自転車産業振興協会

Japan Bike Show
管理番号
A201800275
事故発生日
平成30年7月
報告受理日
平成30年8月8日
製品名
自転車
機種・型式
事業者名
被害状況
重傷1名
事故内容

当該製品で走行中、上パイプ及び下パイプが破断し、転倒、負傷した。
○使用者は、当該製品で走行中、車道から歩道への2~3cmの段差を乗り上げたときに、フレームの上下パイプが破断して転倒し、負傷した。○玉押しにベアリングの打痕が、下パイプの下部にへこみと打痕が認められた。○上下パイプの破断面全体に、延性破壊を示すディンプルが認められた。○下パイプの下部左端付近に、破断面同士が繰り返し擦れ合うことでできる線状の様相が認められた。○上パイプ及び下パイプ下部の厚さは、設計値を満たしていた。○上下パイプの破断部付近の硬さから算出した引張強さは、JIS D 9301「一般用自転車」を満たしていた。●詳細な使用状況が不明のため事故原因の特定には至らなかったが、当該製品の上下パイプの厚さ及び引張強さに破断に至る異常は認められないことから、事故発生以前にフレームに過大な衝撃が加わったために、下パイプ下部に亀裂が発生し、その後の継続使用により、事故に至ったものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。

都道府県
東京都
公表日
令和02年3月31日
備考
製品に起因しない事故