自転車産業振興協会

試験方法概要
電動アシスト自転車の一充電当たりの走行距離を,シャーシダイナモメータを用いた人こぎ入力によって測定します。
         標準パターンの走行条件
  順番  走行路   勾配(°)  速度(km/h)  距離(km)  変速段
   1   平たん路    0       15        1     最大の変速段
   2   上り坂     4       10        1     a)
   3   平たん路    0       15        1     最大の変速段
   4   下り坂     4       20        1     最大の変速段
a)上り坂の変速段は,最大変速段が奇数の場合,最大変速段数を2 で除した数字を切り上げた整数の段とする。最大変速段が偶数の場合,最大変速段数を2 で除した数字に1 を加えた整数の段とする。最大変速段数が2 の場合は下の段とする。
         登坂連続パターンの走行条件
  順番  走行路   勾配(°)  速度(km/h)  距離(km)  変速段順番
   1   上り坂     4       10        1      a)
シャーシダイナモメータ上でパターン走行を行って消費電池容量を測定し,その時測定した電流波形を
用いてパターン放電装置で電池容量を測定し走行距離を求める方法と、シャーシダイナモメータ上でのパターン走行時の消費電力量及び電子負荷装置を使って測定した満充電からの電池電力量によって走行距離を求める方法があります。
対応規格
JIS D9115:2018(電動アシスト自転車)附属書D 一充電当たりの走行距離の測定・表示方法
対応車種
電動アシスト自転車
備考
その他、任意の走行パターンで測定可能
仕様
ローラの直径:530mm、慣性補償範囲:75kg~112.5kg、最高速度:45km/h、最大ロードロード:360N、ホイールベース:900mm~1900mm、車輪径の呼び:16~29、最大タイヤ幅:100mm
試験・検査の概要 お申し込みはこちら