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フレーム耐久試験機の製作
近年、海外からの廉価輸入自転車の増加に伴い、製品の欠陥に起因した、事故が増加している。このため、技術研究所では、試買テストなどによって、自転車の安全性を確認している。JIS規格による、フレームの強度試験は、フレームにおもりを取り付けて、上下に振動させる方式であるが、ISOからは規定の荷重を繰り返し加…
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インターバイク展2001年をアテンドして
平成13年9月30日から10月3日まで4日間にわたり米国ネバダ州ラスベガス市で開催されたインターバイク2001自振協ブースのアテンド概況を報告します。・名称 International Bicycle Expo 2001 ・会期 2001年9月30日~10月3日(4日間)・会場 米国、ネバダ州、ラス…
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小径車輪対応テンションメータの試作
現在、市販されているスポークテンションメータでは、スポークの測長間隔が80㎜必要なため、、車輪の呼び16以下のスポーク張力は測定することが出来ず、廉価車の技術水準を確認するために行われてきた試買テストでも小径車輪のスポーク張力は測定不能とされた。しかし、消費者の安全を確保するためにも、小径車輪の張力…
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国際福祉機器展より-トランスポートビークル市販化へ向けて
国内最大規模の第28回国際福祉機器展が、平成13年10月24日(水)~26日(金)までの3日間、東京ビッグサイトにて開催された。例年以上の人出となり、134018人(昨年比+2280人)の来場者があった。展示会場も従来の4ホールから6ホールへと増床された。出展社数は、国内552社(新規140社)海外…
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技研の動き
◎平成13年度「ブロック別組立整備技術指導者研修会」を開催。自転車事故防止、再発防止等の安全確保の面より、また、消費者と販売店の信頼関係構築を図ることを目的に研修会を開催した。◎技術資料頒布のご案内。研究所が作成した各種の技術資料について、頒布のご案内をいたしますので、この機会に是非ともご利用下さる…
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平成13年度「研究発表講演会」を開催
平成13年度「研究発表講演会」を開催、「社内ベンチャー制度と自転車」「業界防衛に特許をどう使うか」等
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最近の技研の動き
①平成13年度研究発表講演会開催のお知らせ②技術研究所の受託業務手数料の改訂について
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「トランスポートビークル」実用化モデル
技術研究所が開発した「トランスポートビークル」は、自転車の前輪部に市販の車いすを取り付けて、車いすに乗る障害児・者、高齢者に自転車の楽しみを感じて戴くとの趣旨により開発された物で、(財)都市緑化機構が募集した「ユニバーサル施設・用具開発調査業務」の品目に選定され、平成11・12年度において18箇所の…
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回転駆動時に構成部品に掛かる応力測定
競輪競走に使用される車輪は、認定部品で構成されていなければならない〈競走車安全基準〉がある。しかしその基準の中でも何種類の異なった車輪が存在する。そこで、何種類かの車輪を対象に縦、横方向の静荷重試験と同時に小ギヤ部に回転方向の駆動力が加わった場合に発生する小ギヤ側スポークとハブ胴の応力変化を測定しま…
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トランスポートビークルの開発普及
平成8年度より身体障害児用乗り物として研究開発したトランスポートビークルは車いすユーザ障害児・者を持つ父母の介助作業を日常的に行っている福祉の関係者の方々からハンディキャップを持つ人々の移動手段として早期の市販化が望まれていた。平成12年度はこれまでに開発したトランスポートビークルに改良を加え、市販…
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最近の自転車及び車いす技術文献
本文献は、科学技術振興事業団科学技術情報本部で発行する科学技術文献より転載許可を得て掲載するもので、文献複写サービスについては、電話0120-004381の情報資料館複写センターにお問い合わせ下さい。
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技術研究所の移転完了
技術研究所は移転を完了し、次の通り業務を開始いたしました。今後ともご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。◎業務内容①自転車等安全対策推進事業②競技用自転車関連機器等開発研究事業③自転車関連情報基盤整備事業④受託事業…
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技術研究所の建物及び設備の配置
技術研究所は、平成13年4月愛知県犬山市より大阪府堺市へ移転を行ったので、その建物及び設備配置を紹介します。敷地面積1,917.88㎡ 建物総床面積 1,551.09㎡、本館3階建 床面積438㎡、電子顕微鏡室、、材料試験室、資料室、研究員居室、競輪学校用コンピユター室及びデータベース室第一実験棟及…
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自転車関連試験装置の設備紹介
技術研究所では、自転車の試験研究が出来るように各種試験機を設置してきたが、今回大阪に移管した主な試験設備を紹介します。①フレーム試験機、②フレーム疲れ試験機 ③フレーム衝突試験機 ④車輪台上走行試験機⑤車輪側方荷重試験機⑥ハブ回転摩耗試験機⑦落下衝撃試験機⑧ダイナモ特性試験機⑨電子油圧式疲労試験機 …
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車いす関連試験装置の設備紹介
技術研究所の手動及び電動車いすのJIS、手動車いす及び歩行者のSGに関する評価試験等設備について紹介します。①走行耐久試験機 ②落下耐久試験機 ③可搬型疲労耐久試験機 ④直進走行性能試験機 ⑤衝撃耐久性試験機 ⑥荷重負荷試験機 ⑦静的安定試験機 ⑧回転性能試験機 ⑨傾斜走行試験機 ⑩床移動式リフト耐…
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ダイナモ特性試験機
我が国での、夜間走行時の発電ランプ点灯率は低いが、国際規格では、ダイナモを点灯させてペダルを漕いでもダイナモが軽く回転して道路を明るく照らすことが出来るように良い製品を消費者に普及させる事が出来るようにダイナモの効率を規定することが提案された。日本国内においては、効率を測定する試験装置がないため、ド…
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技研の動き
①技術研究所の大阪府堺市への移転②自転車・福祉機器懇談会による技術研究所の設備見学会の開催③自転車技術情報休刊のお知らせ
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サスペンションホークの繰り返しトルク試験
サスペンションホークのISO試験は静荷重試験、衝撃試験、疲れ試験、静的引張り試験、圧縮試験があり、更にディスクブレーキの台座を備えたものは静トルク試験、繰返しトルク試験を行うことが提案されている。試験したサスペンションホークはISO規格案を満たさなかったが、現状、ホーク中間から先端部分で破損したとの…
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「歩行車」のSG認定の委託検査を開始
高齢者等の介護は、家族介護の頼っていたが平成12年の介護保険制度導入に伴い社会の受け入れが始まった。これに伴い様々な介護製品に対する開発、製造が予想され、今回、歩行車に対する安全基準が制定、施工された。これら歩行者車等の介護製品は、健常者が利用するもの以上に安全性が求められる。このような状況のもと技…
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自転車の規格と「規格集」の発行
今回発刊した「JIS自転車、車いす編2000」には現時点での最新自転車関連規格45規格を収録したほか(社)日本自転車協会の団体規格として、制定されている、自転車安全基準、電動自転車安全基準、マウンテンバイク安全基準、マウンテンバイク類型車安全基準、クロスバイク・ハイブリット車安全基準、一輪車安全基準…
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中京地区での技術研究所46年
当研究所は、昭和29年に愛知県名古屋市で前身である自転車生産技術会報研究室として、開設、昭和39年より財団法人自転車産業振興協会の運営となり、犬山市において、46年間事業を進めてきたが、平成13年4月より諸般の事情により、自転車企業の集中する、大阪府堺市に研究所を移転することとなった。…
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最近の技研の動き
○オーダーメード研修会の開催 競輪競技の登録自転車業者を対象に平成12年11月27日(大阪)29日(東京)の2会場で実施した。○移動機器等福祉機器の海外調査 科学研究費補助金により車いすを中心とした移動機器等の調査研究を実施した。○技術研究所の資料譲渡について 移転に伴い「展示自転車」「展示車いす」…
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技術研究所の移転について
技術研究所は愛知県犬山市の事業所を平成13年3月末をもって閉鎖し、4月より大阪府堺市に移転の上、開設いたします。
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ISO自転車の国際会議参加報告
2001年12月に、ISO自転車の国際会議(フランス)に参加した内容、DINフレーム疲労試験等を報告
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(2001年)謹賀新年
謹賀新年、21世紀を迎え、皆様のご健勝とご活躍をお祈りいたします。技術研究所も新たな役割を果たすべく邁進いたします。
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自転車産業活性化対策と技術的側面について
自転車産業活性化対策研究会は、今後の我が国における自転車産業の競争力強化と、時代環境の変化に対応すべく、活性化対策について提言をまとめた。それによると、安全で安心な自転車をキーワードとしてとらえ、安価粗悪品の撲滅、消安法に基づく安全マーク指定などが喫緊の課題であるとされた。技術基準のポイントとしては…
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当研究所のデータベース一般無料開放化
当研究所のHP(http://www.jbtc.or.jp)では従来よりデータベースを構築してきたが、この程情報提供政策を見直し、これまでの会員制を廃止したうえで、当研究所で集積した情報を広く一般に開放することとした。当研究所のデータベースは、研究所報告書、関連文献、海外情報、工業所有権情報、図書情…
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「トランスポートビークル」のモニター使用始まる
技術研究所では数年前から「トランスポートビークル」と称する車いすと自転車を合体させた形の乗り物を開発してきた。この度(財)都市緑化技術開発機構の「ユニバーサル施設・用具開発調査業務」に応募し採用され、全国各地の都市公園等で、高齢者や障害者の方々が健常者とともに楽しむための用具として試用されることにな…
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技術研修会を開催
平成12年9月27日、28日の両日、当研究所において「高齢化社会における自転車開発のために」と題し自転車の技術研修会を開催した。第一日目は「人間工学的実験で使う機材、用語、その使用法、及び高齢者の健康維持のための運動処方」について講義及び実習を行った。第二日目は、まず、「技術研究所における自転車開発…
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最近の技研の動き
研究発表講演会を大阪、東京両会場で各々10月17日、10月19日に実施。特別講演として「工学的見地から見たアメリカ自転車事情」ほか、当研究所の研究成果の発表が行われた。9月12日~14日に東京ビッグサイトで開催された第27回国際福祉機器展に出展、トランスポートビークルの展示を行ったほか、各種事業成果…
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自転車試買テスト実施について
平成12年度の自転車試買テストの結果、安全上の問題点、フレーム等の破損状況を説明
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「トランスポートビークル」が公園で使用される
都市緑化技術開発機構のユニバーサル施設・用具開発調査業務にて「トランスポートビークル」が公園に設置し使用される
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内外フレーム用パイプの調査(続報)
前年度に引き続き内外フレーム用パイプについて調査するため、日本製5種類、外国製10種類のパイプを収集し、各種諸元および強度に関する基礎データを収集した。その結果、パイプの寸法、材質、硬さ、引張強度、ろう材との相性およびろう付け加熱条件などそれぞれに一長一短があり、フレーム作りに際して十分パイプの特性…
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高齢者用自転車の試作(第2報)
サドルに跨ったままで停止している場合や、自転車から乗り降りする時には、つま先の着地性を確保して転倒防止を図ると同時に、自転車の走行時にはペダリング効率の良いサドル高さを確保するために、走行中であっても乗員の操作により自由にサドル高さを変更できるシートピラーの付いた自転車を試作した。試作した自転車は高…
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競技用検査機器の改良について(その6)
競輪の公正なレース開催と、選手の安全性を確保するため、競輪場においてレース前の自転車検車業務に使用される各種検車機器の問題点について検討した。特に、前日検査で使用されている回転検査機については、検車業務に携わる検車員の方々の意見を参考にし、軽量かつコンパクト化を図った。今年度までに新型、改良型を合わ…
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フレーム、クランク・アセンブリ、ハンドルバーとステム、バーエンドバーの強度試験(ISO規格)
ISOから提案されているマウンテンバイクの規格のうち、フレーム、クランク・アセンブリ、ハンドルバーとステム、そしてバーエンドバーの疲れ試験などを行った。フレーム疲れ試験では、クロモリ製のMTBが規格案をほぼ満たした。フレームの衝撃試験では、前倒し試験でMTB類形車が規格案を満たした。クランク・アセン…
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シート水平機構を持つ介助型車いすの開発(第2報)
シート水平機構を持つ振り子タイプおよびリンクタイプの介助型車いすは、傾斜路面等の道路環境において、乗員の乗車姿勢を水平に保ちながら安全に走行可能な乗り物として開発した。今年度は、振り子タイプの介助型車いすについて改良を行った。そして、シート水平機構作動時における乗員の安全性、傾斜路面上での介助者の操…
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KEIRINが初めて正式種目として採用され、競輪選手がオリンピックで活躍
2000年シドニー五輪よりKEIRINが正式種目として採用され、競輪選手がオリンピックで活躍。
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ハースキャンペーンがめざす技術
自転車業界初の統一ブランド「ハース」が登場してから2年が経過し、環境適合性の高い自転車というコンセプトをより高める為に、従来の「統一ブランド」から優良自転車への「品質基準適合マーク」へと発展させた。その基準ガイドラインは「錆に強いステンレスやアルミ合金部品あるいは防錆力のある表面処理をした部品や、焼…
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自転車ISO会議での規格動向
平成12年6月26、27日にスウェーデンのマルメ市でWG4会議が開催され、リムの摩耗インジケータ、制動試験、及びサスペンションホークの静的引張試験の3項目について審議された。アルミリムはブレーキのゴムブロックにより摩耗するが、リムの寿命を示す為のインジケータが考案された。また制動試験については乾燥路…
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車いすISOの規格動向
平成12年5月7日から13日までスウェーデンのストックホルムで車いすISO/TC173/SC1会議及びワーキンググループ会議が開催された。日本の対応として電動車いすの電磁両立性に関する取組みが進んだ為関連する資料提供を実施した。またSC1では原案作成作業に電子通信手段の採用が検討されたほか、各ワーキ…
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ISO9000s/14000s認証取得企業紹介:第3回
日進医療器株式会社が福祉業界としてはじめてISO9001の審査登録を取得した。登録番号:JSAQ608 登録日:1999年10月18日 適用規格:ISO9001;1994 JISZ9901;1998 対象範囲:車いす、歩行車、車いす用リフト及びこれら付属品の設計、開発、製造及び付帯サービス。 認証取…
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最近の技研の動き
研究発表講演会開催のお知らせ:平成12年10月17日 大阪、平成12年10月19日 東京、 自転車関連データベースのオープン化:平成12年10月より、従来の会員制を廃止し、データベースを広く一般開放し誰でも利用できるようにした。自転車・福祉機器懇談会「見学講演会」報告:去る6月27日に愛知県工業技術…
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シート水平機構をもつ介助型車いすの開発(第2報)
昨年度試作したシート水平機構をもつ2種類の介助型車いすのうち、振り子タイプについて介助者の操作性、車いす乗車時の安全性対策の向上を施し、新たに提案した。斜面上で車いすを操作する場合、介助者のグリップ位置は斜面の傾斜角度により上下し不安定であるため、介助者のグリップ位置が任意に決められるようにしたほか…
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車いす技術研修会開催技術研修会
平成12年2月15日から17日まで当技術研究所において車いす技術研修会を開催した。今回は「車いすの特性評価」と題し、車いすクッション、車輪に関する講義及び実習を行なった。初日の講義は自転車・車いす業界以外からの参加もあり関心の高さが裏付けられた。2日目からは実習に移り、「シートクッションの物理特性」…
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平成12年度技術研究所の事業概要新年度事業
平成12年度の技術研究所の事業概要を説明。まず自転車等安全性の向上として、自転車及び車いすの国際規格整合化を促進する。次に自転車競技用訓練機器等の開発として、競技者用訓練機器・競技用機材の開発・競技用自転車部品の調査・競輪用自転車部品製造支援の各事業を実施する。更に車いす等製品評価・技術開発として、…
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最近の技研の動き技研の動き
4月1日付けの組織の変更、平成12年度の技術研究所の広報関係事業の年間スケジュール、電話番号の変更について紹介。
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「技研ニュース」から「技術情報速報」へ
従来、技研ニュースは技術研究所の研究成果を中心に各種の技術情報を提供してまいりましたが、今回内容を見直し、幅広く情報をタイムリーにお届するため、新たに「技術情報速報」として発行することになりました。今後も皆様方にご活用してただける「技術情報速報」づくりを目指しますので、よろしくお願いいたします。…
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サドル昇降式自転車の試作高齢者自転車
前年度試作車のうち評価の高かった、走行中にサドル高さを上下できる自転車を異なった方式で2種類試作した。昇降装置の駆動用バッテリーは電動アシスト自転車のバッテリーと兼用とし、また市販車に後付けできる装置とした。一つはボールねじ式でボールねじのナット部分を回転させる方式、もう一つはパンタグラフ式でサドル…
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情報はホームページ(www.jbtc.or.jp)から
技術研究所のホームページは、自転車等の技術的な情報を提供をするホームページとして、yahooにも登録され、毎月1000件ほどのヒット数がある。当ホームページはデータベースの運用と技術研究所の広報周知を行ってきたが、ホームページの全体構成の不具合対策、本部ホームページ(www.jbpi.or.jp)の…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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