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ステンレス、めっき製品などの対環境特性の調査研究
最近、自転車の使用や保管時の環境が著しくきびしくなってきており、さび発生や変色などが問題となってきている。塩害や薬害など特定の環境とさび発生およびメンテナンスとの関係についてはほとんど報告されていない。そこで、模擬環境試験によって、塩害や薬害によるステンレス鋼やめっきなどの腐食の実態および腐食とその…
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アルミニウム合金と異種金属における接触腐食の調査研究
自転車のアルミニウム合金製の部品が、ステンレス、めっきなどの部品と組み合わされて使用された場合、アルミニウム合金の腐食(接触腐食)が促進される恐れがある。そこで、アルミニウム-ステンレスおよびアルミニウム-クロムめっきの組合せを採り上げ、腐食環境におけるそれぞれの金属部品の腐食に対する相手金属の影響…
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自転車部品加工技術の変遷(その13)
自転車部品の加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、前12回の報告に続き、今回は自転車のサドルについて、その進歩、変遷の概要について述べる。…
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室内健康機のハードとソフト(その2)
室内健康機は各個人の運動する目的と体力のレベルに適合した運動が、確実に実施できるための運動生理学的な根拠による構造、機能を持ち、同時に十分な効果を挙げるためのソフトを備えていることが必須の条件である。室内健康機のうちで、特に自転車式室内健康機に関して前回に引続いて紹介するが、現在市販されているものは…
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フレーム振動試験機の試作(第2報)
前年度試作した前後車軸非同期加振法によるフレーム振動試験機を用い、振動数、加速度、前後車軸の振動位相差など振動条件を変えたとき、ミニサイクル用フレームの各部に生じる応力を求め、実走行時に発生した応力と比較検討したもしで、現行のJISにおけるフレーム振動試験法を再検討するための基礎的資料を得ることを目…
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車輪自動狂い取り機の調査研究
自転車車輪の組立作業における狂い取り工程には、ここ年数末CPM社製およびホーランドメカニクス社製の自動狂い取り装置が完成車メーカに導入されつつある。当調査研究では、その使用状況など現状の確認、国内普及状況、工業所有権の取得状況などの調査を行った。同時に狂い取りメカニズムを理解するため、振れ取り実験で…
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フレーム矯正機の試作研究
従来熟練作業者の手作業によっている自転車用フレーム体の狂い取り工程について、自動化装置を開発し、その実用化を図ることを目的とするもので、昭和58年度に行った矯正予備実験に基づき、本フレーム矯正機の設計および試作を行った。JISでは、フレーム体中心面と立パイプ上端の中心点との差は2mm以下でなければな…
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自転車部品への装飾用合金めっきの応用
最近、音響部品をはじめとする弱電部品や室内装飾品には、外観や色調の多様化に対応して各種の合金めっきが多用されている。これらの働きに対応して自転車部品の一部にも合金めっきが採用されはじめようとしている。合金めっきを自転車部品のような厳しい腐食環境で使用される製品に応用するについては、耐食性を十分考慮す…
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技術資料「TI.Raleigh社の新塗装設備」
Product Finishing June/July1984に掲載文の要訳。-ラレー社は、新しい塗装設備に390ポンドを投資した。これは自転車部品塗装設備として世界でも最新鋭のものである。設備の設置面積は8,000m2あり、4本のコンベアラインは26秒間隔で自転車部品を塗装できる能力があり、システ…
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設備紹介「新コンピュータシステム」
今回、技術研究所本所のコンピュータシステムを更新したので、その概要を紹介する。 設置したコンピュータシステムは、富士通(株)製FACOMS-3300スーパーミュコンピュータであり、図形処理を行うための20インチ・カラーディスプレイターミナルやAIサイズXYプロッタ、プログラム開発…
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(1986年)年頭にあたって節目を固める
新年を迎えること、これも一つの区切り、節であり、この節を機に、清新の気を取り戻し生きていきたい。自転車産業もまた一つの大きな節目を迎えているかと思われる。自転車自体のあり方、産業構造のあり方、経済的視野の持ち方等が広く問われることになろう。ハイテク時代に乗り遅れない自転車技術のあり方如何、またそれを…
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JIS制定のための車いす耐衝撃試験
車いすの規格化は国際的にも進められているが、国内でも日本リハビリテーション医学会を中心にJIS改正作業が進められている。当所では日本リハビリテーション医学会からの依頼を受け、新規にJISへの制定が検討されている耐衝撃試験法のための基礎実験を実施したので概要を報告する。作業内容としてはJIS原案用試験…
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自転車部品のトラブル事例の収集と対策(3)NO,4,5,6
NO.4、ボルトの破損事例、車いすの衝突実験中にキャスターステムを固定するボルトが破損した-鍛造の不具合と、頭の切削によるフローラインの切断が原因。 NO.5、競輪で使用されたチェーンのローラリンクプレートの破損した事例-チェーンの過酷な使用において、打ち抜き穴の表面荒れや、腐食などにより発生したク…
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降坂走行時の前輪振れ防止策
昭和58年度にサイクルスポーツセンターで行った実走実験によって、長い降坂路では車速40-50km/hになるとともに前輪振れ現象が生じ、それが振動数約3Hzの自励振動であることがわかった。そこで自転車の運動方程式を求めるとともに自転車の諸特性値を測定し、その固有振動数と特性値との関係を検討したので、概…
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潤滑剤と防錆剤
(社)日本自転車工業会より、自転車の潤滑にグリースを使用しているが、1年未満で発錆し、問題となる場合があるので、防錆グリースおよび使用箇所に適した潤滑油について調査を望む旨の提案が出された。 当技研においては、これらの情報を提供すべく調査を行っているが、ここでは潤滑剤、防錆剤の概要について紹…
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落下衝撃による車輪の強度測定
車輪の衝撃試験については、すでに落下方式では26形の鉄リム車輪、水平走行方式では24、26、27形の鉄リムまたアルミリム車輪を用いて試験している。 今回は前者の方式と同じ試験機を使用して26形のステンレスリムとアルミリム車輪を試験した。供試車輪は26X1・3/8、WO-2形リム、スポーク 数36本…
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ステンレス鋼の溶接
ステンレス鋼を組織により大別すると、マルテンサイト系(13Cr)、フエライト系(18Cr)、オーステナイト系(18Cr-8Ni)に大別される。ステンレス鋼溶接のときに十分考慮しなければならないのは、物理的性質として膨張係数と熱伝導度である。たとえば、オーステナイト系ステンレス鋼の膨張係数は軟鋼より約…
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新製品紹介「シャフトドライブ式自転車」
’84サイクルショーで西ドイツ・フェント社からチェーンのない自転車が出品されていたが、その機構を婦人用軽快車に採用したものが発売されたのを機会に、技研の展示室用に入手したので紹介する。 変速装置はスタメアーチァーの内装3段を用いている。この自転車は試乗できるので、フィーリングを確かめて…
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自転車部品加工技術の変遷(その12)
自転車部品の加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、前11回の報告に続き、今回はハブについて、その加工法の進歩の過程について述べる。…
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室内健康機のハードとソフト(その1)
各個人の運動する目的と体力レベルに適合した運動が、確実に実施できるための運動生理学的な根拠による構造、機能を持ち、同時に十分な効果を挙げるためのソフトを備えていることが、室内健康機として市場で優位を占めるための不可欠な条件である。ソフトの無い健康機は「ソフトの無いコンピュータ」と全く同じで、単なる金…
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過負荷走行における自転車および人体の安全性の研究
自転車の強度に関する報告は、いろいろな形で発表されているが、その大半は通常の使用条件を想定した範囲ののものである。今回は自転車の安全性の確保、向上のための裏づけ資料として、縁石走行に対するフレームの強度について、24形ミニサイクルを対象に、ダミーを使用せずに2人乗りによる過酷な走行実験を行い、フレー…
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軽合金リムの強度
自転車車輪を構成する部品のうち、強度上からみて、構造的、材料的にスポークが不利であることは否めないとしても、ハブおよびリムがスポークの強度になんらかの影響を及ぼしていると考えられ、その強度、機能はきわめて重要である。そこで数多い自転車用リムの中から、いくつかのリムの強度について実験的な調査を行い、今…
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自転車ねじ部のゆるみ
自転車ねじ部が転倒などの衝撃外力を受けた場合、ゆるみが生じやすく、危険ないしは機能低下につながる恐れがあるので、その実態の調査研究を望む旨の提案が、(社)日本自転車工業会からあった。これに基づき、自振協・技研において、昭和59年度より「部品組合せにおける締結部のゆるみおよび強度の調査研究」のテーマの…
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先進複合材料の自転車への応用
先進複合材料(ACM-Advanced Composite Materials)は、ここ20年来航空宇宙用途に開発されてきた材料群である。軽くて、強く、弾性率が高く、構造用材料として高度な要求を満たすことができるものである。ACMは比強度が4*10の6乗cm以上、比弾性率が4*10の8乗cm以上の範…
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非同期加振法によるミニサイクルフレームの応力
前年度試作した前後車軸非同期加振法によるフレーム振動試験機を用い、U形ミニサイクルフレームを対象に振動数、加速度など振動条件を変化したとき、フレーム各部に生じる応力を求め、実走行、同期加振法と比較し、現行JISフレーム振動試験法を再検討するための基礎的資料を得ることを目的として実験を行ったので、その…
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「自転車適正寸法設計システム」利用者の傾向
さきに「自転車適正寸法設計システム」の拡張について報告した。(技研ニュースNO.85)この内容は、パーソナルコンピュータを使用して利用者の主要身体寸法から簡易的にフレームスケルトンの設計・市販自転車銘柄の検索などを実行するシステムである。自転車センターではこのシステムで情報サービスの拡大を図っている…
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自転車部品への合金めっきの応用
装飾用合金めっきには、従来の単調なクロムめっきと異なり色調に新規性をもった高級めっき部品としての付加価値が期待される。しかし自転車のような厳しい環境で用いる部品に適用するには、耐食性を十分に検討する必要がある。そこで、従来の装飾クロムめっきに代わり、Sn-Co、Sn-Ni、Sn-Ni-Cu等合金めっ…
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新製品紹介「アンブロッシオ製ディスクホイール」
今年のサイクルショーにおいて、多数出品されたディスクホイールのうち、アンブロッシオ(イタリア)製のCFRP27吋チューブラ用ディスクホイールを参考品として入手し、慣性モーメント、静荷重試験等を行ったので紹介する。外径D:633.5mm、重量W:1.56kg(クイックシャフトなし)車輪の横振れ:外周よ…
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CSC5キロサーキットの安全性に関する研究(第2報)
第1報の5キロサーキットの未然事故調査および顕在事故調査の分析から事故の発生機構が明らかとなった。すなわち、自転車操縦テクニックが未熟である初心者がコースに出て、下り坂で操縦能力が適応できない状態になり、自転車のスピードで出すぎて、急ブレーキなどハンドル振れを起こす要因がもとで転倒する。本報では、下…
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前輪振れに関する研究(その1)
日本サイクルスポーツセンターにおける5Kmコースの長い下り坂で、自転車のハンドルが振れ出すという現象がしばしば起きる。これは事故につながりかねない問題であるが、その原因はいまだ明白でない。そこで、この前輪振れ現象の原因の究明と対策の研究を開始したが、まず自転車の挙動を調べるため、自転車に各種の測定装…
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ハブつば間隔およびオフセット量による車輪の強度
自転車車輪の組立条件におけるパラメータは、部品の組合せ、材質、形状、寸法および組立調整などによって非常に多く、その強度、機能に及ぼす影響は大きいと考えられるが、その裏ずけデータがないのが実情であり、自転車走行の安全対策上、十分検討されるべきである。そこで昭和59年度は、特にハブつば間隔およびオフセッ…
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自転車競技者の指導訓練用機器の開発研究(第3報)
日本競輪学校では、生徒の指導訓練用機器の近代化を計画し、当技術研究所が参画して、昭和57年度は新システムの検討研究などを行った(第1報)。昭和58年度では、台上走行試験装置の開発を図り、装置本体の設計・製作と計測用コンピュータの導入設置を行った(第2報)。昭和59年度はそのコンピュータシステム構想に…
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アルミニウム合金と異種金属における接触腐食
自転車にはアルミニウム合金製の部品が使用されているが、これがステンレス、めっきなどの部品と組み合わされて使用された場合、アルミニウム合金の腐食(接触腐食)が促進される恐れがある。そこでアルミニウム-ステンレスおよびアルミニウム-クロムめっきの組み合わせを取り上げ、腐食環境におけるそれぞれの金属部品の…
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ステンレス、めっき等の対環境特性
塩害、農薬、洗剤による腐食の模擬環境試験(乾燥と湿潤の繰返し試験)を行い、試食の実態および腐食とそのメンテナンスの関係について検討したので概要を報告する。 試験片には、ステンレス鋼(SUS304およびSUS430の板材)、めっき(軟鋼板の素地に二重ニッケル…
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自転車部品のトラブル事例の収集と対策(2)
最近、機械部品などの具体的な事故解析テーダが紹介されるようになってきた。自転車部品についてもその事故解析は重要な課題となっているが、当所においては受託研究における数々のデータを蓄積している。しかし依頼先のノーハウを尊重し「非公表」の原則を遵守しており、したがって公的な事例についてのみ公表する。前報(…
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所長就任にあたって
自転車があり、自転車産業がある以上は、技術的にアプローチすべきことは必ずある。せっかく縁あって自転車に飛び込んだ以上、絶対それを探り、自転車技術を一級レベルに仕立ててみせる。この考えで自分自身を支えてきたと思っている。自転車の敵が増え自転車の領域を侵してきているが、われわれはその自転車を守り、育んで…
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昭和60年度技術研究所の事業計画
「研究業務」1.特別研究(1)自転車の安定性、操縦性の研究、1)過負荷走行時における自転車の安全性の研究、他2件、(2)自転車部品試験装置等の調査及び試作研究、1)部品の組合せにおける締結部のゆるみ及び強度の調査研究、他1件、(3)ステンレス、めっき製品等の対環境特性の調査研究、(4)コンピュータ支…
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新手法による自転車部品に関する調査
昭和59年度、日本自転車工業協同組合連合会が、自転車業界の現況に鑑み、その健全な発展と安定向上を期するために、生産性の向上、省力化等生産工程の合理化による加工コストの低減を図るほか、新素材等の自転車への適用化を研究し、これを足掛りにして、新たな活路を見出すため、全国中小企業団体中央会からの補助を受け…
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自転車適正寸法設計システムの拡張
昭和56年度当技研と(財)自転車センターとで共同開発した乗車姿勢調節装置による「自転車適正寸法設計システム」を、大阪・難波の同センター・サイクル情報センターに設置してサービス提供中であるが(技研ニュースNO.67で報告)、その後センターではシステムの拡張を行っているので、その概要を紹介する。同システ…
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ギヤクランクの動的強度試験
ギヤクランクの動的強度試験について、現有の装置を使用し、行い得る範囲での試験方法の側面から、軽合金ギヤクランク(鋳造製、鍛造製)の動的強度についてJISに準じた方式での基礎データを得ることを目的として実験した。すなわち試験条件(特に動的負荷荷重)を一定に設定でき、かつ負荷荷重ならびに負荷周波数の変更…
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自転車部品加工技術の変遷(その11)
自転車部品の加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、前10回の報告に引続き、今回は車輪についての続きとしてタイヤ・チューブ、リム、スポークレス車輪について、それらの変遷の過程を述べる。…
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自転車のソフト技術(その1)
自転車は発明以来すでに150年以上もたっているので、「いまさらソフトなんて--」と思われがちであるが、見方を変えると、少なくともわが国では自転車のソフト分野を現在より強化することで、自転車がこんなにも楽に走れて、便利なものだという自転車の再確認をさせることができる。同時にこれまでの「外観が同じで、走…
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CAD/CAMシステムによる順送金型の設計・製作
CAD/CAMシステムによる金型の製作は、レイアウト設計、金型構造設計からNCテープ作成に至る工程のコンピュータ処理が中心となる。すなわち、コンピュータとの対話式で図形を作成し、金型のシミュレーションを行った上で、データベース化された加工工程、工具の種類、加工条件など登録データにより、いわゆるCAD…
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使いやすい車いす開発のための一考察
車いすについての研究はいくつか見られるが、車いすの操作性能について扱った例は多くないので、後輪式標準型車いすを取り上げ、その操作性向上の手段を検討してみた。まず昭和49年度の車いすに対するフィーリングテストの結果から、その操作性に関連すると思われる項目を拾い出し、整理し直して問題点を明らかにした。次…
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フレーム振動試験機の試作
フレーム形態の多様化に伴い、現行JISによるフレーム振動試験規定の再検討資料を得るため、昭和56年度前後車軸部同期加振装置により、各部の応力測定など実験検討した。昭和58年度は、試験法のより合理化を図る目的で、前後車軸部に対する位相差の付与、荷重の分散、荷重に対する衝撃吸収などの試験条件について検討…
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自転車の守成を図る
自転車はまさに守成期である。守成を遂げる道は、ということになるが、経営ないしは施策的な論は他に俟つとして、技術的な面で探ってみよう。まず第一に「自転車技術理論の確立を図れ」といいたい。自転車はすでに成熟期に入っていると言えるが、世に完全ということはないように、決して完成品ではないはずだ。「百尺竿頭一…
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自転車ねじ部品のゆるみの考察
さきに、(社)日本自転車工業会から、自転車ねじ部が転倒などの衝撃外力を受けた場合、ゆるみが生じ易く、危険ないしは機能低下に繋がる恐れがあるので、その実態の調査結果を望む旨の提案が出された。これに基き、当技研においては、59年度より調査研究を行うことにした。ただし、当年度は自転車におけるゆるみの実態、…
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台上走行試験装置の開発(2)
前年度、自転車競技者の指導訓練用機器開発として、台上走行試験装置本体を製作したが(技研ニュースNO.79で概要報告)、59年度は、解析用コンピュータの付加と、計測・解析・表示等の一連のソフトウエアを開発し、日本競輪学校に納入したので、以下にその概要について報告する。…
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ハブつば間隔およびオフセット量と車輪の強度
車輪の組立条件におけるパラメータは、構成部品の組合せ、材質、形状、寸法および組立調整等非常に多く、車輪の強度、機能に及ぼす影響はきわめて複雑である。そこで今回は数多い組立条件の中からハブつば間隔とオフセット量について実験的な調査を行った。対象とした車輪の組立条件は、ハブつば間隔(前輪)、30、50、…
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サドルの体圧分布に関する調査研究(第3報)
昭和56年度にサドル体圧分布測定システムの開発を行い、57年度にはこのシステムを用いて静止時における体圧分布のデータ収集および物理試験データ、フィーリングデータなどの収集を実施しそれぞれ報告した。今年度は動的時の体圧データおよびサドル部を中心とした人体出力データを収集し、基本特性を調べるため、設備の…
技術資料情報
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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