自転車産業振興協会

管理番号
A201901050
事故発生日
平成26年7月28日
報告受理日
令和2年1月22日
製品名
電動アシスト自転車
機種・型式
A63L
事業者名
ブリヂストンサイクル株式会社
被害状況
重傷1名
事故内容

使用者(70歳代)が当該製品で走り出そうとしたところ、転倒し、負傷した。
調査の結果、○当該製品に乗車し、歩道で電動アシスト機能をオフにした状態で信号待ちをし、電動アシスト機能オフ状態で発進してすぐにハンドルがふらつき、転倒したとの使用者からの申出内容であった。○ハンドルの回転にがたつきはなく円滑であり、調整状態に異常は認められなかった。○ハンドルロックのケースに破損は認められなかった。○サークルロックの施錠及び開錠を行ったところ、正常にハンドルが施錠及び開錠し、ハンドルロックのインジケーターは正常にその状態を示す表示に切り替わった。○ハンドルロックの内部に異物の介在はなく、カム及びロックレバーは適切に嵌合して
おり、ロックレバーのばねに屈曲等の変形は認められなかった。○ロックレバー、ロックレバーがスライドするガイド部及び上玉押しに破損や変形等は認められなかった。○連動ワイヤーのインナー及びアウターともに変形、屈曲、被覆の損傷等は認められず、施錠及び開錠操作時の突出量は適正であった。○サークルロックのスライダーの摺動及び組付状態に異常は認められなかったが、内部に汚れが付着しており、事故発生時のスライダーの摺動状況は不明であった。○当該製品に乗車し、直進走行、スラローム走行、発進、減速及び停止を行ったところ、転倒する要因は認められなかった。●当該製品に転倒につながる異常は認められなかったが、事故発生時の詳細な状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。

都道府県
千葉県
公表日
令和2年1月24日
備考
製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった事故