自転車産業振興協会

Japan Bike Show
管理番号
A201900443
事故発生日
平成31年1月9日
報告受理日
令和元年9月4日
製品名
電動アシスト自転車
機種・型式
A6L39
事業者名
ブリヂストンサイクル株式会社
被害状況
重傷1名
事故内容

使用者(70歳代)が当該製品で上り坂を走行中、ハンドルがロックし、転倒、右肩を負傷した。
調査の結果、当該製品は、サークルロックを施錠、開錠するとハンドルロックが連動して施錠、開錠される構造であるが、サークルロックを開錠した際にかんぬきが後輪の回転に支障ない位置へ戻っても、サークルロック内部のスライダーや連動ワイヤーに異常が生じているとハンドルロック内部のロックレバーが正常な位置に戻らなくなることがあり、走行時のハンドル操作等でロックレバーが上玉押しと干渉してハンドルが突然ロックしたものと推定される。
なお、取扱説明書には、「インジケーターが青であること。」、「かんぬきが完全に戻っていることを確認する。」旨、記載されており、使用者がかんぬきが完全に戻っていることを確認せずに走行したことも事故発生に影響したものと考えられる。

都道府県
東京都
公表日
令和4年1月21日
備考
製品起因が疑われる事故
令和元年6月24日からリコールを実施