自転車産業振興協会

試験方法概要
下図のように前ホークを保持し、前ホークつめに負荷ジグを取り付ける。
負荷ジグに100 Nの静的な初期力を、自転車走行方向の前方から後方に向かってステム軸に対して垂直に負荷する。ばらつきの無いたわみ測定値が得られるまで、この力の負荷と解除を繰り返し、この位置をたわみ測定値のゼロ位置とする。1,000 N(レーシングバイクは1,200 N、マウンテンバイクは1,500 N)になるまで力を増加させ、この力を1分間保持し、その後100 Nに力を戻して永久変形量を測定する。
試験後、前ホークのいかなる部分にも目に見える亀裂又は折損がなく、かつ前ホークの永久変形量が10 mm以下でなければならない。
対応規格
JIS D 9301:2019 一般用自転車 5.4.2.4 前ホークの曲げ強度
BAA自転車安全基準:2019 5.6.3.4 前ホークの曲げ強度
対応車種
一般用自転車(シティ車、スポーティ車、MTB類形車、子供車、小径車、実用車)
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