自転車産業振興協会

Japan Bike Show
管理番号
A201900898
事故発生日
平成30年6月25日
報告受理日
令和1年12月6日
製品名
電動アシスト自転車
機種・型式
BP0D38
事業者名
ブリヂストンサイクル株式会社
被害状況
重傷1名
事故内容

当該製品で走行中、転倒し、左肩を負傷した。
調査の結果、○事故発生の前日に購入した当該製品で走行中に、フレームのメインパイプ下の方から突然「パキッ」と音がし、驚いて下をのぞき込んだ際にハンドルが左に取られてバランスを崩し、転倒したとの使用者からの申出内容であった。○当該製品のフロントの自転車用幼児座席右側面及び右ペダル端部に擦過痕があったが、フレームに目立った変形及び損傷は認められなかった。○左右のハーネス等をヘッドパイプ左右にそれぞれ固定するためのクリップAは組み付けられていたが、シフトワイヤー及びランプハーネスをヘッドパイプ左側に固定するためのクリップBはなくなっていた。○全てのワイヤーをメインパイプ下側に固定するための3か所のクリップC取付部のうち、中央付近にクリップBが組み付けられていたが、後ろ側のクリップCはなくなっていた。○全てのワイヤーはメインパイプから脱落していなかった。○メインパイプ下側の結束バンドを外した状態で、前ブレーキ(キャリパブレーキ)がフレームに接触する限界の位置までハンドルを左右に切り返す動作を50回実施したが、クリップC は外れず、また、ハンドルを左右に切る動作を阻害するような状況は認められなかった。○当該製品で走行したところ、ハンドルがふらついたり、ハンドル旋回が阻害されたりするような状況は認められなかった。●走行中に当該製品からクリップが外れたのを使用者が確認しようとしてハンドル操作が不安定となり、そのまま転倒したものと推定されるが、事故発生時のクリップの組み付け状態及び詳細な状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。

都道府県
不明
公表日
令和1年12月10日
備考
製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった事故