スポーツ自転車整備士検定

スポーツ自転車を取り扱うすべてのメカニックに、確かな技術力の称号を

スポーツ自転車整備士検定 スポーツバイクメカニック

SBMとは

スポーツ自転車を愛する全ての方が安全で楽しい自転車ライフをおくれるよう、2006年から自転車販売店メカニックの技術向上を目的とした“SBM講座”、またその技術力の証明として“SBM検定”を自転車産業振興協会が主宰。延べ2,000人以上の方が受講し、自転車販売店の整備力底上げに寄与してきました。
しかしまだまだ一般の方々への認知度は低く、また機材の進化に伴い多様化する講習体系システムが、受講者にとって分かりづらいとの声がありました。
そこで今回、17年続いた従来のシステムから大規模な改修を行い、業界内外の皆様に分かりやすく親しみやすい名称・実施体制に変更することとなりました。
しかし講座の名称や体制が変わっても、SBMの基本理念である“安全な自転車を提供できるメカニックの育成”という、一貫した信念は何一つ変わっておりません。
日本のスポーツ自転車文化振興と産業発展を支えるメカニックの技術力向上に、新しく生まれ変わったSBMがその一翼を担えれば幸いです。

2023年10月より、
SBMの実施体制はリニューアルします。

“スポーツ自転車整備士”資格の新設
今回新たに、“スポーツ自転車整備士”という資格を設けました。
この資格は2級・1級の2段階制で、受験者の経験・技能レベルに応じて選択することができます。
従来のSBM検定は1級スポーツ自転車整備士検定に相当し、現在SBM認定メカニックの資格をお持ちの方は、自動的に1級スポーツ自転車整備士に移行されます。各検定にはそれぞれ“養成講座”が設けられており、検定の実技試験に準じた講座を受講することができます。
“SBM+(プラス)”の開設
近年、急速に需要拡大している“電動アシスト自転車”に関する法令、規制、規格、店舗での取り扱い方法からトラブルシューティングまで網羅した「電動アシスト自転車整備士検定」、また文字通りメカニックのプラスαとなる様々な整備技術や店舗経営について学べる「スキルアップ講座」を第一弾としてラインナップ。今後も市場ニーズに即した検定や講座を順次開設していく予定です。

SBM認定講師

  • 永井 隆正
    SBM認定講師 No.002
    永井 隆正(ナガイ タカマサ)
    所属:KOOWHO
    私はSBM立ち上げの2003年頃より関わっています。 当時、国内でスポーツ自転車利用者が急増し始めの中で、様々な整備事例に対応できる技術を持ったメカニックが圧倒的に不足していました。
    安全な自転車をお客様に提供できる環境を作るため、また活動を通じて販売店同士の繋がりを広げるため、“SBM”の看板を最大限活用しながら活動してきました。
    自転車は気軽に乗れる半面、使い方を誤ると誰もが被害者にも加害者にもなり得る乗り物です。
    SBMを通じて整備技術力の向上を図り、一緒に誰もが安心してスポーツ自転車を楽しめる環境を作っていきましょう。

    私はSBM立ち上げの2003年頃より関わっています。 当時、国内でスポーツ自転車利用者が急増し始めの中で、様々な整備事例に対応できる技術を持ったメカニックが圧倒的に不足していました。
    安全な自転車をお客様に提供できる環境を作るため、また活動を通じて販売店同士の繋がりを広げるため、“SBM”の看板を最大限活用しながら活動してきました。
    自転車は気軽に乗れる半面、使い方を誤ると誰もが被害者にも加害者にもなり得る乗り物です。
    SBMを通じて整備技術力の向上を図り、一緒に誰もが安心してスポーツ自転車を楽しめる環境を作っていきましょう。

  • 河村 憲一郎
    SBM認定講師 No.017
    河村 憲一郎(カワムラ ケンイチロウ)
    所属:BikeWorks回転木馬
    元々は受講生として2008年にSBM講座を受けたことが始まりです。
    それまで自転車業界にはシステム化された教育体系がほとんどない状態で、自分の作業が正しいのか間違っているのか分からず悩んでいました。そんな中でSBM講座で同業者の講師や受講生の作業を見て触れることで、自身の技術力の再確認・再発見の良い機会になりました。私は、同じような境遇の方に、SBMを通じて業界での自身の“立ち位置”を再確認することを、強くお勧めします。
    自転車を販売する、整備するということは、お客様の命を預かるという事です。そして私は現在、SBMで講師という立場にいますが、皆様と同じ一業界人としての仲間でもあり、教室を一歩離れれば講師も受講生も全く対等です。業界の大先輩から入ったばかりの方まで、SBMを通じてお客様に安全な自転車を提供するため、一緒に学んでいきましょう。

    元々は受講生として2008年にSBM講座を受けたことが始まりです。
    それまで自転車業界にはシステム化された教育体系がほとんどない状態で、自分の作業が正しいのか間違っているのか分からず悩んでいました。そんな中でSBM講座で同業者の講師や受講生の作業を見て触れることで、自身の技術力の再確認・再発見の良い機会になりました。私は、同じような境遇の方に、SBMを通じて業界での自身の“立ち位置”を再確認することを、強くお勧めします。
    自転車を販売する、整備するということは、お客様の命を預かるという事です。そして私は現在、SBMで講師という立場にいますが、皆様と同じ一業界人としての仲間でもあり、教室を一歩離れれば講師も受講生も全く対等です。業界の大先輩から入ったばかりの方まで、SBMを通じてお客様に安全な自転車を提供するため、一緒に学んでいきましょう。

合格者インタビュー

  • 家子 勇人
    家子 勇人 (イエコ ユウト)
    所属:ダイシャリン 池袋店
    ※第5回SBM養成講座合格者
    • Q検定・講座を受けていかがでしたか?

      A実際に講座を受けて、ロードに強い人やMTBに強い人など、様々な特徴を持った方がいて、大いに影響を受けました。
      また講師には業界の“重鎮”と呼ばれる方もいるため、その方々と交流を持てたことはSBMを受講しなければ実現しなかったと 思います。

    • Q合格後に何か変化はありましたか?

      A 講師の方々から色々な話(特にケミカルの使い方等)を聞けたことで、これまでより丁寧な仕事を心掛けるようになり、お客様への対応も受講前と比べて随分と変わったように思います。

  • 高橋 巧
    高橋 巧 (タカハシ タクミ)
    所属:タカハシサイクル
    ※第2回SBM養成講座合格者
    • QなぜSBM(現・1級スポーツバイク自転車整備士)を取得しようと思ったのですか?

      A私は自転車屋の3代目になりますが、SBM講座を受ける前までは我流に近い形で技術力を磨いてきました。
      自分のメカニックとしての技量がどの程度のレベルにあるのか客観的に知りたく、
      技術力の“棚卸”が出来ればと思い応募しました。

    • Q実際に受けてみていかがでしたか?

      ASBMを通じて、自分の技術の裏打ちができたことで、自信もってお客様へ対応をすることができるようになりました。
      また、メカニック仲間や講師の方など、縦横の関係性ができたことは今につながる大きな財産となりました。

\バイチャリ YouTube店様にて
紹介いただきました/

よくある質問

スポーツ自転車整備士検定について

  • Q新設された2級スポーツ自転車整備士検定って、どんな試験ですか?

    Aメーカーから販売店に納車されたスポーツ自転車を、お客様に安全な状態で納車する“調整作業”について確認する試験となります。
    所謂「九分組み」を実施していただき、その手順とポイントを確認できているかを問います。実技試験のみとなります。

  • Qスポーツ自転車整備士はどのような方が対象となりますか?

    A自転車関連事業に従事している方と、認定校に所属する生徒が対象となります。

  • Q2023年9月以前に取得した、SBM認定メカニックはどのようになりますか。

    A1級スポーツ自転車整備士に置き換わります。

  • Q試験の難易度はどの程度ですか?

    A2級は「九分組み」に必要な調整能力が問われるため、スポーツ自転車の販売に携わり、多少の経験があるメカニックであれば十分に合格可能な内容となって おります。1級はこれまでのSBM検定と同等レベルの総合的な整備能力が問われる試験です。スポーツ自転車の組立・修理経験を積んだメカニックで、常にお客様に安全な自転車を提供できるレベルにあれば、十分に取得可能な内容となっております。