ブレーキ取付部の疲労強度試験
- 試験方法概要
- ハブブレーキ又はディスクブレーキと一緒に使用する前ホークは、以下の試験を行ったとき、前ホークのいかなる部分にも亀裂又は折損がなく、かつ、サスペンションホークの場合はいかなる部分にも分離が生じてはならない。
下図に示すように、固定具に前ホークを取り付け、標準ヘッド部品で保持する。前ホークにハブ軸を装着し、下図に示すように長さL (タイヤ半径に相当)のトルクアーム及び適切なブレーキ取付点をもつピボット付きアダプタをハブ軸に取り付ける。
ホークステム軸に対し垂直な600 Nの後方への動的な繰り返し力を、トルクアームの端部に12,000回(マウンテンバイクも12,000回、レーシングバイクは20,000回)負荷する。
- 図
- 対応規格
- JIS D 9301:2019 一般用自転車 5.4.2.7.2.2 ブレーキ取付部の疲労強度
BAA自転車安全基準:2019 5.6.3.7.2 ブレーキ取付け部の疲労強度
- 対応車種
- 一般用自転車(シティ車、スポーティ車、MTB類形車、子供車、小径車、実用車)