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今年も、サイクルフェスティバルに出展
日本自転車工業会中部支部主催のサイクルフェスティバルが、’95年4月28日から5月1日までポートメッセなごやにて開催された。技術研究所は独自のブースを持って、成果の普及と、自転車技術の啓蒙を行った。技術研究所が試作した車いす3台を展示し、内2台は試乗会コースにて試乗させた。折り畳み自転車を用意し、折…
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F-1発進す
7月18日から20日まで、UCIの新事業としてのワールドカップが東京ドームで実施された。平成6年度からのテーマ<新素材を応用した競技用自転車の開発研究>で開発中の自転車(F-1-自振協内での通称)が、初めての檜舞台に上がった。選手による評価は「高速ではスピードが乗るみたい」であった。最終日のオリンピ…
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試作デルニモーター東京ドームで走る原動機付先頭誘導用自転車の試作研究
バンクに優しく、高速訓練に対応できるデルニモーター(原動機付先頭誘導用自転車)を試作した。設計は、エンジンを小型化し、加速性を主眼とした。エンジンは排気量80cc2サイクル、9馬力。最高速度は80km/h。1995年UCIトラック競技ワールドカップ第4戦が7月18日から20日に東京ドームで開催され、…
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2輪タイプアームサイクルの開発(第2報)
前年度に試作開発した2輪タイプアームサイクルの問題点を検討し、試作改良を進めた。2次試作では2輪での安定走行ができるように設計変更と機構改良を図った。駆動は補助輪上下式、後輪開閉式ともに前方クランク駆動方式とした。変速装置にはブレーキ内蔵内装7段変速機を採用したため、メンテナンスフリーとスムーズな走…
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’95年技研の研究発表会に参加して
業界内外の情勢から考えても、技研が本当に必要不可欠な研究機関として機能されることを切望する。研究発表の9テーマのうち、特に興味をもった2テーマ(正確には3テーマ)について感想を述べる。「二輪タイプアームサイクルの試作」については、それぞれ機構的に興味深く、発想のユニークさもすばらしい。「通学用自転車…
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自転車の走行時における外力の同定
近年の計算機の進歩と、モーダル解析の研究の進展により、間接的ではあるが、伝達関数と応答から力を同定させて、構造物に加わっている外力を求める手法が確立されつつある。そこで本研究では、自転車フレームのモーダル解析を行い、自転車の動特性を明らかにするとともに、その伝達関数を利用して力を同定させ、惰行時の自…
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新素材を応用した競技用自転車の開発研究(第2報)
平成6年度に行った、新素材を応用した、勝つための競技用フレームの製作研究について報告する。フレームのデザインはプレデザイン研究所に依頼したが、空気力学を考慮して全体的に翼型断面とし、ボトム・ブラケット幅を52mm、後エンド幅を100mmとした。前三角相当部をアラミドハニカムを使用したサンドイッチ構造…
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自動プリフォーム作製技術の自転車前ホークへの適用
組物構造を強化形態とする複合材料の場合、組物の繊維の連続性が優れた力学的特性を生み出す。村田機械(株)ではその繊維の連続性を第一コンセプトに、各方向に分岐した形状にプリフォームを作製するブレイド技術を応用し、三次元組物の自動作製機(ジョイントブレイダー)を開発した。一方、技研で研究したSRTM法によ…
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表面処理による機能性皮膜の調査研究(2)
夜間における自転車走行の視認性の改善を目的として、電着塗装により光機能性皮膜を作製するために前年度に引き続き、基礎的データの収集を行うとともに、自転車部品への応用を試みた。実験は前年と同様の装置を用い、電着塗装も同様にアニオン型を使用した。光輝物質は前年の実験結果から、蓄光顔料および光輝性フレークが…
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アームサイクルの開発と変遷
下肢障害者で比較的上肢が健常な人を対象とした乗り物(アームサイクル)の開発に平成2年度より着手し、試作改良を繰り返して、3輪タイプについては一応の成果を得ることができた。2輪タイプも普及タイプの完成を目指し、開発改良中である。開発に当たっては、仕様、機構等を充分検討の上、多数のデザインスケッチの中か…
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(財)自転車産業振興協会技術研究所における自転車関連の試験研究の設備紹介
1電子油圧式加振機を利用した試験装置、フレーム疲れ試験装置、ハンドル疲れ試験装置、クランクアセンブリー疲れ試験装置、シートポスト疲れ試験装置、前ホーク疲れ試験装置、車輪ねじり疲れ試験装置、キャリヤ側方揺動試験装置、2車輪関係、車輪台上走行試験装置、プログラム式車輪疲れ試験装置、カム形ドラム式車輪疲れ…
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車輪の組み方の話(スポークの通し方)
10年来、自転車の車輪の組立方法に対する提言を「自転車技術情報」には、ほとんどしていない。試験は多く実施したが、ベンチテストでのかなり過酷な促進試験が多く、デリケートな車輪の寿命差を明確に出せないため、あまり公表できるような報告が書けなかったのである。しかし、JIS改正から6年の時間が経過したのに、…
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高校生の通学用自転車と意識調査
静岡県立富士宮北高等学校では、生徒の自転車通学の現状をふまえ、交通安全向上のため更なる積極的取り組みにつき検討を重ねてきた。そこで多くの問題点が挙げられ、最終的に当技術研究所に研究依頼をすることになった。当所ではその要望に対し協力方法を慎重に検討し、学校側と自転車メーカ、研究所が三位一体となって、平…
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光機能性皮膜を求めて
平成4年度に研究に着手してからの経過の概略を述べ、最終年度(6年度)としての課題とそれらの研究結果の要約を述べている。(1)電着特性の改善(2)塗膜外観の改良(3)塗膜物性の測定(4)低コスト化などに対し、(1)については電着塗装方式をカチオン型に変えることで、電解電圧を大幅に低下できた。(2)はダ…
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車いすチャリティマラソンを見て
4月23日、今年も車いすのチャリティマラソンが、昨年と同じ庄内緑地公園(名古屋市西区)で開催された。本大会は、ランニングを通じて健康を求める健常者ランナとハンディながら走り続ける仲間やボランティアの人達と共に励まし、交流しあうことを主旨に開催されているもので、今年で第6回目である。当日は、雨が降り続…
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携帯型記録計を使用した実走行応力測定
研究グループでは、実走行で得られた応力波形をベンチテスト上で繰り返し再現させるパソコンを利用したコントローラを開発中である。その研究の中で、実走行時の応力波形を収録し、その波形をパソコンに取り込む装置が必要になった。そこで市販品を調査し、軽量な製品を組み合わせることにより、満足できるデータが計測可能…
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台上走行試験装置のコンピュータについて
日本競輪学校では、競輪事業の発展と育成のために、指導訓練機器の最新向上を図って生徒教育を実施しており、当技術研究所はその主旨に沿った訓練用機器の開発依頼を受けて、それに応えてきた。平成2年から2年間にわたって台上走行試験装置用コンピュータシステムを更新した以後は、競輪学校の同装置用コンピュータシステ…
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高校教員・生徒を対象に「通学用自転車の安全乗用に関する研究会」を開催
技術研究所は、通学用自転車の安全乗用に関する研究を、静岡県立富士宮北高等学校、ナショナル自転車工業(株)、宮田工業(株)、(株)斉工舎と共同研究を行っているが、実施後1年経過したので、中間報告を目的に「研究会」を開催した。研究会には教員32名、生徒17名、関係団体・メーカー16名、計65名が参加した…
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技研は何をなすべきか
4月1日付で当協会の技研の所長事務取扱の辞令をいただき、所長として何をなすべきかを考えさせられている。いまの技研には、過去にみられたような活力はうすれてきた。それは技研のみならず、日本の自転車産業全体についても言えることだ。その原因は、主として台湾、中国等の発展途上国からの自転車輸入が増加し、同時に…
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平成7年度技術研究所の事業内容について
1.研究業務(1)自転車生産技術等調査研究 1)新素材を応用した競技用自転車の開発研究 2)自転車競技者の指導訓練用機器の機能拡張研究 3)自転車競技用機材等の開発 4)ISO規格制定に対する試験研究 5)通学用自転車の安全乗用に関する研究 6)基礎的予備研究(2)車いす等福祉機器開発研究 1)身体…
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廃棄自転車切断部品圧縮装置の試作研究
廃棄自転車の分解、切断後の素材別廃棄物を、プレスで圧縮することにより、保管場所の減少、素材別廃棄処理工場への運搬の容易化、経費の節減等を可能にするべく圧縮装置を開発するための基礎実験を実施した。実験装置は、幅400、奥行き300、深さ300ミリのボックス形に、廃棄自転車部品を入れ、前方から取り出す方…
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アトランタ・パラリンピックを夢見て自転車競技に熱中する選手達
1995年3月19日、日本身体障害者自転車競技大会(大阪大会)が開催された。選手達は、午前8時30分には関西サイクルスポーツセンター内のサイクルスタジアムに集まり、ウォーミングアップを始めていた。競技は、国際審判の資格を持つスタッフの進行のもとで、UCIルールまたは、この大会における特別ルールにより…
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技術研究所の組織の一部変更について
1964年4月に、(財)自転車産業振興協会自転車技術研究所が発足して以来、31年間が経過した。この間研究内容もハード的なものからコンピュータを利用した強度解析や情報提供システムの研究等に移行してきている。組織においても社会状況や事業内容に応じて数度の変更を行って今日に至っている。このような社会状況の…
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自転車部品のトラブル事例の収集と対策(10)
No.16サドル押さえ金具の破損事例。サドルばね押さえ金具の破損部と別の箇所にもクラックが存在。締め付けボルトも変形。締め付けボルトの過度の締めつけ力と応力腐食の発生、疲労破壊したものと思われる。No.17フレームの破損事例。連鎖的に6台の落車があった中の1台。フレームパイプが肉厚0.62-0.35…
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FRP展示会に技研のブースを
平成6年10月4日より6日まで、東京流通センターで開催された39th FRPCON-EX’94(第39回FRP総合講演会・展示会)において、技研がブースを持った。出品は「中空SRTM成形法」によるモノコックフレーム自転車、「自動プリフォーム成形技術」による前ホーク、さらに大阪支所で開発したプリプレグ…
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世界選用自転車、走り出す
1993年、12月に”新素材を応用した競技用自転車の製作研究委員会”が発足した。目的は日本の選手が、自転車世界選手権およびオリンピックで、金メダルを取得することである。まずホイールの調査と平行して、ピストレーサーフレームの設計、完成モデルができた。全体に翼形断面とし空気力学も考慮した。型製作からCF…
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車いす用変速機とバックストップ機構を試作して
車いすにも自転車のように変速機を付加するとこができないかを検討し、車いす専用の変速装置を試作した。構造は、太陽歯車を切ったハブ軸と、ハブ胴の内側壁に遊星歯車を設け、左右に移動する変速ホイールを切った内歯車とをかみ合わせることにより減速する。ハブ胴の内側に切ったもう一つの内歯車と変速ホイールに組み込ま…
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電気めっき排水処理巡回指導に携わって
筆者が表記の業務に携って17年になるのを回顧し、業務の概要を述べると共に体験談について述べている。めっき排水処理の指導と言えども、排水処理技術はめっき技術と不可分の関係にあるので指導項目は、おのずと広範囲に及んでいる。指導票から、大きな項目を拾うと1.事業主の公害防止意識及びその対策2.めっき工程内…
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製造物責任(PL)検討委員会の動き
平成6年4月22日に、(財)自転車産業振興協会の主幹によるPL検討委員会が開催され、工業会をはじめとする自転車関連団体により、国会に付託されたPL法について検討・審議を行った。自転車に関するPL対策ガイドブックを作成するため、同6月30日に事務局を(財)自転車産業振興協会に設置し、PL対策推進作業部…
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JBTCネットにおける外国技術文献翻訳情報の紹介
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自転車業界のPL対策
自転車業界のPL検討委員会は、製造物責任法の施行(本年7月1日)に備え自転車業界の具体的対策についてPL対策推進委員会を発足させ、検討を行った。当作業部会は、製造部門、販売対顧客対策、紛争調停、保険・補償及び企画・調整を担当する部会とで構成され各々の担当テーマに付いて、業界のガイドラインとしてまとめ…
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ディスクホイール自転車の走行時の振動特性
自転車にディスクホイールが採用され始めてから久しいが、ディスクホイールをつけた自転車の走行時の振動特性を調べた研究は皆無といってよい。本研究では、カーボン材料を主体としてフレーム体を構成した自転車を用いて、後輪をディスクホイールとした場合とアルミリムホイールとした場合について走行実験を行い、走行時の…
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補助動力付き車いすの性能評価
高齢化社会が進行する中で、介助者も女性や高齢者が増加しており障害者ばかりでなく介助者に対する助力が必要になってきた。そこで昨今では国内外において、手動車いすに補助動力を付加するタイプの駆動ユニットが開発、販売され始めた。しかし、これらの補助動力に関する性能等の評価については明らかになっていない現状で…
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競技用検車機器の改良について
競輪競走では、レースの前後に競輪に使用する自転車について厳正な検査を行い、競走の公正安全の確保に万全を期している。その実施時には、迅速・確実で手際の良い検車業務を行わねばならず、独特の検車機器(測定機・修正機)が多数使われているが、それらの中には種々改善の余地もあり、今回いくつかの改良・開発を行った…
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2輪タイプアームサイクルの開発(第1報)
前年度まで下肢障害者を対象に3輪タイプの上肢駆動型自転車「アームサイクル」の開発試作を実施し、一応の目途がついたことから、さらに自転車に近い乗り物として、今年度より2輪タイプのアームサイクルの開発に着手した。我々はより自転車に近い走行が可能な乗り物を開発し、障害者のスポーツの幅を拡大できればとの観点…
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福祉機器等の品質性能評価機能の整備
現在ISO規格制定が進められている中に「座と車輪寸法」と「車いすの静的強度、衝撃強度、徒労強度試験の方法及び条件」があり、前者は統一した車いすの寸法測定方法、後者は静的、衝撃および疲労試験の方法についてそれぞれ定義されている。本研究では、これら2つのISO規格原案の内容を把握すると共に、測定における…
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自転車の空気力学
自転車の技術進歩と共に自転車競技における高速化のし烈な競争に伴い、空気力学的配慮が必須となってきた。空気力学の重要性が増加してきたにもかかわらず、今まで国内において自転車の空気力学に関する文献・資料・論文などはあまり見られない。本稿では、はじめに空気力学の基礎的事項を説明し、次に筆者が長年従事してき…
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(1995年)新年のご挨拶
1995年の新しい年を迎え、謹んでお慶び申し上げます。平成7年度事業を以下のとおり計画している。消費者に対するPR活動で、潜在需要の喚起。乗用安全指導実践活動の拡充。製造物責任法に対応。経営改善調査研究。技術的研究では、新素材・新技術の応用、コンピューターによる自転車最適設計システムに開発研究、規格…
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(1995年)新しい年を迎えて
平成7年の年頭にあたり、謹んで新年のごあいさつを心より申しあげます。昨年は、いばらの道を歩んだ年であった。平成7年度の事業計画案と現況について紹介する。@世界選用自転車の開発、カーボンモノコックによるフレームの剛性について対応策を確立し、ホイール、前ホークの試作に挑戦する。@自転車規格に関する研究、…
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ケルンショーとヨーロッパの研究機関を訪ねて
世界で最大の二輪車ショーといわれるIFMA、国際自転車・オートバイ展が、10月5日から9日までの5日間ドイツ、ケルンで開催された。このショーには当協会デュッセルドルフ事務所も以前から出展しており、今回、筆者はブースの応援アテンドを含めたヨーロッパの自転車・福祉機器研究機関及び大学などを訪問する機会を…
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オーダーメード技術研修会を終えて
平成2年度から始まったNJS会員(登録自転車メーカ)を対象とした技術研修会も今年で5回目を迎え、去る11月1日-2日の両日、技術本所において開催した。参加者は、会員36名、全国8ブロックの自転車競技会から検車員8名、日本競輪学校から2名の合計48名で、「自転車の安全管理と耐久性」というテーマで、自転…
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技術講習会「マウンテンバイクをサポートする」を終えて
当技術研究所主催の技術講習会は、本年度は、去る11月8日東京、同14日大阪で開催し、多数のご参加を得た。今回は、従来の自転車のハード指向から趣を変え、自転車を利用するソフト面を話題とする内容を企画したところ、多くの賛同が得られた。今回初めて「特別講演」を企画し、「運動生理学から見た自転車とヘルスサイ…
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アームサイクルを国際保健福祉機器展に出展
第21回国際保健福祉機器展が平成6年10月26日から28日までの3日間東京国際見本市会場B・C館で開催された。この福祉機器展は、国内最大の展示会で、年々出展者、見学者などの増加するなか、今年は海外73社、国内202社の出展があり、3日間で延べ8万4024人が来場した。当技術研究所において研究開発した…
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ハンドルバーとステムの疲れ試験(ISO規格案)
ISO/SC1/WG4では、ハンドルバーとステム、前ホーク、クランク・アセンブリー、シートポスト、フレームの疲れ試験規格案を審議している。これらの試験は供試品を固定しておいて、機械によって集中的に過辰することを特徴としている。技研ではハンドルバーとステムの疲れ試験を、日本のハンドルメーカ3社の各3種…
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ツール・ド・シルクロード”94に参加して
地球と話す会(会長、高柳友典)は、自転車で中国の西安からイタリアのローマまでを20年間リレー方式で、1万5千キロを走破するという、夢とロマンを秘めた壮大な冒険旅行を企画している。初年度は西安から蘭州までの900キロ。今年度は蘭州から張掖までの500キロである。この規格に対し自振協は多方面から協力して…
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補助動力付き車いすの性能評価について
高齢化社会が進行する状況の中で、最近国内外で、手動車いすに補助動力を付加するタイプの駆動ユニットが開発されている。しかし、これらの補助動力に関する性能等の評価は明らかでない現状である。そこで、今回評価試験を実施し、基礎データを得たので報告する。今回調査・試験した補助動力付き車いすは、国産3台、海外4…
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環境技術懇談会の活動について
環境技術懇談会は昭和48年に環境保全の問題に対処するため、自転車産業振興協会技術研究所と関西地区の関係業界の技術関係者等により設立された団体である。この会の設立趣旨は、関係企業の必要とする環境技術の諸対策について、企業個々ではなかなか対処しにくいこれら公害防止施設の整備および運用面などの技術交流や情…
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「マウンテンバイクをサポートする」技術講習会のお知らせ
マウンテンバイクの愛好者は年々急速に増大している。さらにハード、ソフト両面より高付加価値とともに定着していくためには、より安全で丈夫なことが求められていくでしょう。マウンテンバイクを主体とした講習会を企画したので案内する。開催日、東京会場-平成6年11月8日、大阪会場-同14日。題目・講師「ツール・…
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2輪タイプアームサイクルの開発(第1報)
前年度まで下肢障害者を対象に3輪タイプの「アームサイクル」の開発研究を実施してきたが、今年度よりさらに自転車に近い乗り物として、2輪タイプのアームサイクルの開発に着手し、2種類のタイプの試作を実施したのでその結果を報告する。第1のものは、後輪開閉式タイプで、通常直立安定性を保つため、前輪1輪型3輪車…
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ISO国際会議に出席して-ベルリンの印象
ベルリンでの車いす規格に関するISO国際会議に出席するため4月19日、成田発、翌日から早速4日間の会議がDIN(ドイツ規格協会)で行われた。この規格制定作業は長い間時間をかけて行われており、あと2年間程度で主要な部分の作業は終了するという方向で動いている。会議は別として、筆者がベルリンの街を訪れて見…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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