自転車産業振興協会

Japan Bike Show
管理番号
A201400192
事故発生日
平成26年6月25日
報告受理日
平成26年7月1日
製品名
自転車
機種・型式
事業者名
被害状況
重傷1名
事故内容

当該製品で下り坂を走行中、ブレーキをかけたが歩道の縁石に衝突し、転倒、負傷した。
○緩い下り坂で緩いカーブになっている舗装路(車道)で、ブレーキを掛けたが止まらず、カーブ出口付近でカーブ内側の歩道の縁石に衝突して転倒した。○当該製品は、前輪泥よけや前かご等が変形していたが、ブレーキ部品に変形等の異常は認められなかった。○当該製品は、後ブレーキワイヤーに緩みがあり、JIS規格に準じて制動距離を測定した結果、制動距離は基準値を超えていたが、後ブレーキワイヤーの緩みを調整すると、制動距離は基準値以内になった。○当該製品は、3か月前に購入してから一度も販売店で点検を受けていなかった。●詳細な使用状況が不明のため事故原因の特定には至らなかったが、ブレーキ部品に変形等の異常は認められないことから、後ブレーキワイヤーが初期伸びや調整不良によって緩みがあったため、後ブレーキの制動力が低下し、制動距離が伸びて事故に至った可能性が考えられ、製品に起因しない事故と推定される。 なお、取扱説明書には、「購入初期は、ねじのなじみなどの影響でゆるみなどが生じやすいため、購入後2か月以内に初期点検を受ける」旨、記載されている。

都道府県
宮城県
公表日
平成26年7月4日
備考
製品に起因しない事故