当該製品で下り坂を走行中、前輪がロックし、転倒、胸を負傷した。
調査の結果、○当該製品で下り坂を走行中、坂の下から車が来たため慌てて前ブレーキを強く掛けてしまい、前輪がロックし、転倒、胸を負傷した。○使用者は、十数年ぶりの自転車操作で、購入後４回目の乗車で転倒しており、乗車に不慣れで操作ミスをしたとの申出内容であった。○当該製品は、サークルロックを施錠、開錠するとハンドルロックが連動して施錠、開錠される構造であった。○ハンドルロックのケースは、破損していなかった。○当該製品は、確認できなかった。●当該製品は、走行中に急ブレーキを掛けたため前輪に急制動が掛かり転倒したものと推定されるが、当該製品の確認ができず、事故発生時の詳細な使用状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。