自転車産業振興協会

試験方法概要
シティ車用のリヤキャリヤ及びフレームは、以下の試験を行ったとき、リヤキャリヤ及びフレームのたわみ量が25 mm以下でなければならない。
なお、積載質量はリヤキャリヤの最大積載質量又はフレームが許容する積載質量のいずれか大きい方で試験する。
リヤキャリヤ及びフレームを、下図のように前後車輪の接地点が水平になるような姿勢に前後ハブ軸で固定する。リヤキャリヤの後部から50 mmの位置にリヤキャリヤの最大積載質量と同等の力(例えば、クラス27のものは27×10=270 N)を、キャリヤプラットホームの側部に1分間加える。力を取り除いてたわみ量の基準点とし、再びリヤキャリヤの最大積載質量と同等の力を1分間加えたときの力点のたわみ量を測定する。
対応規格
JIS D 9301:2019 一般用自転車 5.10.2 リヤキャリヤ及びフレームの取付強度
BAA自転車安全基準:2019 5.11.2 リヤキャリヤ及びフレームの取付強度
対応車種
一般用自転車(シティ車)
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