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設備紹介「電解成形平面研削盤」
新しく技術研究所大阪支所金属加工課に電解成形平面研削盤[型式ECPS-40D、ジャパックス(株)製]を設置した。本機には被成形性に勝れたグラファイトを電極砥石に用い、複雑微細な総形形式のパンチ、分割金型、総形工具などの成形研削に威力を発揮する。おまな諸元は次のとおり。テーブル作業基準面寸法;450*…
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自転車ロボットの試作
昭和46年度より自転車ロボットの開発を進めてきた。47年度は一部の改造を行って直立、直進走行ができる条件を見いだすことができたが、さらに改良を加える必要が生じたので、48年度は次のような諸点を改造して走行実験を試みた。1.駆動モータの小型、軽量化をはかる。2.ハンドル操作機構を改良する。3.転倒防止…
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自転車の衝突実験について
前年度に引続き昭和48年度も自転車の衝突実験を取り上げた。今回は凹障害を対象として、自転車とダミーが溝障害に遭遇した場合、どのような衝撃を受け損傷を被るか、またどの程度の溝ならば自転車も人間も被害がなく乗り越えていけるか、などを見きわめるために実験を行った。また今後の参考として自転車対自転車の衝突も…
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チタンの自転車への応用
チタン製フレームについては、既に欧米における試作・実走の成果が宣伝されている。一報告中の設計によれば、フロントフォーク、ヘッドセットを含めてチタン製フレームの仕上り重量は約1.6Kgであり、標準の現行スチール製軽量フレームに比較すると強度は同程度で重量は40%も軽くなっている。フレームには薄肉チタン…
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内外自転車の品質性能調査について
一部既報(技研ニュースNO.17)のように27インチ国産並びに外国製高級10段変速付きスポーツ車14台を次の項目について調査、試験を行った。1.外観調査、2.定地試験(惰行試験、手放し直進走行試験、制動試験、応力測定など)、3.実走行試験、4.分解調査(フレーム振動試験、前ホーク衝撃試験など)。これ…
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実用新案解説「塑性加工による自転車フレーム接合法」
高温加熱による自転車フレームろう付け法に対し、部材を冷間塑性加工により圧接させる結合法で、熱ひずみあるいは加熱による母材の強度低下を防止すると共に、高温加熱による作業環境から開放し、併せてコストの低減を意図している。 パイプの接合にはラッグを使用するが、パイプの中に軽…
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実用新案解説「自転車用クランクピン圧入器」
本装置は競輪に使用するトラックレーサーの、クランクピン打込状態を検査する目的で開発した器具である。作動部は軽量、小型で片手にて迅速な操作ができ、ハンマによる打込みに比べ、ピンを損傷することがないので、ピンの打込み作業に適する。コンプレッサから取り入れた空気を油圧に変換し、制御された一定の力でピンを圧…
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イオン交換樹脂によるめっき排水中のクロム酸の回収(1)
クロムめっき排水中のクロム酸は、工場排水の規制の中でも特にシアンなどとともに有毒物質とされ、その規制はきびしい。現状のめっき排水処理においては、ほとんど還元中和による化学処理であるが、ここに生成するスラッジの処理が大きな問題となっている。本研究は、これらスラッジの問題をなくすとともに、希薄な洗浄排水…
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塗料乾燥における最適硬化条件
自転車などの塗膜の機械的性質は、塗料組成に影響される割合が大きいが、塗料乾燥における加熱条件によっても異ってくる。本研究はメラミン樹脂系塗料を用い、動的粘弾性測定ならびに塗膜かたさ、塗膜密着性および一部につき応力-ひずみ特性を求め、塗膜の機械的性質に対する加熱温度、加熱時間の影響について検討したので…
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自転車ロボットの試作
従来自転車の操縦性、安定性などは人間が乗り、そのフィーリングによって良否の判定がなされてきている。しかし人間の適応性のすばらしさのために、その判定があいまいになっていく。これに対してロボットで操縦させることができれば、そうした欠点は除去でき、制御量あるいは操作量により操縦性、安定性などの評価を量的に…
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衝突時における人体および自転車の挙動(続報)
自転車の安全性の研究の一環として、先に子供自転車、子供ダミーによりまず、高さのみを変えた平面障害物に対する衝突実験を行い、その結果を前報にて報告したが、昭和47年度は、成人ダミーによりほぼ同様な衝突条件でその実験を行ったので、報告する。この実験研究の目的については、安全走行のための教育、障害のない交…
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自転車ヘッド部自動組立装置の試作
自転車組立作業の自動化研究を昭和46年度より3年計画として取り上げ、比較的自動化が考え易いヘッド部の自動組立装置の試作方針を決定し、47年には基本構想に基づいて、細部の検討、設計、製作、組立調整と進めて、一連の自動組立装置を試作したので、これについて報告する。装置の基本仕様としては、タクトタイムは1…
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自転車の玉当り回転部の自動ねじ締付け(続報)
自転車のヘッド部の組立てについて、上玉押しの締付けと前ホークの回転トルクの関係を実験検討し、上玉押しのみの自動締付トルクの適正値を求めたのは前報の通りである。昭和47年度は引き続いて、中ナットおよび袋ナットの締付けを順次行なったときの、前ホーク回転トルクの変化状態を実験し、最終的に適正な組立品を得る…
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ギャクランク組立装置の設計試作
ギャクランク(右)の組立作業(刻印、組立、リーマ通し、検査の各作業)は従来、工程別に手作業あるいは半自動的に行なわれているが、これら工程の自動機による加工方式について研究し、組立後の大ギヤ横振れ検査ならびに選別を含めた自動組立装置の設計・試作を行ない、この種組立作業の省力化に寄与することを目的とした…
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NCフライス加工の金型への適用
金型は従来手作業による熟練度を多く要する労働集約的製品であり、その加工の機械化、省力化を強く迫られている。最近特に発展したNC加工は今後型彫加工の省力化の柱となるものと考えられる。現在まだ金型業界での利用が少ないが、今後発展が期待されるNCフライス盤を用いての金型製作、とくに自動化のもととなるモデル…
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砥粒による金型表面仕上の研究
金型製作は、放電加工やNC工作機械などの導入により省力化の努力が重ねられているが、金型の表面仕上については従来からの手加工に頼り、合理化が未解決の分野といえる。本実験は、この取り残された手作業工程に対し、なんらかの解決の手がかりが得られないかという目的で、基礎的な実験を行なったものである。金型の表面…
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金型用鋼材の摩耗試験
金型が使用に耐えられなくなる原因の一つに摩耗がある。摩耗現象は一般に非常に複雑で、一定条件下の試験結果から実際の場合の状況を簡単に想定することは、種々の危険を伴うと考えられるが、摩耗現象を理解することにより金型の寿命向上に寄与できるであろうとの考えで実験を行なった。合金工具鋼D11種とS2種の2鋼種…
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高速流による直線移動めっき法の実用化(第2報)
めっき作業の自動化、省力化で問題となるのは、被加工物の「ひっかけ」への着脱である。今までの概念にとらわれず、直線方向のみの駆動方式でめっきができれば、着脱作業の自動化も可能であり、駆動方式も単純な機構となり、床面の狭い小規模な全自動めっき装置とすることができる。この考え方で、46年度は「フォール方式…
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イオン交換樹脂による総合排水処理法式の検討
イオン交換樹脂による排水処理は、重金属の完全除去、回収、水の再利用などに最適であると同時に、薬品処理の最大の欠点である排水の濃度や流量の変動に対しても、なんらこだわりなく処理できる。ただ、樹脂のイオン交換容量に限度があり、再生操作などにもいろいろ制約があるので、めっき排水処理装置として実用化にはまだ…
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イオン交換樹脂によるめっき排水中のニッケル、亜鉛、銅の回収(1)
近年、工場排水に対する規制はきびしく、とくに重金属に対する規制値は、従来からの化学的処理法では不十分となり、さらに今後、予想される総量規制においては、技術的、経済的に不可能となるであろう。そこで、当所においてはイオン交換樹脂によるめっき排水中のニッケル、亜鉛、銅などの重金属の回収方法について検討した…
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西欧における塗装技術
昨年、9月から10月にかけて20日間西欧諸国を訪れ、塗装技術について見聞したので特に気づいた点について述べる。調査の主目的は(1)公害問題、(2)塗装工程とその方法、(3)ユーザーの要求する塗膜品質、(4)自転車の生産状況である。オランダ、西ドイツ、オーストリヤ、フランス、イギリスの5カ国を短期間に…
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イオン交換樹脂によるめっき排水処理についての2、3の実験結果
技研では本所、支所が協力してイオン交換樹脂によるめっき排水処理を検討するため、次の3点について昭和47・48年度の2年間にわたって研究している。1.イオン交換樹脂による総合排水の処理、2.イオン交換樹脂による重金属の回収、3.イオン交換樹脂によるクロム酸の回収、初年度においては、イオン交換樹脂のめっ…
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公害としての騒音について
騒音の発生源は被害を受ける地域が局所的で、大きな社会問題となることは少ないが時や場所を選ばず発生する。官公庁の調査によれば、公害による被害届出件数の40%が騒音関係で占められており、大気関係や水質関係とは比較にならないほど多い。今回新しく大阪支所に設置した騒音測定装置と騒音解析装置の使用を紹介する。…
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設備紹介「パンチシェーピングマシン、コンタレックス132」
あたう大阪支所に設置された。(西独チール社製)プレス用パンチ、放電加工用電極、プロファイルのある部品等の仕上げシェーピング加工をシングルポイントツールを使用して、一度のセッティングですべての面のプロファイルシェーピングができ、切削能力が大きいので加工時間を短縮することができる。おもな仕様は次のとおり…
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特許解説「プレス二次加工用トランスファー装置」
プレスによる部品加工において、数工程を要する二次加工を一台のプレスで簡易に自動的に連続加工ができるように移送装置を組込み、工程順の数組の金型を配列するようにしたダイセットである。この装置を利用したリムブレーキの短棒頭の加工において、絞り、中心穴抜き、曲げの3工程を1台のプレスで連続無人加工を行ない、…
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特許解説「テーパー造管機(2-20型)」
本機は鋼管を冷間ロールによりテーパー加工するもので、供給装置により搬送される所定寸法に切断した素材管を約40秒のタクトで同時に4本ずつ、特殊形状の溝をもつロールと心金を使って設定した回数で、段階的に絞って成形する。絞り回数は鋼管の材質およびテーパー部寸法などにより異なるが、9回/40秒~12回/53…
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実用新案解説「前ホークステム・バテッド加工機(3型)」
本機は強度的、コスト的にすぐれた前ホークステム用バテッド鋼管の需要増のすう勢に対応して開発されたものである。所定寸法に切断され、かつあらかじめ先端部が心金を止めるために絞り加工を施された素材管を、油圧シリンダの往復運動を利用して、心金と両側のダイスにより1本当り約15秒のタクトで連続的に冷間押し出し…
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設備紹介「電子油圧式振動疲労試験機SV-F-5-50」(株)サム電子機械製
本機は、電気油圧式サーボ機構の振動疲れ試験機で、正弦波、三角波、矩形波の負荷を与えることができるほか、近年重要視されてきた実働応力または実際変位をシミュレートして疲れ試験を行うことができる。たとえば、自転車実走行時の実働応力をデータレコーダ等に記録し、そのデータを入力として実働応力と同じ変動応力を与…
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レーサーフレームに生ずる実走行時の実働応力と走行寿命の推定
(財)日本自転車普及教会の依頼により、レーサーフレームの耐久性を究明するための一環として、その走行による疲れ寿命推定の研究を行なったので、その結果を紹介する。研究の内容は、各種の走行条件で走行中のレーサーフレームに生ずる実働応力を求めること、フレームに用いられているCr-Mo鋼管の疲れ強さを求めるこ…
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パリ国際二輪車展をみて
国際二輪車展(SALON DE LAUTO CYCLE ET MOTO)をみて機会を得たので、その見聞と感想についてのべる。この二輪車展は隔年パリにおいて開催されているもので、今年は10月4日から14日まで11日間開催された。約10、000m2の建物に自転車、オートバイおよびそれらの部品が展示され、…
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世界サイクルデザインコンペティションの結果について
世界サイクルデザインコンペティションは、国際インダストリアルデザイン団体協議会(ICSID)の規定により実施されたわが国ではじめての国際デザインコンペティションである。9月12日、世界28か国から寄せられた作品240点をリチャード・レイサム氏(アメリカ)を審査委員長とする内外7名の審査員により、入賞…
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多種少量生産における自動組立の動向
今日までの自動組立は大量生産品の自動組立を目標に進められてきた。そうして、現在、一つの品種で月産10万個をこえるような製品については、自動組立の手法はほぼ確立されたと見てよい。残る問題は多種少量生産における自動組立をどうするか、ということである。いかなる機械装置、いかなるシステムを用いれば、多種少量…
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NCフライス加工の金型への適用
金型製作には従来多くの手作業と熟練度を必要とする。その合理化のため自動化、省力化を強くせまられており、すでに倣い加工、放電加工などが型彫加工の主力となりつつある。最近特に発展したNC加工も、今後型彫加工の省力化の柱となるものと考えられる。そこでNCフライス盤を用いての金型製作および自動化の基となるマ…
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ギャクランク組立装置の設計試作について
ギャクランク(右)の組立作業(刻印、組立、リーマ通し、大ギャ横振れ検査)を自動機で行う加工方式について研究し、振れ検査結果の良否により次工程への排出を選別して行える自動組立装置の設計試作を行ったので紹介する。…
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制動時のフレームに発生する応力
制動は自転車の安全性から見て、欠くことのできない機能の1つである。 制動時フレームには、通常走行時と異なった力(大きさおよび方向)が加わり、意外なストレスを生ずることがあるので、強度設計に際して留意すべきである。制動時フレームにどのようなストレスが発生するか、測定の一…
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高速度めっきの実用化(第2報)
前年度の実験で高速度めっきを行うには、「リバー方式」が最も実用的でアルコトガ判明した。そこで「リバー方式について実験研究を進め、高速流域内における被めつき加工物の軸間距離とめっきの関係を中心に検討した。…
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’73サイクルショーから見た今年の自転車の傾向
去る4月20日から5月7日の間、東京晴海の国際見本市会場において、「公害をなくして豊かな未来を築く自転車展」というテーマのもとに、’73サイクルショーが開催された。約80社の出品から、’73の傾向というものを要約してみる。要するに、豪華さを打出すことおよび軽量化という二点が今回のサイクルショーから見…
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昭和48年度事業計画
昭和48年度の技術研究所関係の事業内容。1.研究指導用設備の拡充整備(研究所施設の整備、機器の拡充整備)、2.研究業務、研究委員会-組立自動化研究委員会、金型研究委員会、内外自転車の品質性能調査委員会。特別研究5件(組立作業の自動化研究ほか)、経常研究5件(自転車設計システムの調査研究ほか)、3.研…
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乾燥塗膜の機械的性質について
自転車塗装における塗膜かたさ、塗膜密着性などの塗膜性質は加熱乾燥条件によって異なってくる。そこでこれら塗膜性質より最適乾燥条件を見出すため、市販のメラミン樹脂系塗料について動的粘弾性測定装置を用い動的弾性率の測定とその他塗膜かたさ、塗膜密着性の実用的塗膜試験を行なった。…
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砥粒による表面仕上
近年、金型製作においては放電加工機やNC工作機械などの導入によって省力化の努力が積み重ねられているが金型表面仕上についてはあまり取り組まれてないのが現状で、その解決は急務とされている。そこでこの課題対策の一手段として砥粒による表面仕上の基礎的な研究を行なったので、その概要を紹介する。 …
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車輪の強度試験
この研究は、(社)日本自転車工業会の依頼によって行なったもので、その目的は、自転車用テンションスポーク車輪の基本的な強度を知り、車輪としての規格の制定の基礎試料としようとするものである。 供試車輪は、車輪径およびハブユニットの異なる5種類の後車輪で、試験の内容は静荷重試験、台上走行試験、…
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めっき膜厚測定用電解液の新ドイツ規格の紹介
わが国においては、めっき厚さの測定についての規格は顕微鏡によるのを標準とし、その他磁力計、滴下法などが規定されている。一方、電解式膜厚計も広く利用され、これに使用する電解液は輸入品のため高価についているが、わが国ではこの電解液についての規格はない。ドイツにおいては、以前からこの電解液についての規格が…
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技術解説「自転車ロボットの試作」
人間の代わりに機械によって自転車走行をさせようということをもくろみ、その装置を自転車ロボットと呼ぶことにした。この試作研究の目的は、自転車の操縦性、安定性などの良否を量的に評価しようとするものである。ロボットには1.倒れない、2.方向を維持する、この二つの制御能力を付与させた。すなわち2ツノジャイロ…
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特許解説「プレスによる部品かしめ付けを含んだ連続加工」
プレスによるトランスファー方式の二次加工に加えて金型装置中で他部品の組付けを同時に行なうことを考え、自転車のリムブレーキの前またを実例として、一次加工で打抜きしたブランクを2次加工で曲げ加工すると同時に足2個とかしめだるま1個ノカシメ付けを1台のプレスの中で同時に行なって、完成品とするような連続加工…
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フレームヘッド部自動組立装置の試作
自転車組立作業の自動化研究について当ニュースNO.6に紹介したが、46年度に基本構想をまとめたヘッド部自動組立装置を47年度に試作することを決定し、その細部検討から設計、製作、組立調整を進めて、一連の試作装置としてほぼ完成に近づいた現時点においてその概要について報告する。なおこの試作研究は既報のとお…
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内外27インチ自転車の品質性能調査について
最近、アメリカで27インチ10段変速つき自転車の需要が急速に伸びており、日本の対米輸出はもちろん、国内でも若者むけのスポーツ車として登場してきた。そこでその技術的な面での現状を調査し、安全性の確保、品質性能の向上を図り、需要の開拓に寄与するために、昭和47年度は、対象車として内外のこの車種の中級車を…
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電鋳による放電加工用電極の製作法
電極の製作法には目的に応じていろいろあるが今回銅電鋳による電極製作法を取り上げその実用化研究を行なった。銅電鋳とは金属銅を母型の上に必要に応じた厚みのめっきをし、それを母型からはづして電鋳殻を作ることで、その特長の一つである精密転写の特性を生かして、美術品、金型、放電加工用電極などを作る広い意味の銅…
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自転車包装の合理化について
流通革命・消費革命の流れの中で、自転車も流通形態の大きな変貌を求められている。 自転車業界においても、流通改善とそれに対処する包装形態の研究の要望が多い。この要求にこたえ、ここ2~3年にわたって行なった自転車包装合理化研究は、包装作業の簡易化をめざした半組立シュリンク包装を皮切りに、自転車完全組立(…
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「今後の自転車設計のあり方」座談会要旨
座談会の講師は次のとおりである。明治大学工学部教授-大矢多喜雄、製品科学研究所人間工学部長-知久篤、自振協技術研究所第1研究課長-服部四士主、同東京支所長-長谷川一秋、同大阪支所長-三船義雅。 座談会の全内容については自振協技術研究所資料NO.1(3月末発行)に収録したので詳しくはそれを参照さ…
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中国製自転車部品のめっきについて
供試部品は大ギヤ、左右クランク、ポストおよびシートポストの5種類であった。これら部品のめっきの外観は、おおむね良好な光沢を有し、また、生地の研磨も良好であった。走査電子顕微鏡および付属のX線分光器を用いて、めっきの種類、各めっき層の厚さおよびその成分組成比などを調べ、耐蝕性は1サイクルのキャス試験で…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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