自転車産業振興協会

管理番号
A201901112
事故発生日
平成31年4月15日
報告受理日
令和2年2月4日
製品名
電動アシスト自転車
機種・型式
A6D83
事業者名
ブリヂストンサイクル株式会社
被害状況
重傷1名
事故内容

当該製品で走行中、転倒し、胸部を負傷した。
調査の結果、○使用者は、当該製品で自宅近隣を走行中、ブレーキに違和感があり、歩道のフェンス側へ転倒した。また、サークルロックの動きが悪かったため、事故発生以前に販売店にてサークルロック、ハンドルロックのロックレバー及び連動ワイヤーを取り外したとの使用者からの申出内容であった。○前輪及び後輪の回転に異常はなく、前輪、前ホーク及び前泥よけステーに異物の巻き込みによる損傷等の痕跡は認められなかった。○前ブレーキは、制動時に右ブレーキブロックがタイヤと接触する状態であり、右ブレーキブロックに削れたタイヤの付着が認められた。○後ブレーキの組付状態に異常は認められなかった。○メインパイプ下部にあるワイヤー類を束ねるためのクリップが外れており、ワイヤー類にたるみが認められた。○ワイヤー類を束ねるクリップ付近にひもが挟まっており、ひもの端部は引きちぎられたような状態であった。○走行試験を行った結果、前後のブレーキは正常に動作し、ブレーキが意図せず動作する状況は認められなかった。●当該製品で走行中、使用者の衣服や荷物等のひもがワイヤーに挟まったため、バランスを崩し、転倒した可能性が考えられるが、事故発生時の詳細な状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。

都道府県
大阪府
公表日
令和2年2月7日
備考
製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった事故