自転車産業振興協会

試験方法概要
以下の試験を行ったとき、シートポストに対するサドルの動き、又はフレームに対するシートポストの動きが生じてはならない。サドル、やぐら調整機構、又はシートポストが破損してはならない。
シートポストをはめ合わせ限界標識の位置でフレームに固定する。サドルの前端部又は後端部のいずれか大きいトルクが固定部に生じる方の端から25 mmの位置に650 N(幼児用自転車は300 N)の力を垂直下向きに1分間加える。次に、この力を取り除いた後、サドルの前端部又は後端部のいずれか大きいトルクが固定部に生じる方の端から25 mmの位置に250 N(幼児用自転車は100 N)の力を水平に1分間加える。負荷ジグは、サドルの表面を傷つけてはならない。
対応規格
JIS D 9301:2019 一般用自転車 5.7.3.1 サドルとシートポストとの固定強度
JIS D 9302:2019 幼児用自転車 5.7.3 サドルとシートポストとの固定強度
BAA自転車安全基準:2019 5.5.3.1 サドルとシートポストとの固定強度
自転車のSG基準:2013 17.サドルの性能 (1),(2)
対応車種
一般用自転車(シティ車、スポーティ車、MTB類形車、子供車、小径車、実用車)、幼児用自転車
試験・検査の概要 お申し込みはこちら