自転車フレーム用バテットパイプの単工程による成形を目的とし、併せて端末のR取り加工も可能なパイプ端末特殊成形機を試作して、当初の目的に近い結果を得たが、一部成形パイプに板厚の不均一、外観上のしわ等がみられたので、その原因の検討を行った。その結果、素材パイプの板厚、および外径寸法と金型寸法とに関係があると思われた。そこで今回は、素材パイプの外径（28．6mm）に対し、0公差、プラス公差（＋0．08mm）、マイナス公差（－0．08mm）の3組の金型を準備して実験した。