炭素鋼球の実用性
- 通番
- 1332
- 入力番号
- J00027
- 副題
- 報告者
- (財)自転車技術研究所
- 所属
- 出典
- 旧技研ニュース
- 号・年号・貢
- NO.6 1962-6 P4 DW2
- 発行年月日
- 19620615
- 概要
自転車軸受部の実用性能として、炭素鋼球がクロム鋼球より劣るかどうかを比較研究している。第一番目は連続摩耗試験を行った結果で、虫クイの進行程度は炭素鋼球のほうがやや大である。軸受としての機能上は、クロム鋼球だけよくても役に立たず、玉押しやワンとのバランスが炭素鋼球の方が適しているとも考えられる。第二の問題は、圧砕荷重が少し低いことと、しかもバラッキが大きいのではないかということで、これが自転車の性能にどの程度影響するものかを引き続いて研究中である。普通の用途ならばあまり支障はないかも知れない。
- 入力日
- 19900908
- キーワード
- 炭素鋼球/軸受/摩耗/虫くい
- 画面枚数
- 1
- PDF貢数
- 1
- File
- J00027.pdf