【A201900796】電動アシスト自転車
- 管理番号
- A201900796
- 事故発生日
- 令和1年7月22日
- 報告受理日
- 令和1年11月12日
- 製品名
- 電動アシスト自転車
- 機種・型式
- ALL60
- 事業者名
- ブリヂストンサイクル株式会社
- 被害状況
- 重傷1名
- 事故内容
当該製品で走行中、ハンドルがロックし、転倒、負傷した。
調査の結果、○当該製品で走行中、T字路を右折しようとしたところ、ハンドルがロックし、右側に転倒した。○当該製品は、ワイヤー類を固定する樹脂固定具の外れにより、ワイヤー類にたるみが生じていたが、ハンドル操作時に引っ掛かりが生じてハンドルがロックすることはなかった。○前輪、前ホーク及び前泥よけに異物を巻き込んだ痕跡は認められなかった。○ハンドルロックのケースに破損は認められなかった。○サークルロックの施錠及び開錠操作において、ハンドルロックは正常に作動した。○ハンドルロック及びサークルロックの連動ワイヤーに変形等の異常はなく、施錠及び開錠時の連動ワイヤーの出代寸法は適正であった。○サークルロックは2011年以前の旧式品で、内部に汚れが付着しており、事故発生時のスライダーの摺動状態は不明であった。●当該製品は、サークルロックを施錠、開錠するとハンドルロックが連動して施錠、開錠される構造であるが、サークルロックを開錠した際にかんぬきが後輪の回転に支障ない位置へ戻っても、サークルロック内部のスライダーや連動ワイヤーに異常が生じているとハンドルロック内部のロックレバーが正常な位置に戻らなくなることがあり、走行時のハンドル操作等でロックレバーが上玉押しと干渉してハンドルが突然ロックする可能性があるが、当該製品及び事故発生時の詳細な状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
- 都道府県
- 東京都
- 公表日
- 令和1年11月15日
- 備考
- 製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった事故