駆動システムの強度試験(チェーン駆動)
- 試験方法概要
- 左クランクを前進水平位置にして,左ペダルの中心に1,500 N(幼児車は700 N) の力を左クランクに対して垂直下方に1分間加える。
なお,試験中,フリーホイールの組付け状態及び駆動機構の伸び,たわみなどによって,クランクが30°以上回転したときは,水平又は水平より上の適切な位置に戻して試験を続ける。左クランクの試験終了後,右クランクについても同様の試験を行う。
試験後,駆動系統の各部に著しい変形及び折損がなく,駆動機能が失われてはならない。
- 図
- 対応規格
- JIS D 9301:2019 一般用自転車 5.6.3 駆動システムの強度 a) チェーン駆動
JIS D 9302:2019 幼児用自転車 5.6.3 駆動システムの強度
BAA自転車安全基準:2019 5.8.3 駆動システムの強度
自転車のSG基準:2013 13.駆動部の静的強度
- 対応車種
- 一般用自転車(シティ車、スポーティ車、MTB類形車、子供車、小径車、実用車)、幼児用自転車