デジタル表示式スポーク張力測定器の実用化研究
自転車車輪に組立てられた状態のスポークの張力を直読できる方式で、デジタル表示式の測定器をさきに開発、試作した。しかし幾つかの問題点として、センサ部の重量が大きいこと、引き金の操作力が大きいこと、測定値のばらつきがやや大きいこと、表示部が大型すぎることなどがあった。そこでこれらの点を再検討して、基本的…
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ブレーキ形式による制動時の前ホーク実働応力測定
自転車の走行中にフレーム各部に発生する応力は、各種の走行条件によってさまざまな値となり、その測定は自転車の強度、耐久性を知る有効な手段である。千差万別の行モードのうち、急制動時におけるフレーム各部に発生する応力変化はかなり大きいことが知られている。この制動力の大きさによって応力値は大いに変化する。応…
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BMX車フレームの材料と接合部の調査(第2報)
70年代末からのBMXの需要の増加と共にTIG溶接(タングステン・イナートガス・アーク溶接)が急速に取入れられ、さらにマウンテンバイクや、スポーツ車、ミニサイクルにも使用されるようになった。さきに10台のBMX車について各接合部の外観、フレーム材料の分析、機械的性質および表面処理法について調査報告を…
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新しいチェーンの耐久性調査
さきに新型チェーンの性能調査として、内外ディレイラチェーンの変速性、耐久性の試験をし、報告をしたが、その後引続いて入手したチェーンの実走行試験を実施すると共に、新たに条件設定してベンチテストも実施した。これらの耐久性に関しての調査結果をまとめて報告するものである。調査対象のチェーンは1/2x3/32…
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自転車部品加工技術の変遷(その8)
自転車部品の加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、前7回の報告に引続き、今回はペダルについて、その構成部品の加工を含めて、その進歩の過程について述べている。…
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管理工学-Q・C・Dのマネジメント-(その3)
企業がその経営目的を達成するためには、経営諸資源(人的、物的)を有効に活用し、産出と投入の効率かを図ることが肝要である。管理工学は、ひと、もの、かね、情報の運用の効率化、最適化を命題とする体系的管理技法である。管理工学はこのような観点から、経営体の生産活動について管理機能の面からアプローチするもので…
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簡易フレーム寸法自動計算装置の実用化研究
自転車フレームにつき、車種により決められる乗車姿勢を、ハンドル、サドル、ハンガの位置関係が自由に調節でき、その相対位置が求められる「身体寸法測定器」をさきに関発し、さらにその乗車位置から想定されるフレーム寸法を即座に求めるために、パーソナルコンピュータを追加させた「フレーム寸法自動計算装置」を試作し…
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海外における静電粉体塗装の動向
粉体状の塗料を用いて塗装を行うものを粉体塗装法と呼ぶが、各種の方法がある。1)高温炎(酸素アセチレン炎、プラズマジェット等)の中に塗料を送り込み、溶融状態の粒として吹きつける溶射法、2)塗料と空気との混合によって流動状態を作り、この中に加熱した素材を浸漬して塗装する流動浸漬法、塗料を液体の中に懸濁さ…
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400mピストにおける走行特性
57年度は自転車競技者の指導訓練機器開発研究の一環として、ピストおよびローラ台における競技訓練中の送行特性について実車による走行実験を行い、種々の基礎データを得たので、その概要を報告する。 実験は、日本競輪学校の南400mピストおよび訓練用ローラ台において同校の第51期生徒1名により行った…
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パソコン応用による変速性能試験システム
自転車部品試験機の制御・計測の自動化研究の一環として、駆動部品の変速性能試験をとりあげ、自動化、省力化を目的として、変速性能自動試験システムを試作した。 変速性については、未だ試験、評価方法とも特別な規定もないが、第一段階として、昭和54年度に実施したシ…
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ミニサイクル用パイプのプレス切断法
パイプのせん断加工は、パイプ内に芯金を入れないで直角方向にせん断すると、潰れる可能性が多い。ここに実験したせん断方法は、プレスの1ストローク中に、まず切込みを入れた後、その切込み部からパンチでせん断する方式で金型を試作し実験したものである。加工の対象はミニサイクル用のメインパイプ(42.7mm)で、…
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自転車部品加工技術の変遷(その7)
自転車部品の加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、前6回の報告に引続き、今回はギャクランク一式について、その各構成部品に亘って、その進歩の過程について述べる。…
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400mピストにおける走行特性
日本競輪学校で使用されている自転車競技者の適性の有無を判定する測定システムが老朽化に伴いデータの収集、処理に支障をきたしている。このため新しいシステム化を図り、迅速かつ能率的に指導、評価するため、自転車競技者の指導訓練用機器の開発研究に着手した。このシステムの最も中心となるのは、実走行時の走行条件を…
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自転車競技者の指導訓練用機器の開発研究
日本競輪学校では生徒の指導訓練用の各種設備を駆使し、訓練効果の向上に努めているが、最近の各分野におけるコンピュータ利用の目覚ましい発展と相まって、これまで困難視されていた分野の技術的解決が身近に得られるようになってきた。そこで、現設備の問題点を整理し、学校側の要望を具体化し、科学的根拠に基づいた生徒…
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サドルの体圧分布に関する調査研究(第1報)
自転車のサドルは人間と自転車の接点であり、乗り心地の点からも影響が大きいが、その製品設計などはほとんど経験により行なわれ、設計基準となる基礎データはあまりにも少ない。そこでサドルに対する人間の体圧分布が重要な意味をもつであろうとの観点より、サドルについての調査研究を行った。先づサドルの体圧分布を測定…
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ニッケルめっきの膜厚および電位差測定に関する調査研究(その2)
前回の報告<その1>で、二重ニッケルめっきの個々の膜厚は、STEP法によって簡易に測定できることを明らかにしたが、今回、同方法を二重ニッケルめっきの腐食特性の測定手段として応用するために、光沢ニッケル(BNi)および半光沢ニッケルめっき(SBNi)の電位におよぼす添加剤および金属不純物の影響、SBN…
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総抜型自動設計システム
簡単な構造をもつ単抜型に比べ、総抜型は金型構造がより複雑になることから設計操作面での支障をきたさないようハードウエア構成を拡張した。コンピュータは64KBにメモリアップしており、付加メモリとしてのディスク装置、グラフィックディスプレイ装置が付設されている。またソフトウエアの面では、単に自動設計による…
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新設計自転車の機能評価(1)
「80年代の自転車を考える会」の提言を受け、ミニサイクルのグレードアップを図り、車速10km/h、重量8kgを目標に「軽量・コンパクト車」A、B、C、Dの4タイプを設計・試作し、その提言に答えるとともに高い評価を得たが、技研ニュースNO.70、NO.73にそれぞれ試作の経緯と実走行応力測定結果につい…
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ブレーキゴムのピッチング振動
キャリパーブレーキの鳴きについて研究してきたが、その鳴き音はIKHz程度の高周波振動とZOOHz程度の低周波振動からなっており、前者はゴムブロック部のピッチング振動、後者はブレーキアームの前後振動であることがわかってきた。この振動防止のためにはさらに究明する必要があることから、昭和57年度は特にゴム…
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紹介「プラスチック製チェーン」
第68回のパリサイクルショーで姿を見せたプラスチック製チェーンは鋼製のピンを使用していたが、このプラスチック製チェーンは、オレンジ色で重量は114リンクで105g、ピン無しである。 このチェーンの継ぎ手部には継ぎ手リンクプレートに相当するものがないため、リンク数をユーザーが自由に調…
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速度警告装置及び制動装置の開発
今回は、自転車が制限速度に到達したことを警告ブザーによって乗員が確認してから、乗員の意志の下にブレーキ操作ができるようにした。また、ブレーキレバー操作は右レバーで前輪と後輪のブレーキが、左レバーは後輪のブレーキのみが作動する特殊機構を採用した。これは急制動操作による転倒事故防止のため、右ブレーキを操…
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大学生、一般成人、高齢者における自転車の制動
自転車走行において、路上通行物や物体に接触、衝突しないための必要条件には、方向を変えるハンドル装置と自転車を減速、停止させるブレーキ装置と、それらを扱う人間の三者がある。人間がその装置をどのように扱うかという人間の特性については、まだわかっていないことが多い。さきに小学校児童を対象に緊急制動における…
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車輪衝撃試験機の試作
車輪の強度に関してはこれまでに静的および動的な強度研究が種々行われているが、突発的な衝突など衝撃に対する強度研究は比較的少なく、十分解明されてはにない。そこで衝撃強度を解明するとともに車輪試験法および強度基準の確立を図る基礎データを得るため、先に予備実験として簡単な重錘落下式衝撃試験を行ない、すでに…
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実走行試験によるスポーク応力の測定
車輪においてその種類、組立条件を色々に変えたとき、スポーク応力や車輪強度がどのような差異を示すかについて、ベンチテストや落下衝撃試験はすでに行ったが、今回は実走行の測定コースを用いてスポークの応力変化を超小型テレメータ装置によって測定した。そのほか、ハブ胴の応力、リムの応力、また上下加速度を測定した…
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昭和58年度技術研究所の事業計画
「研究業務」1.特別研究(1)自転車の安全性・操縦性の研究、1)自転車競技者の指導訓練用機器の開発研究、2)前輪系の諸寸法と操縦安定性との相関の研究、3)サドルの体圧分布に関する調査研究、(2)自転車部品試験装置の調査および試作研究、1)車輪試験方法の研究、他3件、2.経常研究、1)フレーム材料の疲…
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新型チェーンの耐久性調査
昭和55年度に新型チェーンの耐久性、変速性を調査し報告したが、その後引き続いて最近入手したチェーンの実走行試験とともに、新たに試験用ダストを用いたベンチテストを実施し、前データを含めて耐久性についての調査を行った。調査チェーンは、すべて1/2×3/32のディレイラチェーンであり、国内、国外を含め、普…
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デジタル表示式スポーク張力測定器
56年度にスポーク張力値を直読できる新方式の測定器を開発・試作しその概要について、技研ニュースNo.69および自転車技術情報No.18に報告した。 その試作器は、センサ部の重量が680gでやや持ち重みがあり、また引き金の操作力が大きく要する、測定値のばらつきなどあり、改良の余地があることが分った。…
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VD作業の問題点
最近、VD(Visual Display)作業に携わる人が多くなるにつれ、オペレータの機能低下が人間工学的テーマとなってきた。 その対策として、オペレータ側としては、適切な休憩、連続作業時間の短縮、作業内容の変更、ビタミンB12の使用(眼に対して)などが提唱されており、機器側と…
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紹介「2本チェーンの自転車?」
英Cycling紙’82-9-4日号の記事より。世界選手権にカナダの選手の使用したトラックレーサーにチェーンが2本使われていた。右側が固定ギヤ、左側がフリーという組合せで、ミソはスター時には固定ギヤをゆるめておくというところである。つまりスタートして最初は…
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新設計自転車の実走行応力測定
技研ニュースNo.70に-これからの自転車「軽量・コンパクト」に挑戦-と題し、試作車4車種を紹介した。その後、これら試作車の機能、乗用上の評価を行って、製品化を図るための資料を得るために、実走行によるフレーム応力および上下加速度の測定、女性によるエネルギ代謝実走試験、CFRP接手製作法の調査などを実…
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サドルの乗心地に関する研究(第1報)
現在まで、サドルの乗心地についての人間工学的な研究はほとんどなされていないのが現状であるが、この問題に着手するため、先に報告したサドル体圧分布測定システムを開発した。(技研ニュースNo.70)この測定システムを用いて体圧に関する基礎データの収集を開始したのでその一部を報告する。 …
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簡易フレーム寸法自動計算装置の開発
さきに開発したフレーム寸法自動計算装置を、自転車の設計に携わる人達に、例えば、完成車メーカでは開発セクションの設計の道具として、オーダフレームメーカではオーダの寸法測定器として、それぞれ利用してもらうには価格を安くすることが必要であると考えられた。昭和57年度研究では、「簡易フレーム寸法自動計算装置…
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フレーム材の疲れ寿命の調査
Cr-Mo鋼鋼管、ハイテン鋼鋼管などの高級フレームパイプを対象として疲れ寿命の調査を行い、次の三つの基本的な事項を中心に調査を進めた。(1)材料の基本的性質の調査、(2)加熱、冷却による材料の性質の変化、(3)疲れ強さを求める。…
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ファインセラミックスの利用と加工技術
一般に、成形、焼結されるセラミックスでは、焼結体の寸法、形状精度、表面性状等の向上により、その後の機会加工の工程を省く努力が成されているが、他の部品との接触が避けられない構造部材への利用では何らかの表面加工の工程は不可欠であろう。一方、多くのファインセラミックスでは、その被加工性は非常に悪く、これら…
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有限要素法による自転車フレームの強度計算
有限要素法(FEM)は近年急速に発展した計算方法で、現在の応用例としては航空機と自動車製造が上げられる。この方法の特徴は、方程式を自動的に作成したり、不規則で複雑な構造や荷重条件の場合でも簡単に記述できることにある。今回の研究の目的は、自転車フレームの応力と変位の理論計算の一例を示し、フレームの強度…
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走行路面と自転車フレームの振動特性
自転車各部に発生する実走行時の振動加速度レベルを把握し、自転車用フレームや部品の設計基礎データや自転車試験方法の確立および自転車の乗りごこち改善に寄与するため、技研テストコースで試験を実施した。 実験は、27型ダイヤモンドフレームに加速度計を8箇所に取付けて行った。…
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CAD/CAMシステムについて
自転車工業においても自転車の個人化、多様化が進む中で生産の近代化、生産効率の向上を図るためにCAD/CAMシステムの利用は十分に考えられる。当技術研究所においてもCAD/CAMシステムの動向に注目し、業界の導入に際しては適切な指導が行えるように、新しいコンピュータシステムの導入を計画している。その様…
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20~70歳の制動特性
これまでに小学生の自転車緊急制動における特徴について調査を行い、停止距離に占める空走距離は60%以上もあり、子供では緊急状態の発生からブレーキレバーが引かれるまでに多くの時間を要することが分かった。 今回は、大学生、一般成人男子、家庭主婦、高齢者を対象として、小学生の場合と同様の測定を行い、制動特性…
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フレームの振動試験
フレームのJIS試験法再検討の基礎的資料を得るとともに、実走行におけるフレームに発生する応力をできるだけ模擬できるような試験の方法及びその条件を追求するため実験を行ったので概要を報告する。 この実験は、前後車軸部を同期振動させ、振幅比の変化および荷重を分散させた状態で、フレーム各部に発生す…
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ピスト走行時ペダルに発生する応力
自転車のペダルは人間の脚力を伝達し、自転車を走らせるための重要な接点であり、絶えず大きな負荷を受けると同時に回転体であるので、できるだけ軽いことが望ましい。しかし最近、レーサー用アルミ合金製ペダルに関して、ピスト競技練習中にペダル側板の折損する事故が発生している。今回は、その原因究明のためペダルに実…
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これからの自転車「軽量・コンパクト」に挑戦
自振協では評論、社会、交通、システムなど広い分野から学識経験者を招き「’80年代の自転車を考える会」を設置し自転車をとりまく諸問題が論議されたなかで、自転車そのものに対する技術的な問題点として、自転車の大きさ、構造、材料、重量などについて提言があったが、技研はその内容を踏まえ、要請に応え得る新しい自…
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サドル体圧分布測定システムの開発
サドルは人間と自転車の接点として、ハンドル、ペダルと共に重要な部品である。しかし、サイクリング時における股関節部の不快や走行後の痛みなどの問題がなくならない。製品と人間とのマッチングの問題を追求することが重要であり、これには人間工学、運動生理学、解剖学、心理学など幅広い分野にまたがった研究が必要とな…
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フレームパイプ端の切断加工法
芯金を使用しないプレス金型によるパイプ切断加工は、切断時に潰れることが多く困難とされている。現在はパイプ端の下側を半円形状に切断した後、反対にして上側を半円形状に切断する方法などが行われているが、パイプ接合の接触が小さい場合には特に加工が困難である。本実験研究では、婦人車用上パイプを対象として、金型…
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乗員下半身のペダル位置について
自転車の設計には、乗員の体格や車種にあった部品寸法を考慮する必要がある。そこで今回は、下半身の運動を規定するクランク軸とサドルの距離について検討した。パーソナルコンピュータ(NEC-PC8001)を使用してペダルの回転に伴なって変化する骨盤に対する大腿骨の動きと、ひざ関節部分での大腿骨、脛(けい)骨…
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1981年、めざましい中国自転車工業の発展
中国自行車代表団の一行8名(上海市自行車研究所・上海市自行車厂・天津市自行車工北公司ほか)は、今春4月下旬当研究所を視察した。一行より研究の内容、施設などについて熱心な質問があり、日中、技術交流の役割を果たしたといえよう。このほど「上海市自行車研究所」より…
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新製品紹介「New Shape Saddle、”イージーシート”」
アメリカからまたまた奇想天外なサドルが日本市場へやってきた。百聞は一見にしかずで、まず写真を見てもらった方がよく分かる。体重を支える座骨結節部を重点に考えて、サドルを左右二つに分けてある。その間隔は「使用者に合わせて調節を」という代物。座骨のあたる部分はパッドが入っておりかなり柔らかい。全体は樹脂で…
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プレス抜型簡易自動設計システムの開発
プレス金型製作工程は高品質・高精度を維持する一方、多品種少量生産に対応して型製作工程の合理化への対処を強いられている。この解決策としてNC工作機械の活用、CAD/CAMの実用化といった新たな製作技術の導入が行われている。開発した自動設計システムは、この金型製作の合理化を図る一手段で、基本工程である設…
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実走行時のスポーク応力測定
車輪に加わる外力を調べるとともに、前年度に技研東京支所が製作した車輪疲れ試験機に条件設定する資料を得るため、種々な模擬道路を走行して、スポークに発生する応力を測定した。 供試車輪は26×13/8、WO-2形リム、スポーク数36本、線径2mm、鉄製のハブ、スポーク、リムで…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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