オレオ緩衝装置のメタルの摩耗
- 通番
- 788
- 入力番号
- C00788
- 副題
- 報告者
- 吉田亨 安藤芳郎
- 所属
- 名古屋市工業研究所
- 出典
- 自転車生産技術
- 号・年号・貢
- NO.37 1957-6 P25-30 DW12TB4PH9
- 発行年月日
- 19570630
- 概要
オレオ緩衝器に関する摩耗試験機を試作し、実際に近い条件で試験した結果、高価な銅合金メタルよりも鋳鉄メタルのほうが高い耐摩耗性をもっていることがわかった。ただし鋳鉄メタルはシリンダーを摩耗させる欠点があるが、これも鋳鉄メタルを熱処理して適当な硬度とすれば防止できる。実走試験の成績も良好であった。オレオでは単純な滑り摩擦のための初期摩耗、すなわちナジミは重要視する必要がないから、銅合金メタルを用いても意味なく、むしろ土砂の侵入が多い点で、鋳鉄のほうが適切なわけとなる。
- 入力日
- 19900418
- キーワード
- オレオ緩衝装置/軸受/摩耗
- 画面枚数
- 6
- PDF貢数
- 6
- File
- C00788.pdf