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競技用検車機器の改良について
競技用自転車を迅速、確実で手際の良い検車を行うためには、精巧で使い易い検車機器が必要となる。今回各種の検車機器の開発および改良を行ったので紹介する。1)チェーン伸びゲージ、2)ギアクランク測定器、3)ハンドルバーの修正ジグ、4)コッタレス用アダプター、5)ハブスパナ、6)パイプへこみ修正ジグ、7)チ…
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技研の研究発表会に参加して
技術研究所主催の研究発表会や技術研修会に参加し、いつも有意義な情報を提供いただき有難く思っている。今回の発表テーマは車いす関係が3件、自転車関連の既存製品の分析・評価に関するテーマが4件、FRP関連が1件、光機能性皮膜の塗装に関するテーマが1件、今話題のPL関連のテーマが1件と多種にわたる。福祉機器…
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平成6年度研究発表会を終えて
当技術研究所では、平成5年度の1年間に実施した研究結果を、自転車業界はもとより、関係する業界、その他関連団体等へ報告するために研究発表会を6月22日東京会場(日本自転車会館9階)、6月23日大阪会場(自転車産業振興協会技術研究所大阪支所)に於いて実施した。参加者は東京会場が76名、大阪会場が46名と…
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「自転車車輪の簡単な空力評価」技術研修会を終了して
今年の研修会の実習内容は、昨年度の研究テーマで実施した、競技用車輪の特性試験をそのまま取り入れた。研修生の人員は14名と決定し、彼等より合計6本の車輪が集まった。初日は、車輪の縦、横の振れ測定や、縦、横の剛性試験、ねじり剛性試験など順調に進んだ。2日日以後は午前中が講義、午後が実習を行った。圧巻であ…
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競技用自転車タイヤ事故発生原因調査研究
全国の競輪場の検車課からよせられたタイヤ、チューブに関するいくつかの事故発生報告について原因調査を行ったので報告する。調査はA.タイヤ変形(歪み)原因、B.タイヤトレッドゴムの亀裂発生原因、C.タイヤ空気漏れ原因のそれぞれ調査を行った。総体的にまとめていうと、いずれも製造工程上に起因したものであった…
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世界選における自転車テクノロジーの考察
自転車の世界選手権戦に対しての自転車技術一般に対しての筆者からみた考察を詳述している。項目別にはA.超一流競技者は機材の目利きといえるか。B.最近の世界選手権、その他世界トップレベルの競技会における自転車の進歩について。C.ハイテク化を機材に限定してどんな進歩がみられるか。D.現在日本の技術レベルは…
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ハンドルバーとステムの疲れ試験(ISO規格案)
ISOではハンドルバーとステム、前ホーク、クランク・アセンブリー、シートポストの疲れ試験の規格案を審議している。これらの試験では供試品を固定しておいて、乗員や路面などから作用を受けると思われる部分に対して、機械によって集中的に加振する。一方、JIS規格では供試品におもりを取り付けて、全体を振動させる…
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新素材を応用した競技用自転車の開発
本研究は関係有識者、業界団体等のバックアップのもとに、平成7年の自転車世界選手権でメダルを獲得するための諸問題を解決することを目的としている。そのための3本の柱を用意した。(1)人間工学的な科学的トレーニングの研究(2)新素材を応用した競技用フレームの開発(3)各種供試車輪の特性調査。今年度は、記録…
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車輪締上機の高機能化の調査研究
現在自転車業界各社で多数使用されている技研型4本式車輪締上機に対して近来様々な要望が各社から寄せられている。それらの要望を検討した結果、当研究では段取時間およびサイクルタイムの短縮を計ることとし、併せて装置の簡易化を実現することし、成果を得たので報告する。改善の内、同時に高価な装置、複雑な機構となら…
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VR応用サイクリングシステムの開発
ヒューマンインタフェイス技術の一つとして近年急速な進歩を見せているVR(Virtual Reality )技術を導入することにより、利用者のペダル漕ぎなどの動作や脈拍などの生理データをコンピュータに入力すると共に、ディスプレイ中に自分自身が入り込んだような感覚を生成し、利用者が実際のサイクリング走行…
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中空SRTM成形法の確立とフレームへの適用(Part3)
技術研究所では、一般ユーザーが購入し乗用するクラスのモノコックフレームの開発を目的として研究を行ってきた。平成元年度よりSRTM法を使用したモノコックフレームの開発に着手し、平成3年度より中空SRTM法の開発を開始した。今回フィルム成形メーカーの協力を得て、高周波成形の可否、アミン系硬化剤との耐薬品…
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アトランタ・パラリンピックに向けての身体障害者自転車競技・大阪大会
昨年12月、立川の昭和記念公園で、日本の初めての身体障害者自転車競技大会が、第7回車椅子マラソンの前座的なスタートながらも開催された。それに引き続いて関西地区においても、3月20日に関西サイクルスポーツセンターの400mバンクで無事に実施された。昨年度、各メーカの協力とご厚意によって新たに作成された…
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エコライフ・フェア”94に出展
環境庁、東京都、文京区、環境事業団等11組織のエコライフ・フェア”94実行委員会による主催で6月10日から12日まで東京ドーム・プリズムホール及びその周辺で開催された。出展者は、諸団体や会社等21を数えた。自転車環境整備促進協議会では、地球にやさしいサイクル・エコトピア<自転車が守る環境・創る環境>…
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ISO/TC149/SCIおよびSCI/WG8会議に出席して
1994年4月25、26日にイギリス・ロンドンにおいて、自転車の安全基準に関する文科委員会(SCI)とオフロード車に関する作業グループ(WG8)の国際会議が開かれた。この会議に筆者と(社)日本自転車工業会の村田氏、(株)シマノの吉村氏、田中氏、通訳の5名が出席した。各国の出席者は合計16名であった。…
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自転車技術懇談会・設立20周年を迎えて
技術研究所と自転車業界の技術者や自転車に関心ある方々による会員相互の技術交流、情報交換の場として昭和49年に設立された自転車技術懇談会も今年で設立20周年を迎えました。現在法人44社55名、個人8名の会員を有し、各種の活動の中で会員各位よりご指導やご協力いただき関係者一同深く感謝しております。去る6…
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リサイクルのための自転車に関する調査研究
製品をリサイクルするためには、設計の段階からリサイクルを考慮した製品設計が必要である。現在、自転車に使用している素材は、鉄、アルミニウム、ゴム、合成樹脂等で構成され、廃棄後、資源として再利用する場合、破砕して分離処理しているのが現状である。廃棄処理する場合は、素材として直接焼却場や再生処理場に運搬で…
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(財)自転車産業新興協会技術研究所におけるACM関連の試験研究紹介
技術研究所におけるACMに関する研究の状況、関連設備を紹介する。1.主要設備(1)ホットプレス(2)恒温機(3)RTM注入機(4)RTM型締め機(5)温調機(6)ウオータージェットマシン(7)冷凍庫(8)集塵機(9)ダイヤモンドソー切断機、2.成形型(1)モノコックフレーム体用樹脂型(2)同(3)前…
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中空SRTM成形法の確立とフレームへの適用
筆者らは低価格と軽量化の2点を主に、平成3年度より中空SRTM法の開発を進めた。第1報ではポリエチレンフィルムコアー芯材のフレーム成形システムを開発した。第2報ではウレタンフィルムにより基礎実験結果ををもとに1200gまで軽量化できた。本最終報ではフイルムを特殊ポリアミドフィルムとし、成形法も実用化…
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汎用CAEツールを用いたCFRP製自転車のFEMモデルと応力解析
最近は複合材料の分野にもCAEの適用分野は拡大しており、FRPを中心とした複合材料の材料設計及び構造設計ツールとして浸透している。しかし、FRP構造の設計は、材料設計と構造設計が複雑に組み合わされて行われるため、CAEツール使用による解析モデル作成を難解なものにしている。今回汎用CAEツールを使用し…
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競技用車輪の諸特性について
最近、トライアスロン等で使用され始めた新しい機材が、従来の競技用自転車に使われ始めてきた。特に、フレーム、車輪の形状、材料が多種多様になってきている。しかし実際の効果が明確にはされていない。そこで平成5年度は、市販の各種車輪について種々の試験を行い、諸特性を把握した。供試車輪はすべて700C車輪の後…
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第19回発明大賞「考案功労賞」受賞する
技術研究所は(株)ダイア(犬山市)と共同で廃棄自転車用切断装置を開発した。この自転車用切断装置の発明は、不用自転車の解体作業に使用する切断装置に関するもので、油圧で作動する移動刃と、固定刃によって、鋼製パイプやゴムタイヤなどの材質形状の異なる部分が簡単に切断できる小型切断機である。この発明によって、…
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車いすのチャリティマラソンを見て
4月25日、第5回ナゴヤチャリティマラソンフェスティバルが、庄内緑地公園(名古屋市西区)で、名古屋オールランナーズクラブと名古屋金鯱レーシングクラブの主催で開催された。このクラブは、昭和61年に1キロ走るごとに1円を貯金(喜こび税として)し、併せて競技に参加する費用を車いすの購入資金に充て、足の不自…
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技術研究所がサイクルフェスティバル(国際アウトドアズマーケティングショー)に出展
4月29日-5月5日のゴールデンウイークに、名古屋市のポートメッセなごやにおいて、第1回国際アウトドアズマーケティングショーが開催された。(社)自転車工業会がサイクルフェスティバルゾーンとして60ブースを確保し、業界20社が出展を行った。技術研究所は2ブースを確保し、技術紹介、自転車技術の啓蒙を行っ…
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平成6年度技術研究所の事業内容について
1研究業務(1)自転車生産技術等調査研究1)新素材を応用した競技用自転車の開発研究2)自転車競技者の指導訓練用機器の機能拡張研究3)ISO規格制定に対する試験研究4)通学用自転車の安全乗用に関する研究5)基礎的予備研究(2)車いす等福祉機器開発研究1)身体障害者用スポーツ機器の開発研究2)福祉機器等…
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アルミニウムの表面硬化処理技術軟質材へのハードコーティングプロセス
アルミニウムで代表されるいわゆる軟質材の表面に硬い皮膜を生成し、耐摩耗性等を向上させる方策及び硬い皮膜の簡便な生成プロセスについて概説する。表面処理の方式については、熱処理、表層の合金化(アロイング、クラッディング)、皮膜形成(薄膜、厚膜)に区分できる。ここでは皮膜形成の薄膜に着目して、当所が中心に…
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第1回日本身体障害者自転車競技大会開催される
第1回日本身体障害者自転車競技大会が、平成5年12月5日に立川市の国立昭和記念公園で開催された。東京都、千葉・埼玉県を中心に41名の選手が参加した。競技種目としては視覚障害者と健常者の組み合わせによるタンデム競技が男子20Km、混合15Kmで公園の外周コースで競われた。切断等の肢体不自由者は2輪自転…
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分解容易なモデル車の試作研究
自転車に使用している素材は、鉄、アルミニウム、ゴム合成樹脂等で構成され、廃棄処理する場合は、素材として直接焼却場や再処理工場にそれぞれが運搬できることが望ましい。そこで、分解してリサイクルが容易にできる自転車を考え、試作し試験をした。自転車の形状は、車輪を分離しやすくするために片持式フレームとし、車…
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ISO会議とヨーロッパの車いす試験機関を訪ねて
車いすの規格を検討するISO会議が1993年11月7日から5日間の日程でオランダのデルフト市で開催され、この会議への出席と、それに先立ってイギリス、フランスの車いす試験研究機関を訪問する機会を得たので、それらの状況を報告する。イギリスの試験研究機関は、ブラックプールという町にある保健省の医療機器局に…
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ヨーロッパの自転車と複合材料の研究を調査して
本事業における調査の目的は、技術研究所の国際交流の基を拓くべく具体的展開を図り、自転車研究の方向性を調査し、特に複合材料の応用研究の現状と今後の展開の調査、及び研究の研究成果について意見交換を行うことであった。1993年3月13日より27日まで15日間8つの大学、研究機関メーカーを訪問した。主な所は…
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車いすの規格化・標準化と試験評価の現状と問題点
車いすは福祉機器の代名詞とも言われ、現在ではコンパクトタイプ、軽量タイプ、モジュールタイプなど、多種多様のものが生産され利用されている。この車いすの今日までの規格化・標準化の経緯と現状及び今後の問題点について、国際動向もみながら述べてみる。規格化・標準化での問題点としては運用面での整備が不充分であり…
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福祉機器等の品質性能評価機能の整備
車いすに乗員が乗った状態での三次元重心位置を求める装置がないことから、新たに開発を行った。また電動三輪車、自転車等も対象とできる構成とし、動的位置の計測においては画像計測を併用する方向で検討した。開発結果は、この装置を用いての実測結果は良好であり、ほぼ所期の目的を達した。荷重計と画像との組合わせは、…
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表面処理による機能性皮膜の調査研究
以前より自転車の夜間走行における視認性の改善が要望されている。そこで、自転車の構成部品そのものにリフレックス・リフレクタの機能を持たせることにより、あらゆる角度からの視認性の向上を図り、安全走行の一助とする考えから、表面処理による機能性皮膜の作成について検討し、今年度は試験片を用いての基礎実験を行っ…
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振動解析を応用したハンドルバーおよび前ホークの実働応力の再現
当技術研究所では先般、中央大学理工学部大久保研究室と共同で、自転車の走行時に路面から受ける外力の同定の手法を報告した。今年度はその研究を発展応用させ、実走行時にフレーム及び自転車部品に歪ゲージを貼付して得られた応力波形を、試験機上で繰り返し再現させ、フレーム及び自転車部品を破壊にまで至らしめることを…
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競技用自転車タイヤ空気漏れ原因とチューブ劣化の調査研究
競技用自転車のタイヤチューブは普通自転車と異なり、天然ゴムラテックス製薄肉タイプが用いられている。しかし普通自転車のブチルチューブに比べ、空気の保持力-耐ガス透過性が劣るが、走行性能最優先の立場から使用されている。そこで精密な工程と品質管理のもとに製造されるが、外部因子によらない緩やかな空気漏れを起…
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駆動機構の人間工学的研究(続報)
昨年度に引続き、クランク角速度がクランク位置の関数として変化する駆動方式が、従来の方式より下肢の筋群からより大きなパワーを引き出す可能性を主として実験的に追求する研究を行った。下肢の筋骨格モデルと自転車-乗員系の力学モデルに基づくコンピュータ計算によると、通常方式の511Wに対し、可変クランク角速度…
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天然繊維強化複合材料の自転車への適用(第3報)
NFRPの実用化を目的として、オーバーサイズパイプによるマウンテン型フレームと一体成形ハンドルの試作および強度試験を行った。また、NFRPの振動減衰性についても評価を行った。NFRPフレームの試作では、パイプをシート成形とFW成形を複合させた新たな積層方法により作製し、高い剛性が得られた。NFRPハ…
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身体障害者用スポーツ機器の開発研究(第3報)
自転車感覚で中距離程度の走行ができるという「コンセプト」の基に研究を始めた「アームサイクル」の開発も2年が経過し、今年度は実用化タイプの試作開発を進めた。これまでの試作において機構、構造上で発生した種々の問題点を検討し、さらに改良を加えて身体障害者の人達が自転車感覚で軽快に走行できるようなクランク駆…
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中空SRTM製フレームの成形
CFRPをはじめとするモノコックフレームは、期待に反し市場開拓されていない。これは、軽量化、多種サイズへの対応、高価格、その他の付加特性が明確でないことによる。当所では価格と軽量化の2点を主に追求するため新しい成形法「中空SRTM]をモノコックフレームに適用し開発した。前報ではポリエチレンフィルムを…
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パネルフレームの試作研究
本研究は、特別な設備を用いることなく、極論すれば、素人レベルでも作れる新しい素材の自転車を開発しょうとの考えのもとに実施したものである。フレームの構成としては通常の自転車におけるヘッドパイプ及び立パイプ相当品をハニカムパネルで挟み込み、前三角相当品を作成し、さらにそれに後三角を増築するという方法を取…
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(1994年)新年のご挨拶
昨年の我が国経済は、円高や国内景気の先行き不透明感などから、個人消費、設備投資が低迷し、依然として厳しい状況にあった。自転車業界にあっても、完成車の生産・出荷・輸出については、対前年に比較し、いずれも4-5%下回った反面、輸入が35%もの大幅増を示し国内需要の17%を占めた。唯一部品においては生産・…
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(1994年)年頭のごあいさつ
昨年は自振協・技術研究所では最適設計のための研究を進めながら、検車機器の改良開発やNKG生徒の指導訓練に対する技術的強力をはじめ、ISO、JIS規格制定に対する試験研究、スポーツ用車いすの開発研究と性能評価試験設備の強化およびJBTCネットの充実に努めてきた。平成6年に、抱負と期待をこめる新しいテー…
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アメリカ西海岸自転車事情
最新タイプの自転車を世界に広めるインターバイク・エキスポが93年9月17日から20日まで砂漠の地ラスベガスにて開催された。当協会ニューヨーク事務所もブースをもったので、アテンドした。さらに、ロサンゼルスにおけるディストリビュータ、ディーラ、福祉機器展示場の視察をする機会も得たので報告する。インターバ…
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中国での自転車塗装技術交流
日中自転車緊密化業務補助事業の一環として、平成5年6月1日より7日まで山東省済南市を中心にして対中自転車技術交流を行った。内容は、中国自行車協会主催による変速機、塗装技術に関する講習会および3社の自転車工場を訪問して技術懇談を行ったものである。塗装技術の講習会は筆者が担当し、第1日目は講義、第2日目…
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「サスペンション付MTBの応力振動解析技術」研修会を終えて
当研究所では、昨年の10月26日から29日迄の4日間、表題について、講義と応力、振動の計測実習の研修会を開催した。参加者は各方面より14名、熱心に受講された。講義は「応力と振動の基礎」、「ショックアブソーバー入門とサスペンション付MTBの現状と将来」、「MTB競技の概要とサスペンション付MTBの使用…
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東南アジアで技術協力
筆者が初めてフィリピンへ技術指導に行ったのが35年前、そして国際協力事業団の行う技術協力の一環として表面処理の技術研修を実施してきて28年が経つ。その縁で東南アジア諸国を廻ることができた。マレーシアではその周辺諸国を相手に電気めっき、溶接、金型、プレス加工の研修が行われ、筆者は毎年1カ月研修のめっき…
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ハイ・エイジ・テクノロジの提唱-雀百まで踊り忘れずに支援を
高齢者支援テクノロジという意味でハイ・エイジ・テクロジとして論じる。”雀百まで踊り忘れず”この俗諺、まことに高齢者評価の的を射ており、それにハイ・エイジ・テクノロジの”手”を差し伸べるべきである。テクノロジのターゲットは、概念的に陥没した裾野機能のバックアップ…
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ISO/TC149/SC1会議に出席して
1993年9月13-14日、ドイツのケルン市にあるドイツ規格協会において、自転車の安全基準に関する国際会議が開かれ、これに筆者は(株)シマノ・ヨーロッパの吉村氏と共に出席した。今回の主要課題は自転車用荷台と自転車の安全要件の規格であった。後者の課題について多くの意見が出され、審議未了となり、未決事項…
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天然繊維素材による自転車への適用(第3報)
天然繊維の中で和紙原料である三椏や麻などは、優れた強度特性や整った繊維形状などの特徴がある。本研究ではこれらの繊維を強化材とした天然繊維強化プラスチック(NFRP)を用いて、FWパイプによるNFRP製MTBフレームを試作して強度試験を行った。また、中空一体成形ハンドルについても試作、強度試験を行った…
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表面処理による機能性皮膜の作成
夜間走行における自転車の乗員の安全性を確保するため、表面処理(電着塗装)により残光性あるいは光反射性を有する機能性皮膜を作成し、自転車の視認性改善を試みることにした。初年度は試験片を用い、その作成条件について基礎的なデータを収集した。試験片には、みがき軟鋼板に膜厚約10umの光沢ニッケルめっきを施し…
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MTBハンドルグリップ圧入機の開発
MTB用グリップはソフト感のある柔軟な材質で作られているため、腰が無くハンドルバーへの挿入が困難であり、自動化の難しい作業である。過去東京支所では、軽快車用ニギリ圧入機を昭和58年に開発している。今回依頼により、MTB用グリップ圧入機の開発を行ったので紹介する。作業は挿入するグリップをエアシリンダの…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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