自転車産業振興協会

Japan Bike Show
管理番号
A201900914
事故発生日
平成31年2月13日
報告受理日
令和1年12月10日
製品名
電動アシスト自転車
機種・型式
AF6L60
事業者名
ブリヂストンサイクル株式会社
被害状況
重傷1名
事故内容

当該製品をスタートしようとしたところ、自転車に衝突し、転倒、負傷した。
調査の結果、○当該製品に乗車中、T字路で一時停止して右方向に曲がろうとしたところ、右側から別の自転車が出てきて衝突し、左側に転倒した。○当該製品は、サークルロックを施錠、開錠するとハンドルロックが連動して施錠、開錠される構造であった。○ハンドルロックのケースは破損していなかった。○前輪及び後輪の回転に異常は認められず、前輪、前ホーク及び前泥よけステーに、異物の巻き込みによる損傷及びその痕跡は認められなかった。○ヘッド機構の回転はがたつきがなく円滑で、調整状態に異常は認められなかった。○当該製品で乗車走行を実施した結果、直進走行性及びスラローム走行性に異常はなく、ブレーキによる制動を行っても、左側に転倒する要因は認められなかった。○ハンドルロックとサークルロックの施錠及び開錠操作を行ったところ、かんぬきが完全に戻りきらないものの、ハンドルロックのインジケーター及びハンドルにロックが掛かる動作に異常は認められなかった。○連動ワイヤーのアウター及びインナーともに変形、屈曲等はなく、摺動も円滑であり、施錠及び開錠時における連動ワイヤーの突出量(移動量)も適正であった。○サークルロックは、2010年9月前の旧式品(第4世代)で、連動ワイヤーを装着するスライダーの組み付け状態に異常はなかったが、スライダー内部に汚れが付着しており、事故発生時のスライダーの摺動状態は不明であった。●当該製品は、何らかの要因でバランスを崩したり、ハンドルが突然ロックしてバランスを崩した可能性があるが、事故発生時の詳細な状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。

都道府県
東京都
公表日
令和1年12月13日
備考
製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった事故