【A201900518】ブリヂストンサイクル株式会社|電動アシスト自転車
- 管理番号
- A201900518
- 事故発生日
- 平成26年8月14日
- 報告受理日
- 令和元年9月26日
- 製品名
- 電動アシスト自転車
- 機種・型式
- A6D84
- 事業者名
- ブリヂストンサイクル株式会社
- 被害状況
- 重傷1名
- 事故内容
当該製品で走行中、バランスを崩し、転倒、負傷した。
調査の結果、○当該製品で走行中、突然後タイヤが右側に横滑りし、同時にハンドルが左側に取られた瞬間、ハンドルロック部が施錠されたような感じになり、バランスを崩して左側に転倒したとの使用者からの申出内容であった。○事故発生時、雨はやんでいたが、路面はぬれていた。○使用者は、事故発生翌日に当該製品を販売店で修理しているが、その詳細を把握しておらず、事故発生後も当該製品を使用していた。○メインフレームに目立った変形及び破損は認められなかった。○前ホークに打痕及び変形はなく、ホークステムとホーク肩の接続部(玉受け部分)にも変形は認められなかった。○前タイヤに摩耗は認められなかったが、後タイヤは全体的に摩耗し、一部では溝がなくなっていた。○ハンドル(ヘッド部)操作はスムーズで、回旋性に異常は認められなかった。○ハンドルロックのケースは破損しておらず、ハンドルロックの上玉押しに目立った打痕、変形等は認められなかった。○サークルロックは2011年以降の改善品であり、施錠及び開錠動作に異常は認められなかった。○ハンドルロックとサークルロックを連動させるための連動ワイヤーがサークルロック施錠時にハンドルロック内でアウターから突出する部分が切断されており、ハンドルロックとサークルロックが連動していなかったが、切断された時期及び原因は不明であった。○当該製品に乗車し、直進、スラローム、左右旋回、前後ブレーキによる制動等の走行動作を確認した結果、異常は認められなかった。●当該製品に事故につながる異常は認められないが、事故発生時の詳細な状況及び当該製品の状態が不明であることから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
- 都道府県
- 東京都
- 公表日
- 令和1年10月1日
- 備考
- 製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった事故