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自転車競技者の指導訓練用機器の開発研究(第2報)
昭和57年度に、日本競輪学校で使用する指導訓練用システムの基本設計につにて、学校側の要望を取り入れ、各種計測機器、計算処理装置などにつき調査研究を行った。昭和58年度は検討結果を基に、まず指導訓練用に不可欠の設備である台上走行試験装置および計測用コンピュータシステムの具現化を図ることにした。また、科…
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水平走行台における自転車の衝撃試験
さきに、水平走行衝撃試験装置によって車輪のみの衝撃強度を測定し、報告した。最近、自転車が正常な使われ方に対しては十分な強度を持っていても、衝突のような異常な状況に対してもある程度の強度を持つように要求されるようになってきた。そのような場合にも自転車がどれくらいの速度で衝突すると、どの部分がどれほど損…
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フレーム材料の疲れ寿命の調査(第2報)
本研究のフレーム材料に関する疲れ寿命の検査では、材料の基本的な性質、加熱-冷却による材料の性質変化、疲れ強さなど自転車フレームの設計に必要な事項も含めて検討した。供試材料についてはCr-Mo鋼鋼管(SCM430TK)、ハイテン鋼鋼管(STKM14A)、そしてMn鋼鋼管を、普通鋼鋼管(STKM11A)…
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水平走行台における自転車の衝撃試験
前回の試験(技研ニュースNO.77,1984)では水平走行衝撃試験装置により車輪の強度を測定した。今回はその装置を一部分改良して前車輪、前ホーク、フレーム体の組合せによる衝撃試験を行った。 供試自転車のフレームは通常の多く市販されているもので、塗装前の生地を購入した。前車輪は24*1・3/…
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降坂走行時の前輪振れ現象
自転車で長い下り坂を走行するときに往々にして前輪振れが起こり転倒に至ることがある。この前輪振れ現象の究明と対策について昭和58年度から研究を開始した。この前輪振れ現象はオートバイについては報告があることから、高速走行とも関連があるものと予想されるが、まず実態を知る必要があるので実走時の前輪振れについ…
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競走用車輪の横剛性について
競輪などの高速かつ過酷なレースでは種々のトラブルが発生する。中でも年間数件という低い頻度ではあるが、車輪の腰くだけもその一つであり、競技者の事故防止対策として、その原因究明が望まれる。この車輪の腰くだけとは、レース中に突然車輪がくの字状または8の字状に大きく変形したり、破壊したりする現象をいうが、そ…
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設備紹介「万能工具フライス盤、型式RTM-2型、理研製鋼(株)製」
新たに東京支所に万能工具フライス盤が設置された。本機は工具、ジグ、型、ゲージなど複雑な形状の部品を高精度に加工できるよう設計された機械で、横フライス盤としてフライス作業はもちろん、バーチカルユニットなど付属品を各種組合せ使用することによって、カム、工具、多種少量の部品など、複雑な精密加工ができる。 …
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設備紹介「NC放電加工機、型式M35C3-G30、三菱電機(株)製」
大阪支所に新設されたNC放電加工機は、多くの機能と高い精度を備えており、機械本体は4ヶ所のファンで冷却され、本体の歪を防ぐと共に、加工液も大きなラジエターで冷却され加工熱を取り熱膨張による精度低下を防いでいる。主軸はDCモータによって駆動。ボールネジが直結されており、高速サーボ送りが可能である。また…
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新製品紹介「ミニ運搬車の紹介、KETTLER社、City-Hopper」
技研ニュースNO.81で紹介したComfortable SL型自転車に引き続き軽合金製フレームのコースタブレーキ付ミニ運搬車を入手したので紹介する。 長さ116cm幅63cmの小さなスペースで格納でき、しかもスーパーマーケット店内用買物かご程度の容積の荷物を前後に乗せて運搬することができる。 …
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ペダリング時におけるサドル体圧
サドルの乗り心地を検討するため、サドル体圧分布測定システムを開発し、静止時における体圧データ等の収集を行ってきた。(技研ニュースNO.70、NO.73、自転車技術情報NO.24)昭和58年度は動的時における体圧特性等のデータを収集した。実験内容は、内外16個のサドルの静的時および動的時の体圧測定を主…
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フレーム振動試験機の試作
現行JISフレーム振動試験法再検討の基礎的資料を得るため、昭和56年度前後車輪を同期加振する装置により、実走行応力との比較検討を行い、その結果はすでに報告(自転車技術情報NO.18,昭和58年1月)した。これらの結果を基に、実走行時の応力パターンを完全に模擬させることは、もちろん困難であるが、より近…
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プレス順送金型CAD/CAMシステム
CAD/CAM普及期といわれる昨今、金型の設計製作においても著しい技術革新の波が浸透し始めている。 設計から加工に至る技術情報の流れを総合的に処理するCAD/CAMシステムの活用は、高精度・高品質な金型製作法の確立手段であり、厳しいローコスト・短納期要求に対する解決策でもある。 …
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変速性自動試験システムの開発(続報)
昭和57年度より、マイクロコンピュータを応用した変速性能試験システムの開発を進め、予備実験および試作した同システムについて、技研ニュースNO.76で紹介したが、その後、実用化のため、変速レバー制御の機能向上など全般的に改良を加えるとともに、リヤチェンジに加えてフロントチェンジ試験、ワイヤ荷重測定など…
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自転車部品加工技術の変遷(その10)
自転車部品の加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、前9回の報告に引続いて、今回は車輪(主にその構成部品であるスポークとニップル)に関して述べる。…
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プレス順送金型自動設計システムの開発研究
金型製造作業の合理化、効率化を図る一手段として、金型設計作業の省力化、設計時間の短縮化などのため、金型の自動設計システムの開発を試み、これまで2回にわたり、その開発経過とその成果について報告を行い、さらに設計機能、設計対象を拡大のたシステムへと開発を継続してきた。今回はこのシステム開発の第3階段とし…
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CSC5キロサーキットの安全性に関する研究(第1報)
CSC[(財)日本サイクルスポーツセンター]の5キロサーキット利用者の事故防止と安全性の向上を図る目的で3年間調査研究を行った。その初年度として、未然事故調査を行い、事故の要因を人間-自転車-環境の三つの因子に分け、それぞれの因子に基づいて、5キロサーキットにおける未然事故発生状況を分析検討したもの…
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400mピストにおける走行特性(続報)
自転車競技者の指導訓練用機器の開発研究の前提として、さきに日本競輪学校の400mピストにおいて、同校生徒によるモード別走行の実験を行い、出力特性、心拍数、呼吸数などの生体特性に関する基礎データを得た。引き続き昭和58年度には、第二次走行実験として、複数の同校生徒によるモード別走行のほか、1000mタ…
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変速性自動試験システムの開発研究(続報)
前年度に予備的実験として、変速機の駆動制御からシフトポイント、ギヤ鳴りポイント、チェーン乗り移り時間などの計算および結果の評価までを自動化する一連のシステムを試作し実験を行い、自動計測の可能性と有効性を確認でき、さきに報告した。これを基に昭和58年度は、変速性専用試験機の製作を行い、フロントチェンジ…
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パイプ端の異形切断成形法の研究(その3)
パイプ端が他方のパイプに突き当る箇所の形状切断は、工数的にプレス加工で行うことが望ましいが、ぴったり密着する形状に切断することは容易ではない。さきに婦人車のメインパイプのヘッド側の加工について、一度で切断する実験を行い報告したが、今回はミニサイクルのメインパイプのヘッド側の切断について、内側からまづ…
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ステンレス製リムの発さびに関する調査
最近ステンレス製部品の使用環境や使用状況など各種条件が原因とは考えられるが、腐食事例が持ち込まれている。それらの対応策の一環として、今回、ステンレス製のリムについて、めっき部品などの耐食試験として使用されている塩水噴霧試験およびキャス試験を行い、さびの発生状況などについて調査した。 なお製品のみでな…
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プラスチック自転車の振動特性
一昨年、スウェーデンのイテラ社と自動車メーカのボルボ社が世界ではじめてオールプラスチック製の自転車を量産化し発売した。タイヤ、チェーン、ブレーキ、シートポスト以外のほとんどの部分がプラスチツク製である。本稿では、このオールプラスチック製自転車の振動特性の評価に、モーダル解析を適用し、ループ型婦人用軽…
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ステンレス製リムの発錆に関する調査
最近、ステンレス製品の腐食に関してクレーム処理としてしばしば原因調査依頼を受ける。そこでトラブル事例の収集と対策の一環として、ステンレス製部品の耐食性の現状を把握するために試験を行ったのでその結果を報告する。調査はリムについて、塩水噴霧試験、キャス試験を行い錆の発生状況などについて検討を行った。なお…
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フレーム材料の疲れ寿命の調査(続報)
自転車用高級フレーム材に関する疲れ寿命の研究結果の概要を報告する。本研究の目的は溶接やろう付時などの加熱によってフレームパイプの疲れ寿命がどのように変化するかを求めることにあるが、いろいろな付加条件下における機械的性質をも同時に調査した。前報では普通鋼鋼管とCr-Mo鋼鋼管の疲れ試験結果および機械的…
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新製品紹介「曲線フレーム自転車の紹介、SPRIC社 Comfortable SL型」
立パイプがなく、ハート型を思わせるような形状をした西独製コースタブレーキ付の男女兼用車を紹介する。 この自転車の特徴は金属部はアルミ色、樹脂部は黒色に統一したフレーム、ハンドルそれに車輪にある。
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サドルの体圧分布に関する調査研究(第2報)
自転車の乗り心地に対するサドルの形状、構造については経験の積み重ねにより改良が加えられてきているが、乗り心地についての評価基準はない。そこで、当研究所ではサドルの乗り心地を人間工学的な見地より追及する目的で、さらにサドルの体圧分布測定システムを開発し報告した。本研究はこの測定システムを用いて各種サド…
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自転車用キャリパブレーキの鳴きに関する研究(その4)
自転車のキャリパブレーキの鳴き現象は、ブレーキゴムブロックの前後振動およびピッチッグ振動によるものであることは、これまでの3回の研究において解明し、報告したとおりである。鳴き振動の原因となっている自励振動の発生を、いかにしてとめるかというのが鳴き対策の基本であるが、この点をさらにつめるため、今回はピ…
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車輪の疲労強度の研究
自転車車輪の強度については、静的強度や短時間の動的強度に関する研究報告は種々あるが、いわゆる疲労強度という観点からのものは少なく、ほとんど解明されていない。そこで、種々の車輪組立条件の中で、比較的容易に変更可能な条件を変化させ、車輪台上走行試験機を用い、組立条件と車輪寿命の関係を調べ、車輪の疲労強度…
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水平走行衝撃による車輪の強度測定
自転車車輪の動的強度に関しては、最近において、実走行におけるスポーク、リムの応力を測定し、落下衝撃による強度を測定した。これらから、車輪の強度といえばスポークに目を向けられがちであるが、リムの強度も大きく影響していることが分った。そこで、さきに試作した車輪衝撃試験機を使って、リムの寸法(4種類)と材…
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変速性自動試験システムの開発研究
自転車の変速装置による変速性について、駆動部品の品質性能調査の一環として、さきに変速性能調査を実施した。そして性能評価手段の一部として、シフトポイント(ギヤチェンジ可能位置)、ギヤ鳴り発生ポイントの測定や、ギヤチェンジ波形、チェーン乗り移り時間の計測とその評価方法を打ち出した。これらの試験・評価方法…
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試験用試作車いすの静的応力測定
手動車いすについて、J1ST9201として規格があり、一方国際規格化の検討として、ISOTC173/SC1で作業が行われ、審議が進められている。JISはISOとの整合をという基本姿勢から検討をせまられ、昭和58年度「日本リハビリテーション医学会」が、通産省工技院からの委託により、検討作業をサポートす…
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昭和59年度技術研究所の事業計画
「研究業務」1.特別研究(1)自転車の安全性・操縦性の研究、1)過負荷走行時における自転車および人体の安全性の研究、2)車輪の組立条件と強度、機能の研究、3)自転車競技者の指導訓練用機器の開発研究、(2)自転車部品試験装置等の調査及び試作研究、1)フレーム振動試験の調査研究、他2件、(3)ステンレス…
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400mピストにおける走行特性(続報)
前年度、自転車競技者の指導訓練用機器開発研究の一環として、日本競輪学校400mピストで、モード別走行実験を行い、同校生徒1名の走行特性に関する結果について、自転車技術情報NO.21で報告した。 58年度は、複数の同校生徒を対象に、モード別走行のほか、1,000mタイムトライアル走行についても実…
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試験用車椅子の静的応力測定
日本リハビリテーション医学会は、通産省工技院電気規格課より委託を受け、車椅子の走行性能のうち、我が国ではこれまで殆んど考慮されなかったホイール・アライメントに着目したアライメント可変の試験用車いすを設計・試作し、静的及び動的の各種試験を実施して、その性能を評価した。 …
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サイクルショップ情報検索システム
技研ニュースNO.67で(財)自転車センターに納入の自転車適正寸法設計システムについて報告したが、今回それに関連して、サイクルショツプ情報検索システムを開発納入し、4月初めより大阪難波のサイクル情報センターでサービス提供中であるので、その概要を報告する。このシステムは、利用者の希望する地域でのスポー…
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降坂走行時のハンドル振れ防止対策
(財)日本サイクルスポーツセンターの下り坂における一般利用者の転倒事故防止対策について検討依頼を受けた。この事故はハンドル振れが増大して転倒に至るものであるので、昭和58年度は実走試験によってその挙動を調べることとした。実験は同センターのメインスタンド前からの下り坂で行った。 …
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台上走行試験装置の開発(1)
日本競輪学校では、生徒の指導訓練のため、各種の設備を有効かつ適切に駆使し、訓練効果の向上に努めているが、最近の各分野におけるコンピュータ利用の目覚ましい発展と相まって、これまで困難視されていた分野の技術的解決が身近に得られるようになってきたので、学校の現有設備の問題点を整理し、学校側の要望を可能な限…
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車輪の疲労強度試験
車輪の組立条件のちがいが車輪寿命に与える影響について台上走行試験機により調査したので、概要を報告する。試験は、供試車輪の基本組立条件のうち、一条件のみを何段階かに変化させた車輪を組立て試験した。試験結果のばらつきを考え、同一条件の供試車輪数は3本としその平均を求めた。一部空気圧の異なる場合を行った時…
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自転車部品のトラブル事例の収集と対策
金属化学課の業務のひとつとしてクレーム処理がある。それは各種部品の破損や腐食事故の原因解析を主とし、その他目的に応じて強度、材質、組織、硬さなどの調査を行うものである。今回、過去5年間に処理したトラブル事例について整理を行ったので、ここに一部紹介する。表におけるクレーム処理の「材料」分野は組織、成分…
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自転車部品加工技術の変遷(その9)
自転車部品の加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、各部品別に述べてきた前8回に引続いて、今回はフリーホイールについて、その加工法の変遷の概要、進歩の過程について述べる。…
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管理工学-Q・C・Dのマネジメント-(その4)
企業がその経営目的を達成するためには、経営諸資源(人的、物的)を有効に活用し、産出と投入の効果率を図ることが肝要である。管理工学は、ひと、もの、かね、情報の運用の効率化、最適化を命題とする体系的管理技法である。管理工学はこのような観点から、経営体の生産活動について管理機能の面からアプローチするもので…
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総抜型自動設計システムの作成
金型の設計作業の省力化、設計時間の短縮化など合理化を図るため、金型の自動設計システムの開発研究を手掛け、さきに第1段階としてプレス単抜型を対象として簡易自動設計システムを開発し報告した。これに用いたハードウェア構成に周辺機器を付設して、設計機能の拡充、設計操作の改良を行うとともに、金型の設計領域を広…
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自転車電算機センターの調査
自転車業界においても、需要の多様化などに対応するには、コンピュータによる情報解析、高度な技術計算、CAD/CAMシステムによる設計・製造の支援などが不可欠となってきた。技術研究所としては、図形処理を中心としたシステムの導入により、自転車設計システムの拡大、金型設計システムの拡充などCAD/CAMソフ…
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フレーム材料の疲れ寿命の調査(第1報)
自転車用フレーム材料に関する技術的調査は、普通鋼鋼管やアルミニウム合金官が主なものであり、Cr-Mo鋼鋼管やハイテン鋼鋼管に関しては、わずかな報告があるのみで、しかも鋼管のS-N線図が比較用にある程度である。最近の造管技術の格段の進歩により、鋼管の品質、精度は優れたものと考えられるので、基本的な素材…
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超音波によるめっき浴の特性について
ニッケルめつき浴に超音波照射を行った場合、浴特性(電流効率、限界電流密度)、電着物の外観および物性(微小硬度)の変化について得られた実験結果の概要を紹介する。 実験の結果、次のことがわかった。1)電流効率および限界電流密度は、いずれの浴においても静止浴に比較し…
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新製品紹介「新着したモールトンAM7型自転車」
17*1・1/4軽合リム、前輪ラジアル組28本スポーク(線径2mm)、ナイロン強化したウオルバー製70~90psiの高圧タイヤを装着、ホイールベース1,050mm、クランク170mm、52T*10、11、13、16、18、23、28T7段、10Tのトップスプロケットは特別製、サドル地上高さの最大1,…
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ロボット化の奨めと問題点
いまさら述べるまでもないとは考えるが、現実にはかならずしも十分に理解されているといいがたいような実例にいくつかお目にかかっているので、念のために、自動化設備導入のためにはどのようなことに注意しなければならないかを示しておく。技術的可能性[信頼性-ハードウエアとソフトウエア、操作性、保守性]、経済的採…
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JICSTオンライン情報システムの利用について
技術情報文献を専門に収集し、整理を行い、これを提供している公的な情報機関の一つに、日本科学技術情報センター(JICST)があり、その詳細については先に紹介した(技研ニュースNO.49)。JICSTではその後、漢字システムを実用化し、収集・整理された技術情報文献を、電々公社の公衆回線を介してオンライン…
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音響測定方法の現状
音の測定に関しては、その物理的現象を理解するためいろいろな方法が採られてきた。古くは音速を大砲の閃光と音の到達時間の差の測定により求めたという例があるが、このように測定手段として聴覚を使っていた。現在の騒音計にしても原型はバルクハウゼン型聴感式のもので、800Hz付近を中心周波数とするブザーの音をイ…
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新設計自転車の機能評価
技研ニュースNO.70、73、75で「新設計自転車の開発」に関する報告を行ってきたが、引き続いて重心測定および定地試験結果について報告する。
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カンチレバー形およびサイドプル形ブレーキによる制動時前ホークに生ずる実働応力
種々の走行モードのうち、急制動によるフレームの応力変化はかなり大きいことが知られている。 従来、ブレーキの取付け台座を前ホーク足に直付けしたカンチレバー形ブレーキによる制動の場合は、直付け細工をしないサイドプル形ブレーキによる制動の場合に比べて、とくに前ホークに発生する応力が大きく、強度上…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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