自転車産業振興協会

管理番号
A201900270
事故発生日
平成30年7月16日
報告受理日
令和元年7月16日
製品名
電動アシスト自転車
機種・型式
PM26NLDX
事業者名
ヤマハ発動機株式会社
被害状況
重傷1名
事故内容

使用者(70歳代)が当該製品で走行中、ハンドルがロックし、転倒、右足首を負傷した。
当該製品は、ハンドルがロックされた状態で過大な力が加わると使用者に異常を知らせるためにハンドルロックのケースを意図的に破損させる設計であったが、ケースが破損すると内部のロックレバーの動きをガイドする溝が広がってロックレバーがカムから外れ、振動等でロックレバーが動いて意図せずロックが掛かる危険性に対して、技術的な保護対策が講じられていなかったため、ハンドルロックのケースが破損していた状態で走行した際に突然ハンドルがロックしたものと推定される。 なお、注意喚起冊子には、「ハンドルロックの部品が壊れていないか目視で確認する。」旨、及び「壊れたままでいると、走行中に急にロックがかかることがある。」旨、記載されている。

都道府県
大阪府
公表日
令和1年7月19日
備考
製品起因が疑われる事故
令和元年6月24日からリコールを実施