自転車産業振興協会

Japan Bike Show
通番
847
入力番号
C00847
副題
報告者
牧口利貞
所属
東京都立工業奨励館材料部
出典
自転車生産技術
号・年号・貢
NO/44 1958-1 P45-55 DW16TB4
発行年月日
19580131
概要

一般に強度を必要とする鋳物は鋳鋼で造るが、これは溶解および鋳込温度が高く、これがため鋳造がむずかしいので小物の製作は困難である。また鋳造性のよい普通鋳鉄は強度が低いため、とくに衝撃の多い個所には使用できない。したがって強度がありかつ容易に鋳造できるものが自転車の部品に必要であり、これらの要求を満たすべき鋳鉄が白心可鍛鉄である。これは約2世紀前に発明されたもので、当初は手工業的であったが、多くの学者や技術者が研究を重ねて、適当な化学成分や製造過程が究明され、工業的に白心可鍛鋳鉄工業の発展を見た。

入力日
19900505
キーワード
白心可鍛鋳鉄/黒心可鍛鋳鉄/白銑鋳物
画面枚数
11
PDF貢数
11
File
C00847.pdf