自転車産業振興協会

Japan Bike Show
管理番号
A201900684
事故発生日
平成24年12月10日
報告受理日
令和1年10月25日
製品名
電動アシスト自転車
機種・型式
HY6L62
事業者名
ブリヂストンサイクル株式会社
被害状況
重傷1名
事故内容

当該製品で走行中、シートポストが破損し、転倒、負傷した。
調査の結果、○当該製品のシートポストの固定ボルトは、谷径部を起点に破断していた。○破断した固定ボルトを破面解析した結果、進行方向にラチェットマーク(起点)があり、断面の約3分の1に疲労破壊の痕跡が認められた。○シートポストのサドル固定部及び下部サドルクランプのセレーション(ギザギザ山部分)が潰れていた。○下部サドルクランプのボルト穴の後側に固定ボルトと強く接触した圧痕があり、サドル調整の限界角度(先端部が前上がり)になっていた痕跡が認められた。また、サドル舟線の一番前までやぐらとの擦れ痕があり、サドルがずれ動き、後端位置でサドルが固定されていた痕跡が認められた。○サドル組み付け状態を再現した結果、約8度の傾きがあった。●当該製品は、事故発生以前からシートポストの固定ボルトが緩んでいたため、固定ボルトに繰り返し荷重が加わり、固定ボルトが破断したものと推定されるが、ボルトが緩んだ時期及び原因が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。

都道府県
東京都
公表日
令和1年10月29日
備考
製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった事故