【A201900662】電動アシスト自転車
- 管理番号
- A201900662
- 事故発生日
- 平成27年5月4日
- 報告受理日
- 令和1年10月21日
- 製品名
- 電動アシスト自転車
- 機種・型式
- A4L60
- 事業者名
- ブリヂストンサイクル株式会社
- 被害状況
- 重傷1名
- 事故内容
当該製品で走り出そうとしたところ、転倒し、左肩を負傷した。
調査の結果、○使用者は、交差点で当該製品をこぎ出したときに転倒した。○事故発生後にハンドルロック内部のロックレバーが取り外されており、ハンドルロックの施錠機構が機能しない状態であったため、作動状況を確認できなかった。○前ホーク及び前泥よけステーに異物の巻き込みによる損傷や痕跡は認められなかった。○後輪スポークに屈曲したような変形があり、当該箇所はサークルロックのかんぬきと当たる位置にあり、かんぬき表面に顕著な打痕が認められた。○当該製品で走行したところ、直進走行及びスラローム走行性に異常はなく、発進時及び減速時に転倒につながるような要因は認められなかった。○当該製品のハンドルロックに新品同型のロックレバーを再装着して施錠及び開錠操作を実施したところ、ハンドルロック及びサークルロックの作動に異常は認められなかった。○ハンドルロックとサークルロックを連動させる連動ワイヤーの施錠及び開錠時の出代(移動量)寸法は適正であり、アウター及びインナーに変形や屈曲は認められず、インナーの摺動も円滑であった。○サークルロックのスライダーの組付状態に異常はなく、スライダー内部に異物等の介在は認められなかったが、事故発生時の摺動状況は不明であった。●当該製品に転倒につながる異常は認められなかったが、事故発生時の詳細な状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
- 都道府県
- 大阪府
- 公表日
- 令和1年10月25日
- 備考
- 製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった事故