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CADシステムによる自転車の試作
自転車の多品種少量生産化に対応して、設計プロセスの能率化を図るため、電算機のもつ高度の情報処理能力を利用するCADシステム(CADBIC)をさきに開発したが、今回その改良試作を行った。システムに付随して考案した三角フレームは組合せのバラエティを著しく増大させたが、今回の研究もシステムによって設計可能…
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衝突時における人体および自転車の挙動(第4報)
この研究の目的は、最近競走の激化に伴い落車、接触を避けようとして、選手がフィールド内に突入する場合が多く、その際フィールド内の諸施設、例えば写真判定用鏡塔、審判塔、スタータ台などに激突して負傷するという事故が発生しているが、これらを撲滅するため、フィールド内に設置されている諸施設に対する有効な防護装…
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車輪組立方法の調査研究
車輪の組立ては自転車の生産工程のあい路の一つで、省力化、自動化の研究がなされ、当所でも数年来この研究に取組み、締上機については大いに成果を収めてきた。仮組方法の自動化は困難であるが、その基礎研究を続けてきた。昭和50年度もこうした仮組みの省力化という点をふまえて、現状の調査、組み立てやすい車輪の試作…
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簡易騒音防止装置の試作研究
企業現場における騒音による悪環境が問題となっている。騒音防止対策としては種々あるが、可能な限り騒音源を減少させることが最善である。当所ではこれらの点に着目し、騒音源の防音装置として防音囲いの研究を取り上げ、業界における騒音発生の状況を調査掌握し、種々の防音材料のしゃ音性能(透過損失)および工作物や材…
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めっきスラッジの分析
X線分析は、固体試料や粉末試料を化学薬品に溶解させることなく成分元素の分析が迅速に実施でき、さらに化学分析では不可能な試料中の化合物の同定ができる。これらの事情から、今回めっきスラッジのX線分析を試みた。当実験では3種類のクロムめっき単独スラッジと6種類の混合めっきスラッジについて、その固形分含有率…
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自転車の操縦性、安定性に関する研究
自転車の操縦性、安定性を客観的に評価することを目標に、ロボットによる操縦をもくろみ、これまでにロボットの試作、改善を重ね、若干の走行実験を行い、実験方法および評価方法を検討してきた。その結果については既報のとおりであるが、昭和50年度は主として自転車の前輪系の諸寸法と操縦性、安定性との関係をロボット…
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ロボット操縦による自転車の諸寸法と安定性の研究
自転車の操縦性、安定性などの評価は、人間のフィーリング試験に加えて、ロボットを使って科学的に試験し、定量的な評価ができることが望ましい。すでに自転車ロボットとして、ここ数年間試験的研究を行ってきた。本報告は電気-油圧式ロボットの紹介とロボット操縦による実走行試験から評価した、自転車の前輪系の諸寸法と…
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ギヤ比と酸素消費量
50年度はミニサイクルを中心とした自転車の実走行時の効率を明らかにするために、時速10km、15km、20kmで現在市販されている車輪径20、22、24の3種のミニサイクルと26の軽快車を使って走行時の酸素消費量を測定し検討した。その結果走行時の酸素消費量は時速10kmで約0.6l/min、15km…
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アメリカにおける自転車の生産について
昨年秋、海外における技術を調査するため、約3週間アメリカ、カナダを訪れたが、特にアメリカに於ける自転車工場の印象を述べてみたい。 アメリカもオイルショック以降不況に見舞われ、倒産、整理などによって、現在操業を続けている主な自転車メーカは別記のとおりである。 …
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組立てやすい自転車への試み(その2)
自転車の組立作業の自動化に関して、すでに二つの方法を報告した。そのうちの一つの方法についてさらに検討を進めたので以下に述べる。現状の組立における工程順序1.接合、2.塗装、3.組付に対し、1.塗装、2.組付、3.接合という順序、すなわち、フレーム体を各部分に分離した状態で塗装する。これらに部品を組付…
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特殊ハブの試作と自動仮組実験
車輪の自動組立てに関しては、半自動仮組機の開発が各方面で進められているが、全自動組立てとなると、技術的にもコスト的にも難問とされている。当所では49年度に組立てやすい車輪の研究として、組立省力化を目的とした特殊ハブを考え、試作実験を行ったが、50年度はこの特殊ハブを使用した車輪を実際に機械にて仮組み…
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直線スポーク車輪の試作と強度試験
車輪組立作業の省力化を目的として、直線スポーク車輪を試作した。直線スポークは現用の普通スポークの曲がりを無くした形状である。ハブつばに組付けるとき容易にはまり、さらに同じハブつばに組み付くスポークはすべて外側より組み付くので組立作業は非常に容易になる。ここでは、直線スポークを静力学により解析し、普通…
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車輪半自動組立機(その2)
技研ニュースNO.29で紹介した車輪半自動組立機について、その後の状況を報告する。 装置は36本スポーク車輪および28本スポーク車輪の組立てが可能なように設計してあるが、まず26用車輪について組立て実験を行った。この装置の最大の目的は、ニップルの自動ねじ込みである。したがって今回実施…
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水溶性塗料の利用と環境保護
わが国における水溶性塗料は、従来電着塗装に一部用いられていたが、有機溶剤排出による光化学スモッグおよび塗装による悪臭の公害対策用塗料として評価されてきている。アメリカにおける水溶性塗料の利用率は、現在それほど高くないようであるが、将来公害対策用塗料として最も大きく伸びることが予想される。その理由とし…
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設備紹介「万能研削盤、豊田工機(株)製、GUP40-120」
万能研削盤が新しく技研大坂支所に設置された。本機は、外径の大きなものから1m近くの長物の研削にいたるまで、円筒、テーパ、内面、平面研削作業はもちろん、アンギュラ砥石を取付けることによりショルダ研削を行うことができ、自動送り、自動定寸装置の装備により、定寸研削を高能率に自動加工することができる。おもな…
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設備紹介「万能工具フライス盤、理研製鋼(株)製、RTM-2型」
技術研究所工作部に新設した万能工具フライス盤は、各種の既存の付属装置(バーチカルミーリング装置、自在テーブル、割出台、スパイラルミーリング装置、スロッチング装置、パンチミーリング装置、スイベルバイス、サーキュラテーブル、その他)を従来機と共通して使用でき、金型、治工具、ゲージ、放電加工用電極、複雑な…
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就任にあたって
この4月から、前浮田所長に引継ぎ業務を担当しております。現在のように各分野での技術レベルが向上している段階において、常に基礎技術の裏付けと積み重ねに留意し、さらに関連業界や関係学会の協力を得て、確個たる基礎に根をおろした技術を確立することに努力を致さねばなりません。かくして、まず内容の充実をはかると…
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電気-油圧式自転車ロボットと自転車の安定性評価
自転車の操縦性、安定性などの良否の評価は、人間のフィーリングによる試験のほかに、ロボットを使って試験し、定量的な評価を行うことも必要であろう。すでに電気-油圧式ロボットと電気-電気式ロボットが試作され、後者は技術研究所報告で詳細に紹介されている。そこで、今回は前者の紹介と昨年度からの継続研究である自…
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汎用型車輪締上機の試作研究
現在、自転車車輪の本締め作業には、全スポーク同時締上機、4本締め式締上機の2種類が主として利用されている。しかし汎用性の面から見た場合、前者は完全な量産機で汎用性は無く、後者もやや汎用性はあるが十分とは言えず、その上段取り替え作業に時間を要し、他に付属ジグを多数用意しなければならない。そこで、十分な…
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環境技術調査報告
昭和49年度の塗装工場の臭気調査およびプレス工場などの騒音調査につづき、昭和50年度は自転車工業環境整備事業調査費の一部により次のような調査を実施した。1.含油排水の調査研究、2.めっきスラッジの調査、3.低公害塗装の調査、これらの調査結果について、その概要を報告する。…
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工場排水処理への逆浸透の応用
最近、膜透過法(逆浸透法と限外3過法)による排水処理が大きくクローズアップされてきた。その理由は現在多く用いられている多くの排水処理方式と比較し、排水中に含まれている溶質の分離が最小のエネルギーで実施できることにある。エネルギーの節減、省資源が強く望まれているとき、今後、各工場において排水処理の更新…
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NC加工技術の動向
NC工作機械の利用についての調査(昭和50年、155社、1479台)では、施盤34%、マシニングセンタ18%、フライス盤17%、ボール盤14%、中ぐり盤11%の順序で、機械導入の目的は、省力化、能率向上、精度品質の向上、複雑形状の加工への対処などとなっている。これは一般の機械加工工場の現状であるが、…
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CADシステムによる自転車の試作
さきに開発した自転車設計のCADシステム(CADBIC)は、設計プロセスの効率化という点でかなりの効果が認められたし、またこれに付随して考案した三角フレームは、従来単体として構成されていた自転車フレームを三つの部分に分解することにより、組み合わせのバラエティを著しく増大させた。本年度は、このシステム…
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試作軽量車いすの強度について
いまや、国の内外を問わず、社会福祉の問題は全国民的な課題であり、その一環である福祉機器の開発も重要な課題の一つとなっている。車いすについてもその例に漏れず、タクシーや新幹線等の交通機関の利用推進と相まって、軽量化、コンパクト化が強く要望されている。そこで、当協会では、実用化を目的として、現在のものよ…
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昭和51年度技術研究所の事業計画
研究業務、1.特別研究、自転車の安全性・操縦性の研究、内外自転車等の品質性能調査研究、自転車専用加工機の実用化研究、簡易騒音防止装置の実用化研究、高耐食性ニッケルメッキの研究、軽量小型車いすの試験研究、2.調査研究、金型加工基準の作成、自転車実用便覧の作成、海外自転車技術調査。[設備の拡充整備]研究…
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技術懇談会の制度
自振協技術研究所を中心として「自転車技術」、「金型技術」、「環境技術」の三つの懇談会がある。これら懇談会が自転車工業をはじめ、金型、メッキその他関連する業界の技術者の方々と、この研究所を結ぶ太いきずなとなって技術交流、情報交換の場として大いに活用されている。これからも懇談会が会員相互の会として、身近…
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ミニサイクルの品質性能調査について
ミニサイクルのうちで車輪径22インチ(特に実測外径23.5インチ)を主体とした国産車10台を対象として、品質性能調査を行った。その概要および定地試験の一部を記す。 調査は、当技術研究所が行い一部を(財)日本車両検査協会へ依託した。調査内容の大項目は、1.外観調査、…
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簡易防音装置用遮音材料の性能について
騒音環境における防音対策としては、機械自体の振動や騒音の原因をつきとめ音源対策を行うか、または衝立や壁を施して外部にもれる騒音を遮断するかである。したがって、適切な防音対策を行うには、これらの音源や防音材料の正しい性状を知る必要がある。実験は一般の市販材料を使用し、プレス用防音囲いを想定した立体モデ…
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イオン交換膜による廃酸の再生
自転車部品の表面処理の前工程から多量の硫酸老廃液が発生するが、現在これらの廃液は、中和法や蒸発濃縮法(硫酸第1鉄として分離回収する)により処理されている。 本研究の目的は、電気透析法によりこれらの硫酸老廃液から、硫酸を分離回収し、再利用を図ろうとするもので…
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自転車走行時のエネルギについて
本研究は同一の被検者が異なる車種を幾つかのスピードで走行した場合および、長時間(2時間で、この測定は成人についてのみ行った)走行の際のエネルギ消費を指標(具体的には走行中の酸素摂取量を測定)に自転車走行のエネルギ効率から操縦性と安全性をたしかめようとしたもので、自転車の安全性・操縦性の研究の一環とし…
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幼児の自転車走行の実態から
スポーツや遊具としての自転車利用者年令は年々低年層となり、これが一種の幼児車ブームを招来したといえる。しかし、幼児車については、工学的見地からの品質性能調査も今日なお十分とはいえない。まして利用者である幼児の運動性や、その利用の実状との関連からの究明はほとんど皆無といってよい。本研究は、幼児の自転車…
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スポークの疲れ強さについて
スポークの強度について考える場合、その静的な強さが必要なことはいうまでもないが、それにも増してスポークとしての疲れ強さを知ることは、更に重要である。これまでしばしばスポーク線の疲れ試験結果を発表してきたが、これらの試験では試験条件の一つである初期張力が40~60kg付近であったので、今回はこの範囲を…
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金型加工基準の作成事業について
技術研究所では金型加工基準作成を3か年計画として採り上げ、50年度はまず最も使用量の多いプレス抜型を対象として作成事業を進めてきた。金型加工基準作成委員会を設け、自転車業界、学識経験者、代表的な金型製作工場の協力のもとに、金型製作工程を縦割りと横割りの両面から分類整理し、現場的に利用価値が高く、また…
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人間および試作ロボットによる自転車の操縦性、安定性の評価
自転車ロボットの試作は、自転車の操縦性とか安定性の良否を定量的に評価して、従来から行っている人間による試験法の改善を図ることを目的とする。 昭和48年度に試作した改良2型については、既報のとおりであるが、49年度は軽量化とはん用性をもたせた改善3型を新たに試作して、実走行により操縦性、安全…
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人間操縦による自転車の諸寸法および重量と操縦安定性
自転車の安定性、操縦性の良否を定量的に評価し、理論的に追求するためには、人間が実際に自転車を操縦して試験する方法と、人間の制御特性を機械(自転車ロボット)に置換え、自動操縦して試験する方法があるが、いづれも特失があり、筆者は現時点では両方の試験から検討することが望ましいと考えいる。本報告は昭和49年…
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車輪の強度について
車輪の仮組方法の調査研究の一環として、現状の車輪についてその構造と強度の関係を知るために基礎的な実験を行い、車輪として必要な実用強度を検討し、その結果を別に進められている車輪仮組方法の省力化、自動化に適する車輪への基礎資料とするため研究したものである。今回は、車輪の構造としての組み方の相違(組取本数…
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スポークの強度試験
本研究は車輪に関する強度研究の一分野としてスポーク線の疲れ試験を行ったものである。これまでの試験では、試験条件の一つである初期張力が40~60Kg付近であったが、この試験では20Kg、50Kg、100Kgの3段階に初期張力を変化させたときの疲れ強さの調査である。また、硬鋼スポーク線とステンレス鋼スポ…
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車輪仮組作業の現状調査
車輪の組立に要する工数は、自転車全体の組立に要する工数のうちの相当部分を占める。車輪組立のうち、スポーク締上げについてはすでに自動機が開発され、一般に使用されているが、仮組は依然として手作業にたよっており、その作業の自動化が強く要望されている。本報告は、現在仮組が作業員によってどのように行われている…
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組み立てやすい車輪の研究
現在、自転車車輪の大部分は針金式スポークを用い、スポークをハブつばの接線方向に張る方式である。また使用するハブにより、通し式と引掛け式とに大別され、ハブつばの外面および内面より交互にスポークを差し込む。しかもされらを6本どり、8本どりなどあやどりをすることが常識である。これらの事柄から、車輪の仮組は…
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車輪半自動組立機の設計
現在自転車の生産工程で最大のあいろとなっている車輪仮組作業の省力化を図るため、車輪仮組装置の設計を行った。装置は、ロータリ方式3ステーションで構成する。第1ステーションでは作業者が治具上にスポーク通しをしたハブとリムをセットし、スポークのあやどり作業を行う。第2ステーションでは、仮組ユニット4台で、…
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フレーム自動狂い取り方法の研究
自転車フレームの製作工程中における矯正作業は熟練を要し、省力化が望まれている。現在行われている作業は、フレームを定盤上に取付け、ゲージを当てて狂いの大きさをみて、「適当量の変位」を与えて、再び狂いを計り、狂いが取れない場合は更に矯正する作業を繰り返して、決められた公差内に収めている。この作業を機械に…
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電気透析法による廃酸の再生に関する研究
本研究の目的は、塗装前処理やめっき前処理工程から排出される廃硫酸を、イオン交換膜を使用した電気透析法により鉄、銅などを除去し、硫酸を回収して再利用しようとするものである。その一環として、硫酸の透析効率に及ぼす電気透析条件に関する基礎的な事項について検討した結果、陰イオン交換膜による硫酸~硫酸第一鉄溶…
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メタリック塗膜の密着性
自転車塗装の仕上工程に、拡散反射成分の多い銀色塗膜上にカラークリヤを塗装するフランボャン塗装法が多く採用される。しかし、リーフィング性アルミニウム粉による銀色塗装は、一般に下地との密着性に問題点を残している。本研究は昭和46年度に実験したアルミニウム粉による美粧効果とも関連があるので、アルミニウム粉…
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金型加工基準の作成事業について(第2報)
技術研究所において金型加工基準作成事業を採り上げ50年度より3か年計画として進めてきていることは既報のとおりである。50年度はプレス抜き型について基準作成を進め、金型加工基準作成委員会により、自転車業界、学識経験者、代表的な金型製作工場の多大な協力により、従来公表されていないノウハウを含めた貴重な実…
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ヨーロッパの自転車事情(オットー・キーナスト社)
海外における自転車生産技術、なかでも組立作業、専用機械など自動化の傾向を調査するため、昨年10月ヨーロッパ諸国を訪れ、見聞の詳細については報告書を作成中であるが、その内オットー・キーナスト社(西ドイツ)の印象について、一部をご紹介する。キーナスト社は低迷を続けている他のメーカをしり目に3200台/日…
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車輪半自動組立機
自転車車輪の組立てについて、49年度に車輪仮組立装置の設計を行った。この仕様を基にして細部の設計、検討を行い、現在装置を製作しているので、その概要を紹介する。 装置は、ロータリ3ステーションとして、各々のステーションで独立して、あやどり、仮組立、本締の作業が同…
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設備紹介「数値制御用自動プログラミング装置」
当ニュースNO.28にて紹介したNCワイヤカット放電加工機の付属装置として設置された本機[形式OKITAC-4500C、MINIAPTシステム、沖電気工業(株)製]は、数値制御用自動プログラミング言語であるMINIAPTを使用してワイヤカット放電加工機内蔵の計算機にて処理できない高度な図形解析を行い…
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設備紹介「赤外分光光度計」
赤外分光光度計[285型、(株)日立製作所製]が新しく技研大阪市所に設置された。赤外分光分析法は物質による赤外線の吸収を測定するもので、そのスペクトルは物質の構造と密接な関係があり、これを利用して物質の定性あるいは定量分析を行う。その活用範囲は研究用はもちろんのこと、純度の測定、不純物の検出などの検…
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金型加工基準の重要性
金型はその機能や構造が多種多様であるが、それら各種の金型の製作過程を縦割り、横割りにして具体的な分析を行うと、幾つかの加工単位に分解でき、しかもそれらの幾つかは金型が異なっても共通するもののあることが分かる。これらの加工単位について、それぞれ基本的な加工条件の下での標準的な加工法を加工基準とし、金型…
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車輪仮組作業における手の挙動
スポーク車輪における組立作業のうち、締上げはすでに自動機が開発されているが、仮組はまだ手作業で行われており、生産の省力化の面であい路となっている。しかしこの仮組作業は人間の視覚や触覚などの検出機能の良さと、手先の複雑で柔軟性のある動作により行われていて、これを自動化しようとすると多くの困難な問題につ…
技術資料情報
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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