シート耐荷重試験
- 試験方法概要
- 車椅子のシートの中央に、質量が20 kg で縦横300 mm×300 mm の大きさの砂袋を置き、その上から更に使用者最大体重が75kgを超え100kg以下のものは2,400 N±72 Nの荷重を、15 mm/min の荷重負荷速度で5~10 秒間加える。荷重を取り除いた後で、左右のバックサポートパイプとアームパイプとの交点の左右間で永久変形量を測定し、更に目視、触感などによって変形の有無を確認する。荷重除去後の永久変形量が3 mm 以下で、附属書D の評価要件を満たさなければならない。
なお、左右のバックサポートパイプとアームパイプとの交点のないものは、基準点から250 mm の高さにおけるバックサポートパイプ間で測定する。
- 図
- 対応規格
- JIS T9201:2016 手動車椅子 5 性能
- 対応車種
- 手動車椅子(自走用・介助用、標準型・座位変換形)