本稿はソ連の雑誌ヴェストニク・マシノストロエニヤ（機械評論）から訳述したもので、大企業一辺倒と考えられていたソ連圏でも、決して中小規模の生産が無視されていないらしいことに意義があると感じたので、ここに紹介する。型打加工されたナット材がホッパーから一個ずつ自動送りされ、タップでメネジ立てされると、タップのつかみをゆるめる一方、チャックの中央を通り抜けるプランジャーが、タップを前に突出す方法で、タップが逆回転して戻らなくてよい方法であり、部品交換で、6、8、10、12、16mmのナットに対応できる。