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バンドブレーキ帯板自動加工システムの開発
当研究所では、かねてからプレス加工において、芯金を使用しないで円形に曲げ加工ができる方法について研究してきた。その成果をもとに、バンドブレーキ帯板のライニングリベット用穴加工、クランクリベット用の円形曲げ加工およびスポット溶接に至る多工程をプレス金型を主体とした全自動加工システムとして開発したので、…
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室内健康機のハードとソフト(その4)
室内健康機は各個人の運動する目的と体力のレベルに適合した運動が確実に実施できるための運動生理学的な根拠による構造、機能を持ち、同時に十分な効果を挙げるためのソフトを備えていることが必須の条件である。ソフトには異なった二つの分野がある点に十分注意することが大切である。具体的にいえば次の二つのソフトであ…
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縁石走行におけるフレームの強度
前年度(昭和59年度)は、24形ミニサイクルの1人乗りおよび2人乗りでの縁石衝突走行実験を行い、報告した。引き続き今年度は、形状の異なる20U形ミニサイクルと、26ジュニアスポーツ車について、フレーム強度に関する縁石衝突走行試験を同様に行った。また、通常使用されるコンクリートブロックと同形状に試作し…
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自転車競技者の指導訓練用機器の開発研究(第4報)
日本競輪学校では、昭和57年度からの3箇年事業で、生徒の指導訓練用機器の近代化を実施したが、その事業推進に必要なハード、ソフトの開発を当技術研究所が行ってきた。それらの内容、成果などについては、その都度当技術研究所の研究報告で報告してきた。 昭和60年度は、本事業で開発・設置した台上走行試験装置の予…
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フレーム振動試験機の試作(第3報)
昭和58年度に試作した前後車軸非同期加振法によるフレーム振動試験機について、59年度に続いて60年度さらに操作の容易化を重点とした改造を行って試験の合理化を図り、かつ、改造後の試験機の性能確認のため、ダイヤモンド形およびループ形フレームを採り上げ、応力の測定を行ったので報告する。…
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フレームの強度試験方法および条件等の評価基準の調査研究
自転車フレームの強度試験方法については、JIS、CPSC基準、ISO規格、CSA規格などに規定されているが、それぞれ特徴があり、一長一短がある。IS0では、バリヤ衝突および縁石乗り上げなどを想定した方法を採用し、CSA規格ではフレームのウイップテストとして、横方向の剛性を主とした試験方法が採用されて…
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車輪自動狂い取り装置の自動化について
自転車車輪の狂い取りのメカニズムを理解するため、いろいろの条件での振れ取りに必要な、リム外周の各ニップル位置でのニップルのねじ込み量に対する振れの発生を実験により求め、狂い取り予測が行えるよう調査を行った。測定は車輪のニップル位置での振れを検出するため、光電センサでニップル位置を検出し、その箇所での…
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自転車ねじ部のゆるみ(2)
ねじ締結体のゆるみは、振動、衝撃などによりナットがもどり回転する場合と、被締結材の塑性変形によりへたりを生じてゆるむ場合とに大別される。多くのねじ締結部品で構成されている自転車は、ねじのゆるみ現象が安全性に及ぼす影響は大きい。 そこで前年度(昭和59年度)に続き、ねじゆるみ防止対策の現状と、自転車部…
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ボロン繊維=アルミ複合パイプの試作研究
最近新素材ブームが盛り上がり、自転車においても国際的に新素材を積極的に取り入れた開発が進められている。例えば、イテラ社のオールプラスチック自転車、クレイン社のボロン繊維補強フレーム、アンブロッシオ社のディスクホイールなどかある。 今回新素材の自転車への適用研究の初年度として、ボロン繊維の適用を図り、…
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(1987年)正鵠を射る
何はともあれ、激動の年を越し得たことに感謝し、年頭のお祝辞を申し上げます。さて、今、わが業界が内憂外患に遭遇していることは否めません。内憂については業界の叡智とモラルによって必ず払拭できると信じますが、外患、これは業界を震憾し続けるでしょう。しかし業界特に生産企業が生き残るためには、それに背を向けず…
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車輪における落車について
競輪の売上高の増加傾向が好転したとはいえ、また新たな深刻な問題を抱え込むことになった。それが競輪における落車事故の増加であり、この防止対策が緊急の課題として注目されているので、ここではその現況について紹介する。増え続ける落車の主原因の第一は競争の高度化である。競輪競争では、最後の200m区間のいわゆ…
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ISO・CSAによるフレームの強度試験
市販フレームから形状や材質の異なる機種を選定して、CSA(カナダ規格)とISO(国際標準化機構)の2つの試験方法について、供試フレームの発生応力や発生加速度などを調査し、フレームの強度試験方法および条件等の評価基準を作成するための基礎データを求めたのでその概要を報告する。…
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炭素繊維強化パイプの成形
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を利用した自転車用フレームパイプの成形実験は、関西自転車工業協同組合が「中小企業技術開発促進臨時措置法」に基づき、新素材による自転車部品開発のための技術開発計画について認定を受け、それに技研が協力したものである。実験の内容は、CFRPの一般特性を調査し、薄肉アルミ…
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設備紹介「数値制御施盤、型式LS30-N形、(株)大隈鉄工所製」
本所に新設されたNC旋盤は、対話形マニュアルデータ入力機能、カラーグラフィックCRT表示機能等をもち、図面から容易にプログラムが可能で、かつ工具軌跡および使用工具形状を表示し、ワークを切削する過程をシュミレーションできる。機械の仕様、ベッド上の振り:580mm、横送り台上の振り:300mm、センタ間…
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設備紹介「超音波探傷器、型式USL-32形、クラウトクレーマ社(西独)製」
技研本所・金属化学課では、SEMをはじめ各種材料試験機を駆使して瑕疵原因に関する調査を継続して行なっている。今回、非破壊検査器としてポータブルな超音波探傷器を設置し設備強化を図ったので、その仕様を紹介する。仕様、探傷周波数範囲:0.5-15MHz、ブラウン管表示:エコー振幅の線形表示、選択/広帯域増…
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CADソフトによる自転車部品設計
昭和60年度にコンピュータシステムの更新を図り、コンピュータ支援による自転車設計、金型設計、NC加工ソフトの開発研究を進めてきた。今回は、更新コンピュータに導入されたCAD/CAMソフト・ICAD/SDSを使用した自転車部品設計および金型設計について報告する。なお、更新コンピュータの機器構成について…
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自転車部品の塩害、薬害に対する耐食性
昭和59年度の試験片を用いた各種環境(塩害、薬害)における腐食の模擬環境試験に引き続き、60年度は各種素材の自転車部品単体に対し同様の試験を行ったのでその概要を報告する。 環境試験に使用した部品は材質としてステンレス銅(SUS304、SUS430)を用いたものを主体に選び…
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車輪狂い取り実験について
スポーク車輪において、あるスポークの張力を変えると、張力が分散して釣合が保たれるまで車輪が変形する。この変形量を測定して、狂い取りの資料となるよう検討を行ったのでその概要を報告する。 測定は車輪のニップル位置での振れを検出するため、光電センサでニップル位置を検出し、その個所で変位を測…
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スポークの通し方による車輪寿命
現在、車輪組に関しては種々の組立条件が考えられるが、同一の構成部品でかつ同じ組方であっても、スポークの通し方を変更することで4種類の車輪が組める。つまりハブの左右フランジに対して内から外、あるいは外から内に通るスポークを駆動時の引張側に組むか否かという違いによる4種類である。これらの組立条件の違いに…
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設備紹介「注視点記録装置(アイマークレコーダー)、形式EMR-V型、(株)ナック製」
今回、技研本所に新しい設備”注視点記録装置(アイマークレコーダー)”を導入した。本装置は、3つの超小型ビデオカメラにより、”人がどこを見ているか”、”眼はどう動くか”を検出し、視野映像上に両眼のアイマーク(眼の注視点)をTVモニターを通して表示、観察し、あるいはVTRに視野映像およびアイマークの座標…
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自転車部品のトラブル事例の収集と対策(4)
クランク軸が破損した事例である。破面は脆性破面を主とし、半分は延性破面が観察され、最終破断部と推定された。観察、硬度測定、考察をした結果、表面の硬さが低かったことから生じやすくなったむしれ、き裂が起点となり、高負荷がかかったとき脆性破壊によって一気に破壊したものと推定される。…
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身体パワー源を有効に使うための基礎的考察
自転車を速く走らせるには、1)身体の発揮しうるパワーを高める。2)身体のパワーを最も有効に利用しうる自転車を使用する。3)2)の自転車の操作に習熟する。この3点が欠かせない。1)と3)については、ここでは立ち入らないで、本稿の目的は2)の自転車に関して基礎的な考察をすることである。現在の自転車がすで…
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塩害による完成車の腐食
前年度(昭和59年度)に試験片を用い、塩害や薬害によるステンレス鋼、めっきなどの腐食の実態ならびに腐食とそのメンテナンスの関係について検討したが、引き続き本年度は、実用の自転車部品および完成車を使用して、それらの環境におけるさび発生とメンテナンスの関係について、模擬環境試験により検討を行った。ここで…
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自転車部品の塩害、薬害に対する耐食性
前年度(昭和59年度)は、試験片を用いた塩害や薬害(農薬、洗剤)による腐食の模擬環境試験を行い、ステンレス鋼やめっきなどの腐食の実態と、それらのメンテスンスの関係について検討した結果、いずれの環境においても手入れの重要性を確認した。そこで本年度は各種素材(ステンレス鋼、めっき、アルミニウム合金)の自…
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亜硫酸ガス(SO2)雰囲気におけるステンレス鋼、めっき製品などの対環境特性
前年度(昭和59年度)は、試験片を用いて塩害、農薬、洗剤による腐食の模擬環境試験を行い、ステンレス鋼やめっきなどの腐食の実態と、それらのメンテナンスの関係について検討したが、引き続いて、工場排気や自動車排ガスなどの環境におけるステンレス鋼、めっき、アルミニウム合金の腐食とそのメンテナンスの関係につい…
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アルミニウム合金と異種金属における接触腐食の調査研究(2)
自転車のアルミニウム合金製部品がステンレス鋼、めっきなどの異種金属部品との接触腐食が起こり、腐食環境によってはアルミニウム合金の腐食が促進される恐れがある。そこで、この接触腐食の調査研究として、前年度(昭和59年度)は、アルミニウム合金を主体とした自転車部品に対し屋外暴露試験を行うとともに、Al-C…
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ボロン繊維=アルミ複合パイプの試作
新素材について社会的関心が高まっており、自転車においても新素材を積極的に採用した開発が取り組まれている。以前ボロン繊維を補強材として使用したクレイン社の自転車の調査を行ったが、今回新素材の自転車への適用研究の初年度としてボロン繊維のフレームパイプへの適用を図り、ボロン繊維=アルミ複合パイプ(ボロンパ…
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最近の構造用接着剤
今日、接着剤といえば高分子合成接着剤が主流になってきた。合成接着剤の使用はフェノール樹脂が発明されてからで、1914年に初めてわが国に輸入された。第2次大戦中、木製飛行機の製作にフェノ-ル樹脂接着剤やユリヤ樹脂接着剤を使ったのが構造用接着剤のはしりである。その後、エポキシ樹脂接着剤が発明されてから構…
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フレーム振動試験機の改造
昭和58年度に前後車軸非同期加振のフレーム振動試験機を試作し、これまでに若干の改修と振動実験を進めてきたが、試験条件の設定には複雑な操作を要し、調整作業にかなりの時間を費やしていた。 そこで今年度は効率よく試験を進めるため、自動化、省力化を目的に試験機の改造を行ったので、ここに概要を…
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自転車ねじ部のゆるみ(3)
前年度より、自転車部品の締結部のゆるみについて調査研究を実施してきたが、技研ニュースNo.92にゆるみ防止機構付ボルト、ナットの調査および小ねじのゆるみについて報告した。引き続き、組合せ部品について実験した概要を報告する。…
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自転車部品加工技術の変遷(その15)
自転車部品加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、前回(その14)に引続いて、ブレーキについて、リムブレーキ以外の各種ブレーキ、ブレーキレバーをはじめとする各種ブレーキの部品の加工法の変遷、進歩までを…
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室内健康機のハードとソフト(その3)
室内健康機は各個人の運動する目的と体力のレベルに適合した運動が、確実に実施できるための運動生理学的な根拠による構造、機能を持ち、同時に十分な効果を挙げるためのソフトを備えていることが必須の条件である。狭い意味でのソフトといえば、すぐその使用方法に関する知識や情報であると考えやすいが、実はそうではなく…
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組立条件による車輪の強度
さきに(昭和58年度)各種組立条件による車輪強度の違いを、台上走行試験により求め、続いて(昭和59年度)ハブつば間隔およびオフセット量を変更したハブを用い、車輪の縦・横方向への静荷重試験、台上走行試験、側方荷重試験などにより車輪強度を求めた。今回(昭和60年度)は車輪を回転方向にねじる試験を新たに加…
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クランクの強度試験(第2報)
軽合金鋳造製クランクの折損が以前に問題になったことがあり、当時、折損は転倒による変形を曲げ戻したことによると言われていた。そこで、軽合金製クランクの強度試験を行い、クランクがペダリングによって相当ねじれること、そしてねじり疲れ破壊に注意しなければならぬことがわかった。最近は普及品として、鉄鍛造製クラ…
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’86サイクルショーを見て
ショーの展示は、テーマ別、車種別展示方法を採用、来場者には非常に見やすい展示方式であった。ただ苦言を呈するならば、観客を商品知識を有する人と想定したのか展示パネルの説明が不十分で、メーカーの訴えも弱かったように思われた。また、盛り上げのためのイベント、ソフトが少し不足しているように感じられた。 …
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アルミニウム合金と異種金属における接触腐食(2)
自転車のAl合金製部品がステンレス、めっきなどの異種金属部品と組み合わされて使用された場合、腐食環境によってはAl合金の腐食が接触により促進される恐れがある。そこで、本年度は前年度に引続き屋外暴露試験を行うと共に、Al合金製自転車部品を資料として、電気化学的実験および人工海水の噴霧による腐食促進試験…
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自転車ねじ部のゆるみ(2)
ねじ締結体のゆるみは、振動、衝撃によりナットがもどり回転する場合と、被締結材の塑性変形により、へたりを生じてゆるむ場合とに大別される。多くのねじ締結部品で構成されている自転車は、振動、転倒等の衝撃によるねじゆるみ現象が、安全性に大きな影響をおよぼしている。このような観点から、ねじゆるみ防止対策の現状…
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ハブつばの硬さと車輪の寿命
ハブつばの硬さはJISD9419にHRC35以下と示されているが、ハブ、スポーク、リムを組みあげそれにタイヤ、チューブを装着して車輪としたとき、ハブつばの硬さが車輪寿命にどのような影響を及ぼしているかは興味ある問題の一つである。そこで、ハブつばの硬さを熱処理によって4段階に調整した前ハブを試料とし、…
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昭和61年度自振協・技術研究所の事業計画
「研究業務」1.特別研究(1)自転車の安全性、操縦性の研究、1)車輪の強度基準に関する調査研究、他2件、(2)自転車部品試験装置等の調査及び試作研究、1)前後加振によるミニサイクルフレームの振動試験方法の研究、他2件、(3)ステンレス、めっき製品等の対環境特性の調査研究、(4)コンピュータ支援技術の…
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前輪系アライメントの考察
ISO/DIS4210サイクル-自転車の安全要件の末尾に、「操航の幾何学的図形」が付属書の形で示されている。しかし、このドラフトの提案理由説明はなく、推奨値のみが示されている。 そこで、自転車の走行安定性の観点からこの問題を考察したので、その概要を述べる。…
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組立条件による前輪強度
従来行ってきた台上走行試験に加え、新たに車輪にねじり力(回転方向に対して)を与える試験により、組立条件が車輪寿命に及ぼす影響を調査したので、その概要を報告する。
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自転車部品加工技術の変遷(その14)
自転車部品加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、これまでの13回の報告に続き、今回は自転車のブレーキについて、特にその内のリムブレーキ(キャリパブレーキを含む)について、その進歩、変遷の概要を述べる…
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自転車のソフト技術(その2)
自転車は発明以来すでに150年以上もたっているので、「いまさらソフトなんて--」ともわれがちであるが、見方を変えると、少なくともわが国では自転車のソフト分野を現在より強化することで、自転車がこんなにも楽に走れて、便利なものだという自転車の再認識をさせることができる。前回に続いて今回は自転車事故のソフ…
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落下衝撃による車輪の強度測定(第2報)
車輪の強度について、これまでの試験(静的、衝撃、実走行中のスポーク応力測定)などの結果から、車輪の強度にはリムの剛性とハブ胴のねじり剛性が大きくかかわっていることが分ってきた。そこで、今回はリムについて取り上げて検討することにした。前回の落下衝撃試験は鉄製のリムを使用したので、今回は材質をステンレス…
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車いすの耐衝撃性試験
車いすのJIS改正作業を進めている日本リハビリテーション医学会の依頼を受け、新規にJISへの制定が検討されている耐衝撃性試験についての基礎データを得る目的で実験を行ったものである。 内容としては、JIS原案用試験装置の設計・製作および同装置を用いての実験データ収集とである。…
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フレーム材料の疲れ寿命の調査(第3報)
自転車に使用されるフレーム用パイプ材料の疲れ寿命の調査研究について、これまで2回にわたり報告してきたが、その鋼管材料はCr-Mo鋼々管、ハイテン鋼々管、Mn鋼々管の高級フレーム用鋼管と普通鋼々管の4鋼種について、鋼管メーカをA社に限定することによって、供試材の材料履歴を等しくするよう留意しながら、疲…
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最近のエンジニアリングプラスチックス
昨今の各産業界の急速な技術進歩によって、製品の性能向上のための軽薄短小化が急速に進み、エンジニアリングプラスチックスにおいても汎用エンプラにかわって、高耐熱(一般に150度C以上)、高機能を有する耐熱エンプラ(スーパーエンプラ)が大いに注目され、無機材料との複合化などにより、広範な応用分野で着実に実…
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縁石走行におけるフレームの強度
前年度は、自転車の安全性・操縦性研究の一環として、24ループ型ミニサイクルの1人乗りおよび2人乗りの過負荷走行実験を行ったが、60年度も引続き20U型ミニサイクルと26ジュニアスポーツ車の2車種を対象に過負荷走行実験を実施した。今回は特に、段差乗り上げ時の衝撃荷重についても、二分力測定センサを試作し…
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ステンレス、めっき製品等の対環境特性(2)
昭和59年度に引き続き、模擬環境試験により各種素材の耐食性およびメンテナンスの関係について検討を行っているが、ここでは各種試験片による亜硫酸ガス腐食試験および完成車による塩害の模擬環境試験の結果について概要を報告する。…
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新製品紹介「PAIOLI社(伊)のキットサイクル「フォルミコーネ」」
世界記録保持者フランチェスコ・モゼールのアドバイスにより製作した組み立てキット式の自転車。フレームは高張力鋼管、ジョイント(接合部)にアルミダイカスト、ホイールにナイロン樹脂を使用、組立はM8ボルトとセルフロッキングナットを付属の工具で締め付けて完了。なおオプションパーツを揃えれば、スタンダードモデ…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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