自転車産業振興協会

通番
735
入力番号
C00735
副題
報告者
野田一六
所属
名古屋工業大学
出典
自転車生産技術
号・年号・貢
NO.30 1956-11 P26-30 DW14PH5
発行年月日
19561130
概要

鉄鋼材の一般検査法のその三として、今回はX線透過検査法について述べる。最近の無破壊検査法として、もつとも信頼できるものの一つで、溶接および鋳造工業に盛んに応用される。すなわち鋳物にX線を透過させれば、内部における気泡、パイプ、収縮、亀裂、砂または溶滓の混入等が判明し、溶接部の場合いは原金属の境界、気泡、亀裂、異物の存在等逐一観察ができる。しかも経済的で繁雑さがない特長のため、米国ではすでに1933年以来、壁の厚さ108mmまでの高圧タンクの溶接継目は、X線で検査すべきことを規定している。

入力日
19900404
キーワード
鉄鋼材料/X線透過装置/X線検査/非破壊検査
画面枚数
5
PDF貢数
5
File
C00735.pdf