自転車産業振興協会

Japan Bike Show
通番
579
入力番号
C00579
副題
とくに滲炭部品の曲りについて
報告者
恒川喬介
所属
自転車生産技術開放研究室
出典
自転車生産技術
号・年号・貢
NO.15 1955-10 P33-44 DW14TB5
発行年月日
19551031
概要

われわれが金属に熱処理を施す場合の目的は、滲炭、焼入、焼鈍、焼準、焼戻というような組織構造の変化を利用して希望する性質をうることおよび歪取焼鈍、焼戻のごとく、内部応力を調節することである。一般的にいって、加熱冷却という操作は歪をともないやすく、過度の歪は種々の不都合を生ずる。ことに自転車部品の場合には、過度の歪はスムースな回転という本来の機能を妨害するだけでなく、表面耐久限と応力の関係からして、球当り部表面の剥離の直接原因となりうる。本文では熱処理による歪と、歪の軽減法について考察してみる。

入力日
19900302
キーワード
熱処理/浸炭焼入れ/ひずみ
画面枚数
12
PDF貢数
12
File
C00579.pdf