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車輪の強度について
この車輪の強度研究は、車輪の仮組み方法の調査研究の一環として、現状の車輪についてその構造と強度の関係を知るために基礎的な実験を行うものである。車輪の構造としての組み方の相違(組み取り本数、あやどりの有無、スポーク初期張力の大小等)による強度の関係について追求すると共に、車輪のみでなく、リム、スポーク…
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設備紹介「NCワイヤカット放電加工機」
技術研究所工作部に新設したNCワイヤカット放電加工機[形式L250A-JAPT3、ジャパックス(株)製]は、銅線あるいはタングステン線などの細いワイヤを電極として、ワイヤを走行させながら加工形状をNCで制御し、糸鋸式に加工物を放電により加工するものである。1本の指令テープにより寸法を拡大または縮小し…
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’75サイクルショーを見て
’75サイクルショーが、昭和50年4月21日から30日まで晴海の東京国際見本市会場で開催された。会期中の25日に自転車技術懇談会が、標記の題目で行った公開座談会(学識経験者、業界代表、関連団体、自振協などのメンバーによる)の記録である。発言内容のうち、話題となった主なテーマは次のようである。ショーの…
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形状と材料の力学(3)
形状による応力の集中の問題とそれに関係の深い疲労破壊の問題を中心にして材料の力学について、これまで2回にわたり述べてきた。その項目は、1.応力と歪、2.構造を軽快にするには、3.疲労破壊の基礎的事項、4.疲労破壊の様相、5.疲労破壊と応力集中および破断係数であった。引続いて今回は、6.応力集中と破断…
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自転車ロボットによる走行性能の評価
自転車ロボットの研究の目的は、自転車の安定性、操縦性の良否を定量的に評価して、従来なされてきた人間のフィーリングによる試験法の改善をはかることにある。今回は、軽量化と装置のユニット化をはかって汎用性のある「改良3形ロボット」を新らたに試作して、実走行によって安定性、操縦性の量的評価を試みたので、その…
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車いすに発生する応力
車いすの強度、安全性に関する公表されている資料は余りにも少ない。本研究は、現在生産されている内外の車いすについて特に強度面を主体として、静止時および実走行時における車いす各部に発生する応力を測定したもので、その概要を述べる。供試車は国産車5台、輸入車5台の合計10台であり、試験は静的試験と動的試験に…
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フレーム自動狂い取りについて
自転車フレーム体の狂い取り自動化を図るため、加振方法による実験機を試作して予備実験を行ったので、その概要を紹介する。矯正方法は、ハンガを固定して水平に保持したフレーム体のシート部、ヘッド部、バックつめ部に機械的な減衰振動を与えるものである。実験機設計に先立って、与える変位量、永久ひずみ、荷重の関係を…
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自転車ヘッド部自動組立装置の試作(続報)
自転車組立作業の自動化研究として、ヘッド部自動組立装置を昭和47年度に試作したことは既報のとおりであり、引き続いてその試用実験を繰り返して問題点の検討を重ね、許された予算の範囲と期間において、昭和48年度は同装置の改造、修正を行った。その経過と実験結果ならびに実用化への検討を含めて、報告する。 …
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オッシレーティングブレードフィーダについての実験
自転車ヘッド部自動組立装置を昭和47~48年度において別報のとおり試作実験を行ったが、その一連の装置の中で、部品供給装置(回り止め座金、中ナット、袋ナットなど用)として比較的構造が簡単であり、騒音が少なく、円板状やリング状の部品の供給に適しているオッシレーティングブレードフィーダを4台使用した。この…
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昭和50年度技術研究所の事業計画
1.研究業務、1)自転車の安全性・操縦性の研究、2)車輪組立方法の研究、3)簡易騒音防止装置の試作研究、4)金型加工基準の作成、2.研究指導用設備の拡充整備、1)研究所施設の整備、2)機器の拡充整備、3.研究活動状況等の広報周知業務、研修会(年間3回)、講習会(年間3回)、4.依頼業務、5.技術懇談…
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自転車の安定性・操縦性の研究
自転車の安定性・操縦性の良否を定量的に評価し、理論的に追求するためには、人間が実際に自転車を操縦して試験する方法と、人間の制御動作を機械に置き換え自動操縦して試験する方法とがある。現在のロボット技術では人間の高度な能力の制御動作をロボットに行わせることができないなど欠点も多いので、現時点では両方の試…
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ミニサイクルフレームの静荷重試験について
国産車および外国車のミニサイクルと呼ばれている車輪径の呼び22を中心とした16から24までの車を対象として、外観調査、定地試験および分解調査の各項目について調査した。 調査項目のうちから定地試験に含まれている乗車時の静荷重試件結果の概要を記す。…
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プレスヘッダ等の騒音調査について
このたびの環境調査は、自転車関係工場で発生している典型的な騒音を調べるため、関西地区の5社を対象として、プレス・ヘッダおよびスェージングマシン等の騒音発生源とその周辺における工場壁や敷地境界線上の騒音を2ヶ月にわたって測定を行った。…
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組立てやすい自転車への試み
自転車がほぼ現在の形態になってから100年たつのであるが、人手によって組立、調整、修理あるいは部品の取替えが容易にできるものという概念で造られてきた。そのためにねじ結合が広範に採用され、分解、組立、調整が便利にできているが、この点が逆に組立ての自動化を困難にしている大きな理由の一つである。 …
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自転車の諸寸法と操縦性について
自転車の操縦性の判定を勘に頼らず量的に評価しようとするのが実験の目的で、昭和46年度に引き続き、突変による人間-自転車系の応答を測定し、制御性の良否を調べた。その考え方は、一般制御系のアナリシスにおけるインパルス応答を想定し、通常走行過程において外乱が与えられたとすると、乗員によりなんらかの制御が行…
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フレームヘッド部自動組立装置について
自転車組立作業の自動化研究として、フレームヘッド部自動組立装置を試作したことは当ニュースNO.12に紹介し、また自振協技術研究所報告NO.4に報告したとおりである。試作した装置について試験を繰返し、問題点の検討を重ね、48年において予算と期間の許された範囲で同装置の改造、修正を行い実用化への検討を進…
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メタリック塗膜の機械的性質について
現在の自転車塗装では、最終仕上にパール塗装、フランボヤン塗装を主体にして行われている。一番大切なのは塗装本来の目的である金属素地の保護であり、外部からのあらゆる応力に対して、より強い耐久性を持つものでなければならない。フランボヤン塗装で行われる銀色塗膜は一般に素地との密着性が弱いといわれているが、塗…
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イオン交換樹脂によるめっき排水中のニッケル、亜鉛、銅の回収(2)
前年度において、イオン交換塔による銅、亜鉛のシアン化浴希釈液の吸着実験を試みたが、重金属錯イオンとシアンの樹脂に対する吸着や溶離の問題、さらに樹脂の再生時に多量の再生剤を使用するため、これらの溶離液から直接めっき浴へ還元する回収は技術的に困難であった。したがって本年度では、めっき浴希釈液を濃縮して直…
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イオン交換樹脂によるめっき排水中のクロム酸の回収(2)
前年度においては、各種陰イオン交換樹脂のクロム酸吸着量などについて検討を行った。昭和48年度は、陰イオン交換カラムによるクロム酸処理液のPHおよび電導度の測定、陽イオン交換カラムによる再生液中のナトリウムの除去量および樹脂の再生について、同流方式と向流方式との比較実験を行った。…
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自転車ロボットの試作
自転車の操縦性、安定性などの評価は、人間に代って、ハンドル操作と体重移動操作の二つの制御能力をもったロボットに自転車を操縦させることができれば、その評価を量的に下すことが可能であるとの観点から自転車ロボットの開発を昭和46年度から進めてきた。これまでに、原則1、2形および改良1形の設計、試作を行い、…
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自転車の諸寸法と操縦性
近年、小径車が特に増加しつつあるが、これらの操縦性および安定性などを追求し、設計基準を確立するため昭和46年度より研究に着手したが、この研究はその一環であり、車体部材の基本寸法と制御性について追求し、良いポイントを見付けることがその目的である。今回は突変性を増して、人間-自転車系の応答を測定し、制御…
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衝突時における人体および自転車の挙動(第3報)
自転車の安全性および操縦性の研究の一環として、昭和46年度より、高さを変えたとつ障害物に対する衝突実験を、子供、成人ダミーについてそれぞれ行ってきたが、48年度には、成人ダミーを使用しておう障害つまりみぞ障害に対する衝突実験を行ったので、報告する。これら一連の実験は、自転車走行中に障害物に遭遇した場…
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CADによる自転車設計システムの調査研究
最近、電算機を利用した設計システム(CAD)の研究が各分野で行われており、自転車についても、将来電算機の一層の普及とともに技術計算のほかこの設計システムの採用が考えられる。本研究は、先導的な意味からそれらの一部について開発を進めてきた工業技術院・製品科学研究所の設計システムについて調査研究するととも…
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レーサフレームに生ずる実走行時の実働応力および走行寿命の推定
この研究は、(財)日本自転車普及協会の依頼によって行ったものである。その内容はレーサフレームの耐用命数の究明ということである。そこで、究明の一方法として、まず実走行中にフレームにどのような応力が発生するかを測定し、あわせてフレームを構成しているCr-Mo鋼管の疲れ強さを求め、その両者を対比させて、疲…
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テンションスポーク車輪の強度
この報告は、(社)日本自転車工業会の依頼による研究の結果である。現在、自転車車輪に関するJISとして、リム、スポーク、ハブなど構成部品個々の規定はあるが、組み上がった車輪そのものについてのものはない。そこでまず、車輪の基本的な強度を知り、車輪としての規格制定の基礎資料としようとすることを目的としたも…
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組立作業省力化自転車の試作(1)
現在、社会的に自動化装置が積極的に取り入れられつつある。自転車工業も含めて機械工業では、加工の自動化がすでに相当進んでいる。しかし、組立の自動化は、その製品の種類の豊富さ、組立作業の複雑さなどによりほとんど進んでいない。本題は自転車組立に対し、どのようなシステムをとれば自動化が容易になるかという手掛…
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組立作業省力化自転車の試作(2)
自転車の組立作業の省力化の問題に対し、製造工程の基本から検討し、現状から全く離れたシステムとして別報「組立作業省力化自転車の試作[1]」に述べた試作実験を行った。しかし、その前提条件として、常温硬化形接着剤による接合方式を含み、未解決の問題点がある。そこで、現状の製作方法は大きく変えず、基本的な考え…
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自転車への合成樹脂軸受の応用
現在、一般の自転車における回転部には、わん、玉押し鋼球で構成された軸受が使用され、種々の特長をもち、自転車用として最適と思われる。しかし組立、調整の面から見ると、自動化・省力化が叫ばれる現今においては、構造簡単、無調整、無給油など組立に適し、かつ機能を満足するものが望まれる。その方法の一端として、合…
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パイプ端末特殊整形機の設計試作
自転車フレーム用のバテッド管は、引抜きまたは押出し方式により、数多くの工程を経て製造されるためコスト的にも高価である。またパイプ先端部の尺取りは機械加工にて切断または切削を行ない、ばり、だれなどがあって仕上り状態は必ずしも良好ではない。そこでこれらを冷間塑性 方式により、シングルまたはダブルバ…
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NCフライス加工の金型への適用(続報)
前報では、NCフライス盤を用いての金型製作および自動化の基となるモデル製作への適用について、主に2次元のNC加工を対象とした実験研究について述べた。昭和48年度は、2次元加工について、さらに効果的と思われる対象物について実験研究するとともに、3次元加工については、自動プログラミングによるNCテープ作…
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化学研摩による金型表面仕上の研究
科学的除去加工法のうち、大きな加工量は伴わず、仕上面の向上すなわちみがきの要素を含んだ加工法として化学研摩がある。本研究は、最近広く一般的に行われるようになった放電加工による金型製作においてネックとなっている表面みがきの問題について、化学研摩による仕上法について検討を加えたもので、経済的な放電加工速…
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電解研摩による金型表面仕上の研究
金型加工技術の進歩の中で、合理化・省力化の未解決分野である表面仕上技術を取り上げ、特にみがきの能率向上を妨げる一つのネックである硬化層のできる放電加工面の仕上げに電解研摩による方法を検討した。採用した表面仕上法は、電気化学作用に物理作業を併用した屈曲性に富む電解みがき電極工具を考案し、表面あらさ25…
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クロム廃液の再生法の研究
従来、クロムめっき老化液の大半は廃棄処分を行っていた。しかし今日では、公害防止対策の観点から必ず何らかの処理を行わなければ廃棄処分はできなくなっている。クロムめっきの老化液は濃厚廃液であるから、直接化学処理法で行うとその処理は非常に困難であり、また不経済である。したがって本研究においては、省資源すな…
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ポーランドの自転車事情
昨年、10月末より約3週間にわたり、ロンドンで開催された第3回ISO/TC149/SC1,SC2に出席したあと、ヨーロッパの自転車工場を訪れる機会を得たので、この期間中見聞したなかから特にポーランドの自転車工場について記してみたい。西ドイツで得た資料によれば、1974年のポーランドの自転車生産台数の…
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自転車設計システムについて
この研究は、自転車設計の先導的分野としてCADによる設計システムを採り上げ解析を試みたものである。自転車設計システムについては工業技術院・製品科学研究所にて2年前より基本的なシステムが開発されてきているので、同所と共同研究テーマとして取り組み、このシステムの開発は同所で、そのシステムによる試作自転車…
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塗装工場の臭気調査について
光化学スモッグの原因となる有機溶剤にはトルエン、キシレンなど芳香族炭化水素があげられ、これら溶剤が紫外線と作用してオキシダントを生成し、人間の目や気管支などの粘膜に刺激を与えて被害をおよぼす。このため地方公害防止条令で有機溶剤の排出について規制されるようになった。自転車関係ではフレームの塗装がこれら…
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設備紹介「ナライフライス盤、マキノ製KGJCLF型」
技研大坂支所に新設された本機は、タレット式高力型の立フライス盤に油圧式ナライ装置を組み込んだ自動型彫フライス盤である。上下方向の倣いと前後方向の倣いで構成されており、連動円テーブルの併用により、360°輪郭倣いもできる。光学的精密テーブル位置決め装置もそなわっており、1/1000mmの読取りが可能で…
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自転車と体力(ブレーキを作動させる力)
乗り物におけるブレーキの研究は、ほとんどの場合、機械工学的な面からの研究が中心になるが、自転車に関するかぎり、ブレーキ作業の主役が人力であることから、当然のことながら人間工学的研究を無視することはできない。ことに自転車が3~4才の幼児から80才を超える老人まで、性、年令を問わず幅広い層にわたって利用…
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自転車用リフレックス・リフレクタについて
自転車の安全性について欠くことのできないリフレックス・リフレクタのあらましとその性能基準のもつ意味について解説してみる。三面プリズムによるものは、キュービックコーナーといわれる互いに直角な平面で交わる角部の凹部になるように平面鏡をおくと、その面に照射された光は、再び照射された方向に反射される原理を利…
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設備紹介「万能フライス盤、形式RUM-5」
ラム型万能フライス盤(RUM-5)が新しく技術研究所工作部に設置された。ラムやニーの摺動案内面が大きいこと、ラムの前後移動量が大きいこと、万能主軸頭はたがいに45度の旋回面をもつ2個の本体より構成され、あらゆる角度に主軸を設定できるなどの特徴をもつ。テーブルの作業面の大きさ:1,700×500mm、…
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騒音測定の基本的考え方について
騒音問題は、今日まで公害の一つとして論じられ、また企業側は社会的債務を負っているという点で大きくとりあげられてきた。最近ではその企業内の労働者自身の環境、労働衛生的な面からも採り上げられるようになった。騒音の測定には個個の測定対象に応じてそれぞれ異なった目的がある。1.機械、建屋の騒音を知る、2.機…
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パイプ端末特殊整形機の設計試作
自転車フレーム用のバテット管は、数多くの工程を経て製造されるためコスト的にも高価である。またパイプ先端部のR取り加工は、プレスによる切断加工、あるいはエンドミルなどによる切削加工に頼っているが、バリ、ダレなどがあって仕上り状態は、かならずしも良好でない。これら欠点を改善するため冷間塑性加工方式により…
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技術研究所20年を顧みて
昭和29年度自転車産業振興事業の一環として自転車生産技術の向上ならびに品質の改善を図るため、名古屋工業技術試験所実験室の一部を借り、昭和29年10月、自転車生産技術開放研究室がスタートした。昭和33年10月、開放研究室の設備のいっさいを継承して(財)自転車技術研究所が発足(名古屋は総合研究室、東京指…
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クロムめっき濃厚廃液の再生について
工場排水の規制は一段と強化されつつある。このような状況下で、濃厚廃液を従来の化学的処理法で処理することは技術的に非常に困難であり、また不経済である。本研究はクロムめっき濃厚廃液の再生をイオン交換樹脂法およびイオン交換膜法によって検討したものである。…
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電気透析によるめっき排水中の重金属の回収について
前年度においてイオン交換樹脂によるめっき排水中の重金属の回収方法を検討したが、回収された重金属は数%の濃度の酸性またはアルカリ性溶液として存在し、さらに多くの化学処理を経なければめっき浴に還元できない。ゆえに、本研究においては、めっき浴に直接、還元できる処理方法の一つであるイオン交換膜を用いた電気透…
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二つの技術懇談会の誕生にあたって
このたび技術研究所を中心として、自転車技術懇談会と金型技術懇談会が誕生した。すでに一年前に設立された環境技術懇談会と合わせて、これら三つの技術分野は、技術研究所が試験研究のテーマにおいても、技術相談の面でも、あるいは設備整備の方向としても、重点をおいている三つの柱である。 …
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米国および西ドイツの工場排水の規制について
わが国においては、大気排出物質と同様、工場排水の規制は総量規制などの形で、ますます厳しくなりつつある。日米公害連絡会議の開催などによって、わが国の規制も、米国の規制に強く影響を受けるものと思われる。 表1および2に1969年の米国および西ドイツの金属処理工場に対する規制値を示す。表3に1973年にお…
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NCフライス加工の金型への適用(続報)
当ニュースNO.15で、NCフライス盤を用いての金型製作、および自動化の基となるマスターすなわちモデル製作への適用について紹介した。今回は2次元形状については引続き先の研究に基づきさらに効果的と思われる対象物および適用法について、また最も問題とされる3次元形状については、自動プログラミングによるNC…
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電解研摩による金型表面仕上
本研究は、放電加工面をもつ金型の表面仕上に対する考察をさらに深め、より有効な仕上技術の確立をめざして実験を行ったものである。この研究における電解研摩とは、電極工具に屈曲性に富む砥粒が付着したナイロン不織布を用い、電気化学作用に物理作用を併用させた研摩方法(特許申請中)を採用しており、これが最も大きな…
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技術研究所の事業計画(昭和49年度)
1.研究業務、特別研究1)自転車の安全性、操縦性の研究(研究部)、2)車輪仮組み方法の調査研究(研究部・東京支所)、3)フレーム自動狂い取り方法の研究(東京支所)、4)電気透析法による廃酸の再生に関する研究(大阪支所)、2.海外自転車生産技術の調査、3.研究指導用設備の拡充整備、1)研究所施設の整備…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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