自転車産業振興協会

管理番号
A201901238
事故発生日
令和2年2月17日
報告受理日
令和2年3月19日
製品名
自転車
機種・型式
事業者名
被害状況
重傷1名
事故内容

当該製品で走行中、前輪がロックし、転倒、左手指を負傷した。
○当該製品は、前ホークが大きく後方に曲がっていた。○下玉押しに、前方からの衝撃などで生じる圧痕が認められた。○前輪のスポークに、変形は認められなかった。○前ブレーキは、ワイヤーのさびが著しく、ワイヤーの動きが悪く、ブレーキ操作がしにくい状態であった。○前輪はがたついていたが、回転はスムーズであり、ハブダイナモの内部にロックした痕跡は認められなかった。○当該製品と同型式品の前ホークを用いて、JIS D 9313-4「自転車-第4部:車体部の試験方法」に基づいて前ホークの各種強度試験を行った結果、基準を満たしていた。●事故発生時の詳細な状況が不明のため事故原因の特定には至らなかったが、当該製品に前輪がロックした痕跡は認められず、前ホークは後方に大きく変形しており、下玉押しには衝突等で前方から大きな力が加わった際に生じる圧痕が認められたことから、事故発生時に何らかの障害物へ衝突したものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。

都道府県
不明
公表日
令和2年3月24日
備考
製品に起因しない事故