当該製品で走行中、フレームが破断し、転倒、負傷した。
調査の結果、○当該製品は、本体フレームの折り畳みヒンジ前側溶接部が破断していた。○ 破面を観察した結果、周方向に１／４周にわたり黒く変色していたが、起点部付近の詳細な観察ができなかった。○ヘッドパイプの下わんの一部に鋼球による圧痕が認められた。●当該製品は、折り畳みヒンジ部に亀裂が入り、使用による繰り返し荷重により徐々に亀裂が進展して破断に至ったものと推定されるが、亀裂が発生した時期及び原因並びに事故発生以前の使用状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。