自転車産業振興協会

Japan Bike Show
管理番号
A201900546
事故発生日
平成29年5月
報告受理日
令和元年10月3日
製品名
電動アシスト自転車
機種・型式
PM26NLSP
事業者名
ヤマハ発動機株式会社
被害状況
重傷1名
事故内容

当該製品で走行中、ハンドルがロックし、転倒、負傷した。
調査の結果、○当該製品は、ハンドルロック及びサークルロックが装備され、サークルロックを施錠、開錠するとハンドルロックが連動して施錠、開錠される構造であった。○販売会社がリコール対応で使用者宅を訪問した際に動作確認したところ、ハンドルロックのケースに割れはなく、ハンドルロックの作動に異常は認められなかったが、ハンドルロックのインジケーターは開錠時に赤青混合表示となっていた。○当該製品のハンドルロック部品は販売会社によって廃棄され、車体は使用者が継続使用しているため、確認できなかった。○連動ワイヤーの動きは良好で、折れや曲がり等なく正常に機能していた。○サークルロック内部に異常は認められなかった。○製造事業者は、サークルロックのかんぬきが後輪の回転可能な状態まで開錠されても、サークルロック内のスライダーの動きが悪かったり、連動ワイヤーに押しつぶされた箇所があったりすると、ハンドルロックは内部のロックレバーが正常な位置まで戻らず開錠されない場合があるとして2010年9月に設計変更を実施しているが、当該製品は対策前のサークルロックであった。●当該製品は事故発生時の状態が維持されておらず、当該製品及び事故発生時の詳細な状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。

都道府県
東京都
公表日
令和1年10月8日
備考
製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった事故