直進走行性試験
- 試験方法概要
- 下図 に示すように、走行路面上に直線(測定基準線)を1 本引き、ダミーを載せた車椅子の一方の駆動輪又は主輪をその線の上に置き、反対側の駆動輪又は主輪及び両方のキャスタをその直線に平行に置く。このとき、左右の車輪の空気圧が均一であることを確認する。停止させた車椅子から手を離し、車椅子を自然に前進させる。車椅子が斜面を1,800 mm 下ったところで、測定基準線から駆動輪又は主輪の路面接地中心点までの距離を偏位量として測定する。この測定を10 回行い、平均値を求めたとき、偏位量の平均値は130 mm以下とする。
- 図
- 対応規格
- JIS T9201:2016 手動車椅子 5 性能
- 対応車種
- 手動車椅子(自走用・介助用、標準型・座位変換形)