使用者（８０歳代）が当該製品で走行中、転倒し左脚を負傷した。
調査の結果、○使用者は、急に出てきた人を避けようとして転倒し、左脚を骨折した。○当該製品のアシスト比率は道路交通法の基準値を大幅に上回っていた。○事故発生時の状況が不明であり、アシスト比率と事故発生の因果関係については判断できなかった。○取扱説明書には、「歩道では徐行する。」、「人の飛び出しに注意する。」旨、記載されている。●当該製品が急発進して使用者がバランスを崩し転倒した等の可能性が考えられるが、事故発生時の詳細な状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。